今日、仕事で神保町歩いていたら、
 「たぬ」を見つけましたよ。 
 時間があったらちょっと寄りたかったんだけど、
 ダメでした。
 水道橋店かな。
 行きたかったなー。
 次回!

 ことし、いろんなところ行きたい。
 渋谷のジパング、チャイナ。
 池袋のれっず。
 新宿はたくさんありすぎて困る。
 「萌はうす」と「ポン」は今月にでも行きたい。
 全国の「さん」を回るのもいいな。

 地元で打とうと今夜は思っていたんだけど、
 仕事に縛られてて。 

 女流プロの方は、
 いっつもいろんなお店飛び回ってて、
 本当にえらいなーと思いますね。

 自らの価値を高めるために、
 苦労を惜しまない。
 尊敬します。
 
 僕はいろんな媒体で麻雀のことを書くとき、
 常に男性プロ<女流プロという論調になります。

 男性プロの努力を知らないわけではないし、
 彼らの存在なくして今の僕の人生はないのですが、
 プロの価値を世間に示しているのは、
 現代では、女流に軍配が上がると感じている。

 僕の願うこと。

 男性プロのスゴさを、もっと知ってほしい。
 世間的に名前が出ていなくても、 
 必死にプロの矜持を守り続けるかっこいい男が、
 東京にはゴロゴロしているんだ。

 そういう人たちをもっと、
 麻雀ファンに知ってもらいたい。

 僕が麻雀のためのブログを書きはじめたのは、
 実はそんな思いもあるのですね。

 僕が最初に会った、競技プロは、
 ミューの藤原健ツアープロ。
 僕の大好きな人。
 最近さっぱり会っていませんが。
 打ち続けていればいずれ会えるでしょう。
 
 藤原さんは、
 麻雀は自分と戦うゲームであることを、
 麻雀は100人いたら100通りの打ち方があることを、
 そしてその素晴らしさ、奥深さを、
 相手を認め、ときに耐え忍び、
 自分を表現する喜びを、 
 僕に教えてくれた人です。
  
 彼がいなければ、
 今僕は麻雀なんて打ってない。
 そして、そう考えるとゾっとする。
 麻雀と、それに携わる人に
 助けられたことがあまりにも多すぎて、 
 想像するのが怖いくらい。

 世にいる麻雀プロは、
 すべて、自分の発言が、
 そして打牌が、
 1000年後も残ると意識して、
 生きてほしい。

 それだけの価値が、
 自分たちにはあると、
 信じてほしい。

 そうする先に、 
 プロの矜持があり、
 それについていくファンがいる。

 あなたたちには、
 この文化を次世代につなぐ義務があるんですよ。
 
 自分の腕を試したいとか、 
 誰かより強くなりたいとか、
 そういう個人的なものも大事。
 けれど、
 それのみを第一義とし続けるのは、
 あまりに寂しいじゃないか。
 
 136個の長方形を、
 あなたは数十億の光の世界にして、
 世界に発信するんだ。

 その気概がないのなら、
 安易にプロなどと名乗らないで。
 他の業界に失礼極まりない。

 
 僕は師匠に、 
 僕を支えてくれた全ての打ち手に、
 麻雀を打ち続けることで
 幸せになってほしい。
 僕が今、その形を自分なりに探しているように。




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プロライター浅倉の最前線


 懐かしい仲間とお店で再開って、 
 うれしいですよね。


 お前何してたんだよー。
 まだ麻雀なんかやってんのかよー。
 仕事なにしてんだ?
 あの女とはどうなった?


 軽口叩きながらも、
 つたない点棒のやりとりが楽しくてしょうがない。
 
 疎遠になっていたお店に足を運んだり、
 SNSを通したりして、
 旧友に会う機会が増えています。
 
 仕事に忙殺され、
 仲間とずっと会っていなかった年月を、
 悔やむことはない。

 僕はこの数年があったから、
 前よりも麻雀が好きになれたし、
 それに立ち向かう時間は増えた。
 (さいきんはまた減ってますが)
 
 先日、調布のお店。
 過去にさんざん打ち交わした仲間、渡辺に再会。
 世の中の同性がほとんどそうなるように、
 彼もまたナベと呼ばれていた。


 やはり牌の中で人生を送っていたモノ。
 年は重ねても、芯は変わっていない。
 ちょっと牌のめぐりの話をすれば、
 すぐにあの頃に戻れる。

 ナベに会って、最初に僕は、

 そんなことを思った。
 
 ナベは自らの麻雀を、
 手なり最速麻雀と称している。
 
 難しいことはやらない。
 とにかく早くアガる。
 仕掛けが多いし、打点が低くても、
 好形なら手変わりを待たずにリーチを打つ。


 彼とは東風の台で打っていたから、
 その打ち方は刹那的に見えて、
 理にかなっている部分も多かった。


 たとえばこんな手。


 東一局北家
 1234667788中南南  ドラ1


 5順目、カミから3切りでリーチがかかる。
 彼はためらうことなくこれをペンチャンで食う。


 あまった字牌を打ち出して3900のテンパイ。

 じっくりいけばハネ満、倍満まで見える破壊力より、
 スピードという利点を優先する。


 幾度となく、
 「これは自分には鳴けない」
 と思える手を見てきました。


 そんな彼も、大手メーカーの開発として、 
 今はそれなりに地位も高い。


 ナベと数年ぶりに打ち交わす。

 当時と同じ、東風の祝儀アリ、アリアリ。
 彼は最近、めったに麻雀をすることもなく、 
 時折、接待麻雀を打つくらいだという。
 
 東京唯一の国立総合大学を出た彼は、
 接待する側ではなく、される側。


 取引先との麻雀は、
 勝負って感じは全然ないから、 
 面白くはないよ。


 そんな風に彼はつぶやいた。
 
 ブランクはあっても、
 ほとんど長考のない彼。
 たんたんと局が進む。


 軽口を叩きながら2ゲームほど進んで、
 なんとなく思ったことがあった。


 ナベは鳴きをほとんど入れていない。
 リーチも打たない。
 終局まぎわ、形テンを入れるための叩きはあっても、
 彼の持ち味だった、
 アガリに向かう仕掛けや、

 切れ味の鋭いリーチがない。
  
 彼がおとなしくしている分、
 僕やまわりの人間は、
 自由に攻めることができた。
 アガりも放銃もなく、
 続けて空気のようなラスを引き、ナベは頭をかく。


 3ゲーム目。

 字牌を初手から並べ、
 6順目にはじめての中張牌である7を手出し。

 それから幾度となくツモ切りを繰り返し、
 三段目も真中に近づいたころ、 
 ナベは静かに手牌から抜いた七を横にして、
 その日初めてのリーチを打った。
 

 4度、ツモ牌を力なく河に置き、
 流局。


 開かれた手は、
 四六456666④⑤(赤)⑥西西 
 
 彼と打って、こんな光景、
 久しぶりに見るなと思った。
 
 祝儀のある台で、

 一段目に入った役ナシの両面を曲げない。
 
 即リーはないのか。
 誰に言うでもなく所感を述べた僕に、
 ナベは笑って言った。


 毎日忙しく働いてんだ。
 麻雀くらいゆっくりやろうぜ。


 自動的に出てくる配牌が、
 彼は物足りないという。


 僕はすぐに次局に移れるこの卓が好きだ。

 これでなきゃ、もう疲れてしまう。

 配牌を取ることに楽しみなど微塵も覚えない。


 一発と裏があって、

 それに祝儀があるなら、

 手役など顧みることはない。


 そんな、あくせくした僕の背中をゆっくりさするように、

 彼は言ったのだ。
  
 ゆっくりやろうぜ。


 人の思考や価値観は、本当にさまざまだ。
 そしてそれは、ずっと同じであり続けるわけがない。
 
 麻雀は、人間性を短い時間で何色にも彩る。
  
 変わらないな、と思っていた仲間が、
 少しずつ変わって、また新しい表情を見せてくれる。


 時間の経過が、
 人の魅力を濃くしていく。


 僕は同じように、
 少しでも変われているだろうか。

 煙草を吸わなくなったことくらいしか、
 自分ではわからない。


 変わりたい、もっと深く。 







 

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 風が冷たすぎて、
 なんか僕の手牌まで冷えてきたようです。
 
 あ、いつものことでした。><


 ◆お店データ
 地元、てんご


 ◆成績

 24321232324114343

 -13k


 ◆雑感

 最後の4ゲームで10k溶けました。
 デカい2連勝でマイナスを戻したあとのエアポケット。
 精神的にヌルすぎ。どうか蔑んでください。
 

 大学時代の麻雀友達と府中でデート。
 四六時中、一緒に牌を握っていた彼は、
 今はエンタメ雑誌の編集長。
  
 ぜんぜん麻雀をしなくなってしまったけど、
 彼との思い出話は尽きない。
 
 お互いに小食、かつほとんど下戸だから、
 寿司屋→居酒屋のはしごでも、
 ふたりで10kちょっとで足りる。
 熱燗一本で一時間は語れる。


 麻雀中におけるファッションについて論議。


 ・勝負服
 ・ファッションによって打牌が変わる僕らのヌルさ
 

 この二点を重点的に。

 編集長の彼は、
 キメた服装だと麻雀が弱いといいます。

 なんだか気持ちがビシっとしすぎて、
 無駄に丁寧になってしまうとか。

 うまいけど弱い。
 そんな麻雀になるらしい。
 
 僕はどうだろうか。

 デザイナーの友人から、
 昔、服装によって変わる心理について、
 いろいろと聞いたことがあります。

 お気に入りの色、
 明るい色の服だと陽気になるし、
 そうでない服なら平常心。
 もしくは、ちょっと後ろ向きになる。

 麻雀がメンタルのゲームだとすると、
 この点は見逃せない。
 
 僕は、ソデをどうしてもまくりたいので、
 麻雀中はだいたい薄着になります。
 ソデがしっかりしてるブランドのジャケットとか、
 ウザくてしょうがない。


 そこそこキレイな格好をするより、
 むしろvansとかbeamsのパーカーくらいがちょうどいい。


 こんな瑣末なことで30分くらい語って、
 結論が出たかなと思いきや、
 彼の最後の持論。


 「そうはいっても、
 どこの雀荘にかわいい女の子のメンバーがいて、
 その子と仲良くなるかはわからないから、 
 やっぱり機能より見た目重視になるよね常識的に考えて」


 否定はしませんでした(笑)


 うーん、でも。
 やっぱり一番いい麻雀が打てるのは、
 半ソデでラクに腕を動かせる夏の間かな。



 

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