久しぶりの西武優勝 | キーの、ゴルフとクラシック音楽と

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ゴルフは自分のラウンドと、上原彩子や高崎奈央子らのツアー観戦、地元の初野栄子等応援プロを。音楽は、オペラ、合唱曲に参加。時々、映画ロケ、芝居や芸能、お酒の話を。

 プロゴルフプレーヤー上原彩子さんや、オペラ歌手江口二美さんのブログは、毎日楽しみに見ている。たまたま、昨日はふたりとも西武ライオンズ優勝に触れていた。上原彩子さんは、優勝記念のプリンスホテル割引宿泊のこと、江口さんは新潟行き用の白のダウンのロングコートを優勝記念セールで20%オフで買ったとのことでした。
 私は沿線に住んでいることと、前に勤めていた会社が関連会社だった関係で、九州から所替えをして西武になってからの応援でした。
 初年度は根本さんが監督だった。阪神から田淵が移って来て、キャッチャーでした。観客も少なく、試合は寂しい観戦でした。特にキャッチャーフライが上がると、観客は落とすのではないかと皆ドキドキしたものでした。毎試合よくぽろぽろしていたのでした。その後、野村が生涯一補手として加入。そして、広岡さんが監督に。秋山、清原、テリー等の打線、日石からきた辻ら、バイプレーヤの実力、投手陣も充実して日本シリーズを連覇。全く別の力強い球団へ変身した。森さんに監督が変わり、手堅い野球を展開。毎年、ペナントをものにしていった。
 このあたりは、旧巨人軍、V9川上監督と牧野ヘッドが実践していたメソッドで戦って来たレギュラー選手たちによって、どちらかというと牧野巨人の野球を移植していたように思う。当然捕手はその要で、森さんたちはドジャーズメソッドを、西武で実行していたのだ。
 それが今はどうだろう。巨人は札束で12球団の主砲を次々に集めている。高年齢で重量級の打線なのだが、機動力には欠ける。
 西武は生え抜きの渡辺監督だ。台湾のリーグで研鑽したり、2軍の監督等も歴任した、キャリアだ。かってな想像だが、若手を見る眼力が養われているのではないだろうか。限られたベンチに入る選手の性格や、実力を加味して9回のオフェンス、ディフェンスに組み立てていく。これは、再び、牧野さんが実践していた知的なドジャーズメソッドではないのだろうか。
 第7戦で見せたテイクワンベースの精神。広岡さん時代の日本シリーズ、対巨人戦を思い出す。クロマティ外野手の弱肩と怠慢プレーを見た西武ベンチはランナー一塁で、センター前のゴロのヒットでなんとホームへ生還させた。この頃から、野球のダイナミズムが変わって来たように思う。重量級のスラッガーだけでなく、小技、足、守備のうまさが魅せるようになって来た。イチローはその典型的魅せるプレーヤーだ。それらが、巨人主導のセリーグとは別な、機動力のパリーグの活性化になって来たように思う。王さんが育てたソフトバンク、後楽園を去り札幌に移った日本ハム、千葉のロッテの活躍等、パの魅力が増して来ているように思える昨今だ。
 再び今年、西武が、選手の平均年収に於いては圧倒的に勝る対戦相手に、野球本来の「打つ、走る、守る」の魅力を存分に発揮して観客を楽しませてくれたように思う。

 一方、物販店では勝利が決まった瞬間から優勝セールを行う。かって私は、勤め先が池袋だったこともあって、池袋本店へ応援でセールの手伝いにいったことがあった。エレベーター係補助で、(商品知識、接客知識等、店員としてのいろはがないので)あふれる買い物客の誘導をしたことがあった。今と同じく、肌寒い時期だったが、気がつくと店内は熱気ムンムンで冷房が入っていた。
 これは祭りだった。現代では希薄になって来ているが、人々が群れ集い、優勝というイベントと、百貨店という商文化の核で、セールを祭りとして楽しんだのだ。私も、特売場のワゴンをのぞきながら、祭りの縁日を冷やかすようなわくわくした気分を味わったものだ。
 上原彩子さんは今年、国内の女子プロゴルフのツアーで初優勝を遂げている。海外ではレクサスカップにアジアチームとしてただ一人日本から参加し、セ・リ・パク主将のもとにこれも勝利を挙げている。不断の努力の結果だ。優勝はいいものだ。