火打山 天狗の庭近辺まで 2021.05.23 | ケイの山とスキーの日記  

ケイの山とスキーの日記  

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先日の土曜は上信越道沿いの長野県信濃町に出張でした。

昨年ちょっと大きな仕事がまとまって取引先とも「コロナが収まったら打上げやりましょう!」なんて言ってたのですが全然収まらず。

この日も仕事の打合せは18時過ぎまでかかったのに飲み会も無くおとなしく帰還の途に。

 

でもせっかくなので登山の道具を積んできましたよ。(笑)

このあたりの山は北信五岳・頸城三山やそれに含まれていない百名山の高妻山、ちょっと離れた雨飾山など有名どころは一応全部登っていますが個人的には火打山が好きです。

 

ということで日曜の朝、笹ヶ峰の火打山の登山口にやってきました。

数えてみたら火打山は今回で5回目です。

最初に登ったとき「この山はこれからさき何度も来ることになるだろうな」と感じましたがそのとおりになっています。

地元の白山・別山を含む石川県内の山や福井県との県境の山を除くと5回登った山ってあるのか?

調べてみるとありました。

三百名山以上では立山(別山を含む)が6回でした。あと経ヶ岳が5回です。

続いて御嶽・荒島岳が各4回、富士山・大日ヶ岳が各3回でした。

 

 

 

 

6:41 見慣れた登山口から出発。車は数台のみ。

 

 

 

 

 

最初はこんなブナ林の中の緩やかな道です。

天気は曇りの予報です。

 

 

 

 

残雪が現れました。

 

 

 

 

↓黒沢橋です。

 

 

 

 

7:49 十二曲りです。 急斜面をつづら折りで尾根まで登ります

 

 

 

 

途中の残雪は2ヶ所でした。アイゼンは不要です。

 

 

 

 

↓尾根に出ました。この看板を撮るために進行方向とは逆を向いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロープなどはありませんがちょっとワイルドなところを通ります。

 

 

 

 

 

 

尾根の幅が広がってこの時期いつもややこしいところに出ました。

 

 

10本爪アイゼン装着。歩きやすいです。

 

 

 

 

赤布の数は少ないです。雪の残り方によってルートも変わりますし。

登りはあまり迷わないと思いますが下りはちょっとバックして進路修正など必要なこともあるかも。

 

 

↓地形的にはこんなところです。

緑の線は夏道、赤い線はこの日の足跡です。

 

 

 

 

 

 

↓9:21 富士見平の手前に来ました。左(西側)の雪庇の上に上がってみようかな。

 

 

 

↓ズームアウト。こんなところにいます。

 

左上の紫の車のマークは焼山の第2ゲートです。

 

 

 

 

 

↓雪庇の上です。初めて見る景色です。なかなかいい眺め!

右下の通常の冬ルートから登ってきたと思われる二人連れが前方に現れました。

 

 

 

 

 

↓9:57 富士見平に到着。

右前方の山は黒沢岳。上まで雪がつながっているように見えます。

これなら登れそう?この日は火打山方面に向かいましたがいつか登りたい!

 

 

火打山へのルートは黒沢岳の西側斜面(上の画像の左斜面)をトラバースしていきます。

 

 

↓斜め左には火打山が。この瞬間はほぼ山頂が見えていたと思います。

 

 

 

 

↓黒沢岳西側斜面をトラバースしています。 火打山の頂きは雲の中。

 

 

↑画像中央から少し左上に高谷池ヒュッテが見えてきました。わかりにくいですが。

 

ここから先も雪の残り方でややこしいときがあります。

特に帰り道、最初に来たとき下手して藪こぎを何度もするはめになりました。

このとき面白かったので何度も来てるのかも?

個人的にはそれもありますが火打山は日本百名山、花の百名山。

そして変化ある登山道、魅力ある湿原、

加えて雷鳥生息地の北限です。以前に鳴き声だけ聞きました。

素晴らしい山だと思います。

 

 

 

↓10:58 高谷池ヒュッテを左に見ながら。

 

 

 

↓こんな感じで進んでいます。

 

 

 

 

↓グーグルフォトが勝手に作ってくれたパノラマ写真を。

左端に高谷池ヒュッテ、正面やや右に火打山。実際より角度が凝縮されていますが。

 

 

 

 

↓高谷池ヒュッテ(画像中央)を見下ろすところまで進んで振り向いてパチリ。

 

 

 

ちょっとトリミング。

池は雪に覆われています。

水を汲み上げるホースが見えます。

 

 

 

下の画像は以前に同じような時期に撮ったものです。

ホースとスコップが見えます。

 

 

 

 

再び山頂方面に向き直って歩きます。正面左上の台地は雷鳥平。

天狗の庭に寄らずに直接雷鳥平に行けないかなと思いながら歩いていました。

 

 

しかしながらこの時点で11:24

出発後4時間43分経過。

初めて来たときは5時間で山頂まで登っていたのに。

この日は無理せずここで引き返すことにしました。

 

 

↓天狗の庭はまだオープンしてませんね。

登山者が二人雷鳥平のほうに歩いていました。

 

 

 

 

↓高谷池ヒュッテのほうにカーブを描きながら木道まで降りました。

天狗の庭の看板が木立の間から見えました。

 

 

 

 

↓さぁ、下山です。ヒュッテのほうに戻ります。

黒沢岳とトラバース道が見えています。

 

 

黒沢岳の右山裾の向こうに見えているのは多分黒姫山。

天気が良ければその向こうに富士山が見えるのであのあたりを富士見平と名付けたとか。

 

 

 

 

 

 

ヒュッテを過ぎると真正面に高妻山と戸隠山。

 

 

あそこは山開き前は危険ですね。

以前に残雪の大同沢で途中敗退したことがあります。

 

 

 

トラバース。

 

 

 

 

 

富士見平。

 

 

 

 

 

帰りは普通の冬道を。

 

 

 

 

 

 

 

迷いやすい尾根に来ました。

ちょっとだけ「アレレ?」になりました。(笑)

 

 

 

 

 

↓雪が切れてワイルドな急斜面に。

アイゼンを外します。

 

 

 

 

 

ここから十二曲です。

 

 

 

 

 

 

 

十二曲を過ぎるとあとはのんびりルート。

 

シラネアオイが数か所で咲いていました。

 

 

何かわかりませんが撮っておきます。

 

 

 

 

 

青空が広がってきて気持ちいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に水芭蕉に逢えました。

 

 

 

 

15:34 無事帰還。

 

 

時間のわりに行動半径が狭いなぁ。

体重MAX状態をなんとかしなければ。。。

 

最後までお付き合いいただきどうもありがとうございました。

 

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