チブリ尾根避難小屋まで 2020.06.21 (石川県 市ノ瀬・別山道) | ケイの山とスキーの日記  

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6月20日(土) 福井県の経ヶ岳の手前の中岳まで登ってから近くの温泉に浸からせてもらって道の駅で車中泊。

 

翌21日(日)4:50 白山の市ノ瀬ビジターセンターの駐車場に到着。

下の画像右下のオレンジ色の寝袋の姫路ナンバーの男性と少しお話させていただきました。

ハイシーズンだとここは700台くらいの車でいっぱいになるので外で寝袋泊は多分できないと思いますがこの日この時間の車は20台くらいでした。白山の夏山開きのマイカー規制前なのでほとんどの車はもっと上の別当出合登山センターの駐車場まで行ってるはずです。

私はこの日はチブリ尾根避難小屋まで登って白山を眺めてのんびりとした時間を過ごす予定。

チブリ尾根の場合は上の駐車場よりここのほうが便利です。

 

 

実は2週間前にもここで車中泊してます。

前日に白山に登って下山後に温泉につかってから「もう一晩緑の中で過ごしたいな」と思って。

翌朝起きて少し散歩してから帰路につきましたが、そのとき仕事の取引先&山友のNさんが近くに車を停めておられたそう。

私がなかなか出てこないので待ちくたびれて一人で出発したらしいです。^^

約束してたわけではないのですが自粛明けなのでみんな白山に集まってきてたみたいですね。

 

 

 

 

さて6/21(日)に戻ります。

準備して出発。 山のほうを見上げるとお天気は良さそうです。

 

 

 

 

 

長いレンズですね。 何ミリなんでしょうかね。

 

 

 

 

 

あー、気持ちいい。 スタート直後なのでまだ余裕でした。

 

 

 

 

 

 

6:02 猿壁登山口に到着しました。

 

 

 

 

 

樹林帯を通して降り注いできた朝日に心が洗われます。

 

 

 

 

太陽が真正面なのでゴーストが出ました。

虹の形で面白いです。

 

 

 

 

 

 

カタツムリがいました。

ハクサンマイマイというカタツムリがいて一度見たことがありますが詳しくはありません。

 

 

 

 

 

 

 

本日の目的地チブリ尾根避難小屋まであと4.2km

行程の約1/3地点

 

 

 

 

 

 

なんと、ギンリョウソウはツツジ科らしいですね。

ちょっと驚きです。

 

 

 

 

 

 

だんだんしんどくなってきて後続の方に道を譲ってばかりになりましたヨ。

 

 

 

 

 

 

チブリ尾根避難小屋まであと2.2km

 

 

 

 

 

この道の最初のビューポイントです。 白山が見えます。

とてもいい雰囲気のご夫婦でした。

 

 

 

 

 

白山の主峰の御前峰、そして大汝峰。

左手前の尾根は観光新道。 右下の谷は別当谷。

別当谷の右側の砂防新道はこの画像ではわかりません。

 

 

 

 

 

 

ズームしたら別当出合登山センター手前の駐車場に降りる坂のところが見えました。

先ほど「ほとんどの車はここまで来てるはず」と書いた場所です。

夏山開き後の土日はマイカー規制なので私が駐車した市ノ瀬からシャトルバスに乗らなければなりませんが今の時期はマイカーでここの登山口まで来ることができます。

 

 

 

 

 

トリミングしてみたら… うわ!路肩までいっぱいですね。

かなり混んでます。(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

花に癒やされながら登っていきますがかなり疲れてきました。

 

 

 

 

 

 

三ノ峰からの稜線が見えてきました。

三ノ峰から下(南)は福井方面へは上小池への鳩ヶ湯新道、

岐阜方面へは石徹白道(南縦走路、美濃禅定道)へとつながります。

 

 

鳩ヶ湯新道から別山へは以前Pauroさんとご一緒させていただきました。

楽しい一日でした。どうもありがとうございました。

またいつかご一緒させて下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

別山・御舎利山方面。 奥ゆかしくも雲の中。

 

 

 

このあたりでスマホの家族のLINEが賑わっていることに気づきました。

ありゃぁ~、また孫の誕生日を忘れて山に登っちゃったかな? やばい~あせる

見てみると家族の誕生日ではなくて父の日の話題でした。

チョンボしてなくてホッと一安心。(^^ゞ

息子夫婦や娘夫婦からプレゼントが届いていていて孫の動画も送られてきてました。

みんな親孝行でありがたいですね。 こんないいかげんな父親なのに。

私も自分の両親にもっと親孝行しておけばよかったな、なんて登山中にしみじみと…

 

 

 

 

しかしムチャしんどいです。

少し歩いては立ち止まり、まるで富士山九合目状態です。

 

 

 

 

 

 

池塘にナニガエル?かの卵。 しんどいので立ち止まっていろいろパチリ。

 

 

しかし立ち上がるときに酸欠状態のようになってムチャ苦しいです。

いったい今日はどうなっているんでしょうか。(T_T)

 

 

 

 

ここを登ればもうすぐ避難小屋だ!

 

 

 

 

 

着いた… 10:40です。 はぁはぁアセアセ

なんと猿壁から4時間38分。 CTは3時間20分ですけど。えーん

 

 

 

 

 

とにかくザックをおろして楽に。 中身の入ってない軽いザックですが。

見上げると男前の別山はずっと雲の中。

ここの標高は1900m、別山まで標高差あと500m。

この日はこの先に進むつもりはありませんでした。アイゼンも持ってきてないですし。

ここでゆっくりする予定です。

 

 

 

 

 

白山も雲の中です。 いつもはいい眺めなんですけどねー。

 

 

でもまぁいいや、そよ風に吹かれながらのんびりと。

個人的にはボケーっとする場所としてはここが一番好きな場所かも。

 

 

 

 

11:24 約40分のんびり魂を開放しました。 降りることにします。

 

 

 

 

 

樹林帯の中は気持ちいいですね。

帰りはちょっと速めで降りました。

登りに時間があまりにもかかったので少しでも挽回しようという気持ちです。

 

 

 

 

 

 

13:09 猿壁登山口に到着。

避難小屋から1時間45分。CTは2時間20分。

 

 

結局、往復では

猿壁登山口⇔チブリ尾根避難小屋のCTは5時間40分。

実際にかかった行動時間は6時間23分でした。

こんなスピードでは以前のように別山ピストンできないじゃないですか。

かなり落ち込みます…

 

昔から登りが辛いんです。

この日は異常に遅かったですね。ホントにしんどかったです。

何なんでしょうね、この登りと下りのギャップは。

しかしまぁ昨年あたりからマジでのんびり登山モードになってきたような?

これ以上遅くなるとやばいです。行動半径が狭くなって面白くないです。

 

 

 

 

猿壁から市ノ瀬ビジターセンターまでは砂防工事車両用の道路を歩きました。

前方は工事車両のタイヤの洗浄プールです。

下界の植物の種子の白山への持ち込み防止にも多少貢献しているかもしれませんね。

 

 

 

 

 

13:33 市ノ瀬ビジターセンターの駐車場に到着。

台数は50台くらいに増えてました。

 

 

 

 

 

 

広大な白山周辺の登山道エリアのほんの一部だけ歩かせてもらいました。

 

 

 

 

 

 

帰りの温泉、どこで浸からせてもらおうかな?

(スタート直後からこれしか考えてない? ^^)

 

永井旅館は夏山開きまで休業とのことなので白峰温泉の総湯へ。

でもコロナ対策の入館人数制限で外待ちの方が数人。

 

 

 

上の画像は2週間前の白山下山後に入らせてもらったときのものです。

このときは手指消毒・検温と入館中の人数把握のためのカード・除菌用ウェットティッシュなどを渡されました。消毒用アルコールも脱衣場を含めて複数箇所に設置されていました。かなりきっちりしてるなという印象でした。

 

前日の経ヶ岳下山後に寄らせていただいた温泉はおなじみの水芭蕉でしたが、そこでは住所氏名電話番号、得意な学科、好きな食べ物まで書かされましたよ?^^ 水芭蕉ではカードは渡されませんでした。広いから人数制限してないのかな?

 

 

で、この日は白峰温泉総湯で順番を待つ手もありましたが車でもうちょっと降りて比咩の湯へ。

ここはまだ新しい施設なので檜の香りもしていて気持ちいいです。

 

 

ここのコロナ対策はマスク着用、手指消毒、入館人数把握のためのカード。検温はなかったです。

スタッフの方に聞きましたら人数制限は15人とのこと。週末の夕方は20分待ちもあるらしいです。

 

今月になって白山周辺の温泉に3箇所入らせていただいたことになりますがどこもそこそこ広いので密な感じはしなかったです。

さらに金沢方面に下ったところにもう一軒お気に入りの温泉がありますがそこはちょっと規模が小さいのでどんな対策をとっているのか気になるところですがまたそのうち訪ねてみます。

まぁこのへんは田舎なので今のところは落ち着いている感じですね。

でも登山で感染とか温泉で感染とか、なんという世の中なんでしょうか。

こんなへんな心配をしないでもいい日が早く来てくれますように。グッド!

 

最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

 

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