梅雨入りしましたね。 週末の計画が立てにくいです。
日曜日はどこの山に登ろうかな?と。
近場の山でガスガスで展望ゼロでもそれなりに充実感を得られる登山道、
そして雨降ってもドロドロ道にならず水はけの良い山…
そんな山はどこかな? なんて考えてましたら三方崩山が思い浮かびました。
以前に一度登ったことがあります。
下の画像は白山の主峰御前峰から見た岐阜方面の景色です。
左の崩壊した山が奥三方岳、その右奥に白い崖が少し見えているのが三方崩山です。
「さんぽうくずれやま」 と読みます。 誰がつけたのか、かわいそうな名前ですよね。^^
大正13年の白山大地震の際に山頂部が崩壊したとされていますが、
本当は大昔に白山に住んでいた天狗の爪痕らしいです。
手前の奥三方岳への登山道はありません。
積雪期に三方崩山経由で登ったという記事を見つけましたが非常にマイナーなルートだと思います。
いつか挑戦してみたい気もしますが、その前に幻の百名山、笈ヶ岳かな?
土曜日の夕方に自宅を出発。 のんびりと下道のR156で白川村まで2時間のドライブ。
途中、世界遺産の五箇山の相倉合掌造り集落と菅沼合掌造り集落を通り過ぎます。
白川郷ではちょっとだけ寄り道してパチリ (村営駐車場手前の無料ゾーン)
19:21 この日の車中泊地の 「道の駅 飛騨白山」 に到着。
三方崩山の登山口はこの道の駅の向かい側の林道を進んだ先にあります。
翌日曜日の早朝、サーモススープジャーに前夜から仕込んでおいた朝粥を食べました。
コンソメ味に自家栽培パクチートッピング。 お湯が多くて失敗しました。 右は卵スープ。
スープジャーで作るお粥も飽きてきた。(笑)
林道を登って6:00ちょうど登山口の駐車場に到着。 先着車ナシ。 どうも一人旅のようです。
林道は狭くて落ち葉の積もるスリップしやすい急勾配のヘヤピンカーブが続きます。
四駆でないと登りづらいと思います。 道の駅から歩いた場合は標高差150mで1.5kmです。
この階段が登山口です。 支度して6:25出発。
最初はこんな心細いところを登っていきます。
ホントにここでいいのかな?なんて思ってしまいそうです。 最初だけですけど。
7:26 1時間経過。
ブナの森。 癒やされます。 新緑というには少し遅いかもしれませんが。
雨が降ってきたので薄手のフード付きウィンドブレーカーを着てザックカバーをかけました。
ちゃんとしたカッパを上下とも着ないとならなくなった場合は危険なので撤収するつもりです。
この日の装備はストック1本とヘルメット。
ヘルメットはこの時点までかぶっていたのですがうっとおしいので脱ぎました。
途中でブナの木が倒れていました。 昨年の台風の影響でしょうか。
百名山の荒島岳のトトロの木も昨年倒れましたね… 昨年は風が凄かったですもんね。
白山の甚之助避難小屋の屋根の一部が離れたところに着地しているのを見たときは驚きました。
ロープが張られています。斜度は30度くらいで大したことありませんが
雨の日の下りは落ち葉で滑るので助かります。
気持ちのいい道が続きます。
8:51 ヤセ尾根地帯に突入。
滑落したらヤバイので慎重に。
ガスがかかっていて視界はあまり良くありません。
風が強くなってきましたがたまに10m/sくらいで大したことありません。
小ピークをいくつも越えていきます。
いいですね~♪
雪が残っていました。
結構急登です。
10:11 あと0.8kmの標識。 普通の山なら頂上までもう少しなんですけど。。。
あそこじゃありませんよ。
鎖場の途中でイワカガミをパチリ。 少し小さいのでコイワカガミ?
雨風は大したことありません。 本降りだったらとっとと引き返しています。
楽しいな。(^^ゞ
しかしまぁ、偽ピークの続くこと…
晴れてたら左前方にラスボスの姿が見えるはずなんですけど。
右に滑落したら登ってこれませんね。
ラストー!
しかし樹林帯を超えたはずなのになんでまた
木が生えているのでしょうか。 まぁいいや。(^^ゞ
まるまると太ったショウジョウバカマ。 これは立派でした。
11:06 三方崩山の山頂に到着。 4時間40分かかりました。 前回よりも10分多いです。
地図で見るとコースタイムは4時間になっています。
いつか積雪時に奥三方岳まで行ってみたいです。
しかしその前にここまで来ることができるのか?
本降りになると嫌なのでさっさと下山。
登り返し。 雨用の手袋でいいのがないかなぁ? テムレス?
気持ちいい~
でも、ちょっと熊さんが怖いです。(^^ゞ
14:19 無事下山。
スマホのGPSアプリのエラーで数字が不正確ですがご参考までに。
距離は10kmが正しいようですが累計高度はここまでは無いはず。
下山後は道の駅に隣接の 「しらみずの湯」 へ。
帰路は高速使いました。 1時間半で我が家へ。
現在筋肉痛の真っ最中です。(^^ゞ
最後までお読み下さりどうもありがとうございました。