10月20日(土)の朝… 自宅待機中。
二人目の孫は予定日を8日過ぎてもまだ生まれてきません。
生まれたら奈良に向かわなければなりません。
息子の嫁の実家は奈良市、私の嫁の実家は大阪市、ということで、もし生まれたら嫁を乗せて
金沢⇒大阪 (ここで嫁の母親を乗せて) ⇒奈良の病院 という段取りです。
しかし先週末も空振りだったし2週連続自宅待機で空振りだと辛いなぁ…
そこで 「今日中に大阪に移動しないか?」 と嫁に提案しました。
それなら日曜の午前中は関西の山に登って、その間に生まれればお昼から奈良に移動しても
その日のうちに楽勝で金沢に戻ることができます。 生まれなければただ戻ってくればいいだけです。
結局嫁は自宅待機を選択。 私は土曜日の夕方から日曜のお昼まで関西の山で自由行動に決定。
さて、関西の山と言っても名山がいっぱいで迷いましたが、有馬温泉から六甲山最高峰へ
ピストンすることにしました。 学生時代から社会人一年生にかけて4年間ほど西宮と神戸に
住んでいましたが六甲山は登ったことがありませんでした。 唯一登ったのは学生のとき、
六甲山系の東のはずれの甲山(かぶとやま) だけです。
明け方から登れば9時頃に下山してきて温泉にも入れます。神戸市北区に住んでいる学生時代の
友人とも久しぶりに会って昼飯を一緒に食べながら旧交を温められます。
友人に連絡すると 我ながらなかなかいい作戦じゃないですか。
折りたたんであった地図を広げて撮っていますのでピンボケですけどお許しください。
北西方面の有馬温泉から地図中央部の六甲山最高峰まで魚屋道(ととやみち)で往復し
帰りに銀の湯と金の湯をハシゴする作戦です。
土曜日の夜は事故や渋滞の多い名神を避けて舞鶴若狭道の静かなSAで車中泊。
日曜未明に中国道の西宮北ICへ。 そこから下道で有馬温泉駅近くの駐車場に入りました。
5:35 支度を整えて出発。
5:40 金の湯はまだ閉まっていました。
5:51 ここが魚屋道の登山口みたいです。
江戸時代に灘の新鮮な魚をこの道を通って有馬温泉に
運んだという由緒ある交易道です。
急登箇所の無い歩きやすい道です。 そうでないとたくさんの魚を運べませんよね。
7:00ちょうどの朝日です。
7:09 もうすぐ山頂のような気がします。
あれっ? こんなところに出ました。 左横を車道が通っています。 正面にトイレがあります。
急に現実に引き戻されました。
トイレ休憩して自衛隊のレーダー基地の前を通ると山頂でした。
7:29です。
アマチュア無線のアンテナを設営している男性が一人。
POTさんかと思いましたよ。^^
一等三角点もありました。
芦屋・西宮方面
神戸・明石方面 ここは六甲山最高峰ですけど展望はイマイチでした。
ちょっとズームしていますが、淀川の向こうにあべのハルカスが見えます。
7:50 下山開始します。
一心太助になった気分でタッタッタと降り始めましたが銀の湯の営業時間は9:00から。
途中からペースをゆるめました。
銀の湯は有馬温泉駅よりずっと手前です。
8:43 登山口に戻ってきました。 振り向いて撮っています。
往路では暗くてわからなかった 「鳥地獄」 の石碑です。
解説は下の画像を大きくしてご覧ください。
炭酸泉源公園に寄り道。 画像正面です。
炭酸泉の泉源がありました。
蛇口をひねると炭酸泉が。 シュワシュワ感はイマイチでした。 鉄分の味が強いです。
タンサン坂の途中を左折。 モンベルの店舗の前を通過して銀の湯へ。
8:59 暖簾がかかっていました。 550円払って中へ。
あまり疲れてはいませんでしたが、やはり登山やスキーのあとの温泉は格別ですね
9:39 金の湯へ。 650円。
この時刻になると観光客の方も多くいらっしゃいました。
金の湯は完全に赤錆色の温泉です。
もろにオレンジ色です。個人的にはちょっと苦手。(^^ゞ
金の湯を出ると外にこんな貼り紙が。大失敗じゃないですか
金の湯と銀の湯の入り比べは ここで
10:05 大通りまで降りてきました。 振り向いて撮っています。
この日のログです。
ちょっと短かったですけど六甲山頂に立ててよかったです。
このあと学生時代の友人と会って旧交を温めました。
社会人になってからも京都・東京・金沢と機会があれば会っていましたが
それからずいぶん久しぶりの再会です。 お互いの近況や子どもや孫のことで話がはずみました。
帰りに丹波の黒豆の枝豆をお土産にもらいましたよ。
今が旬じゃないでしょうか。
実は私も帰りに買って帰ろうと思っていたんです。
神戸の北は丹波篠山みたいなものですから。
帰って速攻でいただきました。
私のお土産は金沢の和菓子。 今度は一捻りしなければ。^^
有意義な週末でした。
孫はおかげさまで今朝10月23日に無事誕生しました。
今週末に会いに行ってきます。
長い記事にお付き合いいただきどうもありがとうございました。