高妻山 2018.10.06 (新潟県・長野県 2,352m 日本百名山) | ケイの山とスキーの日記  

ケイの山とスキーの日記  

.
.         山 ・ スキー ・ 日帰り温泉 ・ 道の駅
.
.             ステーションワゴンで車中泊

 
 10月6日、台風25号が来る前に高妻山に登ってきました。
 
 登山口は戸隠キャンプ場。
 
 
イメージ 1
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
 6:12 戸隠牧場の入り口の建物で登山届を提出します。
 
イメージ 3
 
 
 
 
 牧場の中を歩いていきます。 いいお天気ですねグッ
 
 前方に見える山は高妻山の手前の五地蔵山でしょうか?
 
イメージ 4
 
 
 
 一般的な一不動避難小屋へのルートを取らず、途中で右折して弥勒尾根新道から登りました。
 
 一不動避難小屋への沢登りのルートはいつの日か有名な戸隠山の 「蟻の塔渡り」 に挑戦するときに
 
 登ることになると思って、この日は反時計回りの弥勒尾根新道を選び、沢は下山時に下ることに。
 
イメージ 5
 
 
 
イメージ 6
 
 
 
イメージ 7
 
 
 
イメージ 8
 
 
 
 
 なかなか歯ごたえのある道です。汗
 
イメージ 9
 
 
 
 
イメージ 10
 
 
 
 鎖場もところどころにありました。
 
イメージ 11
 
 
 
単独の山ガールさん、ニコニコ笑いながらもムチャ速いアセアセ 
 
ザックとシューズがトレラン用みたいです。(詳しくありませんけど) 
 
このあと2100mくらいのところを私がヒーヒー言って登っているときに 
 
上から疾風のように降りてこられましたよ。笑い泣き 
 
イメージ 12
 
 
 
 
 
 妙高山と火打山ですね。 南側からこの距離で見るのは初めてです。
 
イメージ 13
 
 
 
 
 8:33 六弥勒に到着   一不動避難小屋からのルートに合流。
 
イメージ 14
 
 
 
 
 西の方に見えるのは後立山連峰。 山の名前はわかりませんが。
 
イメージ 15
 
 
 
 
 登山道には数字のあとに仏の名前を組み合わせた昔の行者様のチェックポイントがあります。
 
 一不動からお隣の乙妻山山頂の虚空蔵まで十三の仏様がいらっしゃるようです。
 
イメージ 16
 
 
 
 あれが山頂みたいです。 ここから急登ですね。
 
イメージ 17
 
 
 
標高2200mくらいからは両手も使って登ります。            
 
イメージ 18
 
 
 
 
 下山する方とすれ違いました。 振り向いて撮っています。
 
イメージ 19
 
 
 
 
 一瞬頂上に着いたかと思いましたが十阿弥陀様でした。
 
 ここは頂上稜線の南東部のようです。
 
イメージ 20
 
 
 
 
こんなところを北西に進んでいきます。                  
 
イメージ 21
 
 
 10:24 高妻山の山頂に到着しました。
 
 360°遮るもののない真っ白な大展望が広がっていました。 
 
イメージ 22
 
 
 
 
 20分くらい粘りましたが諦めて下山します。
 
イメージ 23
 
 
 
 
 下の画像の若者は翌日火打山に登る予定だそうです。
 
 駐車場の情報を聞かれたので知っていることはお伝えしました。
 
 トイレのある大きい方の駐車場は駐車エリアの白線どおり駐めると
 
 地面が左右に傾斜しているので車中泊しにくいです。 ^^
 
イメージ 24
 
 登山道での一期一会、 この日の出会いもいい思い出になります。
 
 
 
 
 左端に雨飾山が見えてきたのかな?
 
 私も自信が無いので数人の方に聞きましたがみんな言うことがバラバラでした。
 
イメージ 25
 
 あとで地図で調べたら (このとき地図は車の中に忘れてきてました)
 
 雨飾山はまだずっと左に隠れていて画像左端の山は天狗原山と金山みたいです。
 
 画像右側の低い雲の下の尖った山は火打山の高谷池ヒュッテの手前の黒沢岳?
 
 百名山は雨飾山(1)、火打山(2)、妙高山(1) です。カッコ内は登った回数です。
 
 
 
 
 
 六弥勒まで降りてきました。
 
 ここを右折して一不動避難小屋方面へ。
 
 初めての道に足を踏み入れるときはワクワクします。
 
イメージ 26
 
 
 
 

とてもいい尾根道です。 歩いていて楽しかったです。            

 

個人的にこういう感じの道は大好きです                    

 
イメージ 27
 
 
 
 
 弥勒新道より景色がいいです。
 
 弥勒新道ももっと頻繁に振り向いていればいい景色が見れたかも知れませんが。
 
イメージ 28
 
 
 
 
 12:59 一不動避難小屋に着きました。
 
 ここを真っ直ぐ行けば危険な 「蟻の塔渡り」 です。 
 
イメージ 30
 
 
 
 
 
 とりあえずこの日はおとなしく左折して 不動滝~戸隠キャンプ場方面へ。
 
イメージ 31
 
 
 
 
後日談 : この日の翌日の7日にNさん(先日の剱岳早月尾根ですれ違った知人)が
 
高妻山に登り、さらに8日に蟻の塔渡りに挑戦したそうです。
 
20cm幅くらいのナイフリッジで落ちたら確実に天国行きだそうです。
 
あんなところに行く奴はヘンタイだ、やめておいたほうがいい。
 
自分もヤバイと思ったところでやめるつもりだったが後ろから人が
 
大勢来ているしなんとなくそのまま進んだらハマってしまった…
 
とのことでした。  了解です(^^ゞ
 
ちなみに台風の影響は無かったそうです。
 
 
 
 
 
 しばらく降りると 「氷清水」 と名前のついた水場が。 ほとんど空になっていた容器に水を補給。
 
 突然ザックが2kg重くなって下りの第一歩がオットットでした。
 
 この水で作ったラーメン美味しかったです。
 
イメージ 32
 
 
 
 

しかしここを降りていくのでしょうか?                  

 

一番遭難するパターンじゃないですか。                

 

正規の道だとわかっているから降りていきましたけど、       

 

そうでなかったらウルトラマンのアラームが               

 

「ピコーン ピコーン」 と頭の中で鳴り響くところでした。        

 
イメージ 33
 
 
 
 不動滝の横の鎖場を降りました。
 
 登山道なので鎖が有るからいいですけど、無かったことを想像すると…
 
 立ち往生、もしくは無理して滑落、遭難です。
 
 現在時刻13:24 これが16:00頃だったら心拍数もかなり上がっていることでしょう。 怖い怖い (^^ゞ
 
イメージ 34
 
 
 
 ここが 「帯岩」 ですね。
 
 向こう側へ トラバース(平行移動)します。 ちょっと緊張します。
 
イメージ 35
 
 
 
 
 通り過ぎてから振り返って撮っています。 通常のルートだとこの方向から通ることになります。
 
 鎖を持って茶色い枯れ葉の上を歩いて行くことになります。こっちのほうが緊張感は少なそう。
 
イメージ 36
 
 
 
 
 不動滝の遠景。
 
イメージ 37
 
 
 
 
 先行する4人パーティ。 紅一点の山ガールさんがリーダーみたいでした。
 
 先ほどの帯岩で鎖を持たずにスタスタと歩いていたのには驚きました。
 
イメージ 38
 
 
 
 
 「滑滝(なめたき)」 です。 鎖をつかんで降りました。 雨だったら滑ると思います。
 
イメージ 39
 
 
 
 
 振り向いて撮っています。 沢下りもそろそろ終わりです。
 
イメージ 40
 
 
 
 

二人組に追いつきました。 そのまま付いていきます。            

 

二人ともヘルメット装着ですがこの山だと違和感ないですね。        

 

それとも蟻の塔渡りの帰りでしょうか。                      

 
イメージ 41
 
 
 
 
 戸隠牧場に到着。 石灰の粉の上を歩くようになってます。
 
イメージ 42
 
 
 
 

乗馬体験できるみたいですね。                                   

 

馬はまだ乗ったことはないです。いつか乗りたい気も。                     

 
イメージ 43
 
 
 
 
 
 14:36 登山届を出した牧場入口を通過。 大体8時間半くらいの行程でした。
 
 キャンプ場の中を歩いて駐車場まで戻ります。 ハンモックで一度寝てみたいなぁ。
 
イメージ 44
 
 
 
 

14:48 駐車場に帰還。                                      

 
イメージ 45
 
 
 
 
イメージ 46
 
 2200mくらいからの最後の急登が歯ごたえありましたし、
 
 帰りの一不動までの稜線歩き、一不動からの沢下りもなかなか楽しめました。
 
 もし初めて行かれるのなら私の通った反時計回りコースをお勧めします。
 
 通常の時計回りルートだと帰りの弥勒新道は消化試合っぽくなってしまうかも?
 
 
 
 
 登山ポストの横に置かれていたマップ。
 
 蟻の塔渡りに挑戦する方は参考にして下さい。
 
イメージ 47
 
 
 
 

このあとは台風を避けて長野県内を南下。                 

 

先日の記事で書いたように 「りんごの湯」 に入って            

 

諏訪湖畔のお気に入りの赤砂崎駐車場で車中泊。            

 

無料です。シャワートイレ完備です。富士山が見えます。         

 

持ってきたツマミの酒盗には日本酒も当然よかったですが        

 

冷えた白ワインも合いました。                          


 

翌日の守屋山からの展望の期待に胸をふくらませて寝ました。     

 

登山索引(山域別・その他)