赤岳 2017.07.29 (八ヶ岳連峰 2,899m) | ケイの山とスキーの日記  

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 日本百名山の八ヶ岳。

 いろんなところから見ています。最近では2週間前の富士山から。

 でもまだ登ったことはありませんでした。

 しかし先週末に東京・埼玉出張だったので帰り道に登るチャンスが到来。



 でも八ヶ岳と言っても南北30km。大きすぎてピンと来ません。

 単独で日本百名山に名を連ねている北端の蓼科山はまたいつかの楽しみに残すとして

 今回は八ヶ岳連峰の最高峰、赤岳を目指すことにしました。

 赤岳に登ると「日本百名山の八ヶ岳」を登頂したとカウントするのが一般的なようですが

 こんな大きな山は最低でも深田久弥本人の足跡を辿らないと登ったことにはならないのでは?

 氏は初日に赤岳鉱泉に泊まり翌日中岳を経て赤岳に登っています。

 そのあと横岳の岩尾根を伝って硫黄岳に着き、その北面の岩壁で同行の友人が滑落死しています。




 午前5時45分、美濃戸の赤岳山荘の駐車場に駐めさせてもらいました。

 赤岳山荘の駐車場です。   画像左奥から登ってきて振り向いて撮ってます。


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 駐車料金1,000円です。 この時間だと係員さんがいらっしゃいました。

 夜中だと後払いになるようです。

 手前の美濃戸口の八ヶ岳山荘なら500円ですが美濃戸口から美濃戸まで

 

 林道を1時間歩かなければなりません。

 ただしその林道がかなりの不整地。

 

 車高の低い車だと美濃戸口に駐めて歩いたほうがいいかも。

 赤岳山荘の駐車場もいろんな車が停まってますが底をガツンと当てた車もかなり多いはず。

 私の車は最低地上高200mmですがそれでもゆっくり走りました。




 赤岳山荘の駐車場で装備を整え、しばらく歩くと美濃戸山荘に 下矢印


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 ここに登山口があります。


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 この日は南沢→行者小屋→地蔵尾根→赤岳→文三郎道→行者小屋→南沢のコースを。

 

 ごく一般的な日帰りコースだそうです。


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 雰囲気のある道を進みます。  こんな道、大好きです。

 

 

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 渡渉もあって楽しいです。


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 向こうに見えるはずの八ヶ岳の稜線は雲の中。

 この日の天気予報は午前中曇り、午後3時頃から雨。


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 美濃戸の登山口から登りだして約2時間、行者小屋に着きました。


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 八ヶ岳の稜線は相変わらず雲に隠れて … … …


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 すると、しばらくして横岳の大同心・小同心が姿を現してくれました。


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 目指す赤岳も見えました。 あそこか! このままの天気で頼む…

 きれいに富士山が見えればいいのですが。


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 右側の山は多分、阿弥陀岳2,805m

 今日は行かないけどいつか行くから待っててね。


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 行者小屋の裏側に地蔵尾根への分岐がありました。


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 急勾配のザレ場です。

  注意して登ります。



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 階段です。

 下を見ると怖いので真っすぐ前を向いて(^^ゞ


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 鎖場です。 必要以上に腕に力が入ってしまいます。

 3点保持で慎重に。

 高度感のあるところは苦手です。(T_T)


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 地蔵の頭に出ました。

 

 山ガールさんかと思ったらお地蔵さんでした。(^^ゞ


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  ここからは稜線上を歩きます。

 なんか石鎚山の天狗岳を思い出して緊張します… 汗


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 登山道は案外広くホッとひと安心。 でもガスガスで展望ゼロ。


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 ハーモニカの調べが聞こえてきました。

 曲は何だったか? 不思議なことにさっぱり覚えていません。

 七つの子? 夕焼け小焼け? ドヴォルザークの9番の第2楽章?

 どちらにせよ、まだ午前中なのになんで夕方の曲を?と思ったことだけ覚えてます。

 ボケ~っとしながら赤岳天望荘に到着。


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 目指す赤岳はまだまだのようです。

 途中で雨がパラついたのでザックカバーだけかけましたがカッパは着てません。


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  花もわりと咲いていて気が紛れます。

 

 

 

 


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 目指す赤岳はアレでしょうか!? \(^o^)/ 

 … 違いました。。。


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 遠くから雷のような音が雷 こんなところで雷さんには決して会いたくないです!

 心配無用でした。 飛行機の爆音でした。


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 蜂が飛び回っていましたが刺さないので気にはなりませんでした。


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 最後の斜面。  鎖をつかんで登っていきますが、結構長いです。

 腕力に頼ってぐいぐい登るとすぐに握力が無くなって休憩することに。(^^ゞ


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 やっと赤岳北峰に到着。 赤岳頂上山荘です。


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 でも目指す八ヶ岳連峰最高峰はここではなくて南峰なんです。

 南峰はガスの中 下矢印 でもすぐ近くです。


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 とりあえずここでお昼ごはんを。 と言ってもクッキー2枚ですけど。

 私は山ではあまり食べないです。トイレに行きたくなると困るので。

 俗に言う「シャリバテ」は今まで感じたことはないです。


 小休止してから南峰へ。 混雑してました。


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 まぁなんとか2,899m登頂。

 

 

 

 
 混んでいるのでさっさと下山。 雨も心配です。


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 ここから降りるんですね。 ハイ。


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 … って、おっとっとですね~ 汗   落石注意。


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 分岐には標識があるので地図が頭のなかに入っていれば間違うことはないでしょう。


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 向こう側の尾根が地蔵尾根でしょうか? いや、もっと向こうだな。


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 阿弥陀岳です。

 登山道はちょっと危険らしいですけどまたいつか登りに来ますね。


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 行者小屋まで戻ってきました。 テントで泊まるのも楽しいんだろうなぁ。

 今のところ日帰りばかりなので行動半径も限られてしまってます。

 

 

 

 

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 南沢を戻ります。


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 アワフキムシ 発見! チョキ


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 13:07 登山口の美濃戸山荘まで戻ってきました。

 冷たい水で顔を洗わせていただきます。 冷えた飲み物もありますよ!

 

 

 

 

 

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 この日のGPSログです。


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 なかなか楽しい山でした。

 いつか阿弥陀岳や横岳や硫黄岳も登ってみたいです。

 富士山が見れなかったのが心残り。。。


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