6月17日に御嶽山に登ってから濁河温泉でゆったりと温まらせてもらったあと、
高山市内のモンデウス飛騨位山スノーパークに移動しました。
天孫降臨や天の岩戸の伝説は日本各所にありますがその一つの位山(くらいやま)に登ろうと思って。
道の駅にもなっているだだっ広い駐車場でラーメンを作ってからウィスキーを。
ゆっくりと本を読んだり音楽聴いたりして車中泊しました。
翌朝、駐車場の端にあった地図を確認。
ダナ平林道を車で登ってから巨石群の中を歩くルートを選択しました。
(実は事前にあんまり調べてこなかったんです)
ダナ平林道では中身がこぼれないようコーヒーカップを片手に持って運転。
悪路を30分ほど走って登山口の駐車場に到着しました。
一番乗りです。 でも露払いはちょっと… 熊さん、出てこないでね。
登山口は上の画像右奥の鳥居の右側です。 画像の後ろ側にトイレがあります。
石段の上にはタイムカプセルのような球形の造形物が設置されていました。
この山がパワースポットだということを演出しているような感じでした。
上の画像右奥に写っている案内図です。
重々しい名前が付けられた巨石群の中を登るルートです。
樹林帯の中を気持ちよく歩きます。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/fc/56/j/o0900060014445880545.jpg?caw=800)
こんな巨石がいっぱいありました。
地面の上に乗っかっているように
見えますが実際はどうなんでしょうか。
500m進みました。 山頂まであと1kmらしいです。
短いですが中身の濃い異次元の世界のような凝縮された時空を感じます。
ツツジ科のサラサドウダン
位山はサラサドウダンでも有名なんですね。
なんか普通の道じゃない雰囲気。
パワースポットと言われているのもわかるような気が。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/22/67/j/o0850056714445880591.jpg?caw=800)
今ここで友人の兄貴の不良グループが現れてナイフで脅されても
しっかりと相手の目を見据えて 「みんなは撃たない。お前だけを撃つ。」
なんていうセリフをすんなりと吐けそうな気がしてきました。
なんか 『心の旅』 っていう感じです。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/35/71/j/o0800060014445880596.jpg?caw=800)
登山道の脇に掲げられていた西田天香の言葉
一人で歩き出した少年たちにエールを
天の岩戸に着きました。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/16/ba/j/o0900060014445880605.jpg?caw=800)
ロープが張られていて近づくことはできませんが仮にロープがなくても中には入りにくいですよね。
天の岩戸の裏に回るとスキー場からの登山道との合流点でした。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/47/d5/j/o0800053314445880611.jpg?caw=800)
山頂エリアに近づいてきました。
御嶽山と乗鞍岳の眺望スポットのほうへまっすぐ進みます。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/d5/fd/j/o0900060014445880620.jpg?caw=800)
ここにもサラサドウダンが。
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/04/3a/j/o0800053314445880626.jpg?caw=800)
前日に登った御嶽山が見えました。
左下から登って一番左端の継子岳を通過して山頂を半周しました。
この一週間後に震度5の地震でこの山が揺れたとは…
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/f7/77/j/o0900060014445880630.jpg?caw=800)
乗鞍岳の展望はイマイチでした。
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/44/39/j/o0900060014445880637.jpg?caw=800)
山頂への道と天の泉への道の分岐点。 直進して天の泉へ向かいます。
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/c7/cf/j/o0800053314445880642.jpg?caw=800)
すぐに天の泉に到着。
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/f0/2a/j/o0800053314445880649.jpg?caw=800)
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/cf/b5/j/o0800053314445880652.jpg?caw=800)
雰囲気はまぁまぁ良かったです。
元の道に戻る途中に山頂への廃道がありました。 「頂」 の字が見えます。
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/ab/56/j/o0800053414445880659.jpg?caw=800)
見上げるとこんな感じです。 右と左に僅かに踏み跡が確認できます。
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/15/16/j/o0800053314445880666.jpg?caw=800)
一つのシーンが終わったあと次にどこへ行けばいいのかは
踏み跡を探すことで解決できる場合が多いですよね。
ドラクエをⅠからやってきた経験上ですが ^^
最初右に進みましたがすぐに断念。 左のほうから登ります。
結構な藪漕ぎです。 引き返そうかとも思いましたが頂上はすぐそこのはず。
![イメージ 24](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/5a/0b/j/o0800053414445880670.jpg?caw=800)
でもほんとに大丈夫なのか気になってスマホのGPSを見ました。
ちゃんと国土地理院の地図の点線上を進んでいることを確認。
![イメージ 25](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/55/2f/j/o0380060014445880677.jpg?caw=800)
しばらくすると過去にインフラが整備されていたことを示す場所に出ました。
![イメージ 26](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/ed/a8/j/o0800053414445880684.jpg?caw=800)
もう頂上は標高差にして数mも無いはず。 最後の藪漕ぎです。
押しのけた小枝がバネのように戻ってきて顔に当たりメガネが斜めになりました。
半袖で来てよかったです。長袖ウェアならかなり傷んでいたでしょう。
![イメージ 27](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/69/87/j/o0800053414445880691.jpg?caw=800)
やっとこさ頂上にとうちゃこ~♪ 展望はありませんでした。
![イメージ 28](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/df/9c/j/o0800053414445880697.jpg?caw=800)
普通ならこの道を登ってくるんだな。
もったいないのでこの道も往復しましたが。(^^ゞ
![イメージ 29](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/0c/08/j/o0800053414445880706.jpg?caw=800)
広場に出ました。 ちょっと休憩します。 山頂エリアを時計回りに歩いています。
![イメージ 30](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/8a/88/j/o1200080014445880709.jpg?caw=800)
サラサドウダンの群生地を抜けます。
![イメージ 31](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/4b/55/j/o1000066714445880714.jpg?caw=800)
![イメージ 32](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/85/02/j/o0900059914445880721.jpg?caw=800)
分岐点に出ました。 右に行けばスキー場のゲレンデ。
車を置いているのは左方向です。
![イメージ 33](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/5f/e1/j/o0850056714445880728.jpg?caw=800)
ちょっとだけ天の岩戸をもう一度。
![イメージ 34](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/19/f6/j/o0850056714445880735.jpg?caw=800)
駐車場まで降りてきました。 車が増えています。
下山中に数組の登山者の方たちとすれ違いました。
明るく元気に挨拶。いいもんですね。
![イメージ 35](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/00/08/j/o0800053314445880742.jpg?caw=800)
ダナ平林道を降りてスキー場を見上げるところまで来ました。
ゲレンデには牛さんが。
![イメージ 36](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/92/35/j/o1000066714445880747.jpg?caw=800)
ここは分水嶺なんですね。
左側に流れた水は飛騨川~木曽川を通って伊勢湾へ。
右側に流れた水は宮川~神通川を通って富山湾に注いでいます。
![イメージ 37](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/d1/6b/j/o0900060014445880752.jpg?caw=800)
![イメージ 38](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/c4/fd/j/o0400060014445880756.jpg?caw=800)
飛騨に前入りして二泊二日の週末登山、
楽しかったです。
帰宅したら息子と娘から父の日のプレゼントが届いていました。
左は息子夫婦から。マッサンが手本にしたウィスキーですね。
右は娘からのバランタイン。
21年物より美味しいと娘がLINEで力説しておりました。
ありがとう。
登山索引(山域別・その他)
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