生まれ故郷の山 龍門山に登る 2016.08.14 | ケイの山とスキーの日記  

ケイの山とスキーの日記  

.
.         山 ・ スキー ・ 日帰り温泉 ・ 道の駅
.
.             ステーションワゴンで車中泊

 

 お盆休みに和歌山に墓参りに行ったついでに生まれ故郷の山、龍門山に登ってきた。


イメージ 1



 中腹に登山口があり、そこにも駐車スペースがあるが一番下の駐車場から歩くことにした。

 車は新しく愛車となったスバルのアウトバック。

 先進的な衝突回避システムなどは嬉しいおまけだが個人的には最低地上高200mmのほうが有難い。

 

 不整地での運転が楽だ。 ステージアは140mmしかなかったので山道で底を打ったことが何度もあった。





 画像中央下の「現在地」から田代コースを登り中央コースで降りてくる予定。

イメージ 2




イメージ 3



 道案内の看板があるのでわかりやすい。




イメージ 4
 

 

 ぶらぶら歩いていると後ろから軽トラが。

 脇に寄って道を空ける。

 軽トラは一度追い越していったがすぐにバックして戻ってきた。

 運転席のオヤジさんが 「乗れ、送ってやる」 と言う。



 

 歩きたかったがこれも何かの縁だと思って乗せてもらった。

 オヤジさんはこの山で農業を営んでいるらしい。

 オヤジさんと言っても私と10歳くらいしか違わないのだろうけど。(笑)

 農業はあまり儲からないこと、息子に嫁が来ないこと… など明るく話してくれた。

 私も自分の話を少しした。この町の生まれで小学校4年まで龍門山を見ながら育ったこと、

 今は金沢に住んでいて60歳の誕生日を迎えた節目に生まれ故郷の山に登りに来たこと、

 明日は和歌山市内で墓参りすること… などなど。


 

 登山口まで送ってくれてUターンして降りていくオヤジさんの軽トラ。

 ありがとうございました。

イメージ 5




 田代ルートの登山口。

イメージ 6


 草ぼうぼうの先制パンチをくらったが最初のうちだけ。

 蜘蛛の巣を片手で払いながら進む。


 

 セミ発見。網の代わりにカメラでパシャリ。

イメージ 7




 お地蔵さん。

イメージ 8




 田代峠方面は直進だが右折すると「ちりなし池」に行けるらしい。

 子どもの頃もここまで登ってきたことはなかった。どんな池なんだ?

 寄り道してみることにした。

イメージ 9





 途中で道から外れてしまったことに気付きスマホのGPSアプリで現在地を確認。

 林の中を最短ルートで池に向かう。

イメージ 10





 ちりなし池に着いた。空き地みたいなところだ。水は無かった。

イメージ 11




 普段は水が溜まっているみたいだ。


イメージ 12





 登山道に戻り山頂を目指して歩く。  いい感じの道だなぁ。

イメージ 13





 仮面ライダーを発見!  しばし睨み合う。

イメージ 14




 磁石岩が見えてきた。 この岩は天然の磁石なのだ。

イメージ 15



イメージ 16

 磁石岩の上に方位磁石を置いてみた。

イメージ 17

 南東方向にN極が吸い寄せられている。



 解説の看板。

イメージ 18





イメージ 19




 磁石岩を過ぎてすぐに山頂に着いた。

イメージ 20




 まだ午前9時だ。

 60年前に私が生まれた町を見下ろすがいまいち遠すぎてよくわからない。

イメージ 21




 30分くらいのんびり休憩してから西に進み右折して中央コースを降りる。

イメージ 22





 降りていく途中、右折して次のスポットの明神岩と風穴の方に向かう。

イメージ 23





 明神岩から東の方向を見る。紀の川が見える。

 この岩から真下を覗くのはちょっと怖い。^^

イメージ 24




 近くにある風穴の開口部。


イメージ 25

 内部はかなり大きな洞窟になっているそうだ。

 冷たい風が出てきているのを感じる。

 解説はこちら。

イメージ 26





イメージ 27


 田代コースに比べて中央コースは標識がちゃんと

 

 整備されているという印象を受けていたが、

 なんかユニークな雰囲気の標識がひとつ。

 左上の山頂方向から降りてきて振り返って撮っている。



 ここまでで二人連れのご夫婦と二人連れの

 お父さんと男の子に会った。

 心のこもった挨拶をしてくれて嬉しくなった。




 中央コースの登山口に到着。

イメージ 28





 マップの右下が現在地。ここから田代コースの登山口に戻る。

イメージ 29





 途中で展望のきく場所があった。

イメージ 30

 なんか昔の記憶と違うなぁ。写真中央は私が4年生までいた粉河小学校だと思う。

 その隣に粉河中学校があったはずなのに無い… ?

 左下の紀の川近くのグラウンドは何だ? … あとで調べたら粉河中学校が移転していた。





 田代コースの登山口まで戻ってきた。 車が1台停まっていた。

イメージ 31




 朝、オヤジさんに乗せてもらって登ってきた道を降りていると案内板があった。

イメージ 32



 ギフチョウはこの日とても期待していたのだが見ることはできなかった。

 でもアオスジアゲハが飛んできてくれたのでパチリ。

イメージ 33




 駐車場に戻ってきたら車が増えていた。

イメージ 34

 

 ありがとう 龍門山。

 このあと粉河寺と根来寺に寄って和歌山市内へ。

 登山索引(山域別・その他)