昨年９月に登った取立山、水芭蕉の季節になったので再び登ってみました。
石川県と福井県の県境にあり登山口は福井県にあります。
この季節はさすがに人気なんですね。
前回は１台しか停まっていなかったのにこの日は３０台くらい。
（そしてお昼前に私が帰るときには倍くらいに増えていました）
和泉ナンバー(大阪府南部)の車の横に駐めました。
かなり遠くからも来ていらっしゃるようです。
Ｒ１５７沿いの最後のコンビニをうっかり通りすぎてしまい食料はこんなものしかありません。(T_T)
水分は途中の自販機で１．５Ｌ確保できました。
アレは残念ながら売っていませんでした。
この日は気分を変えて前回と逆の反時計回りで行くことに。
ここを右へ行きます。
タムシバの白い花。
これは ガクアジサイ？
花の名前はまだよく知らないので間違っていたら教えて下さいね。
この花の名前は知りません。
調べてもわかりませんでした。
お馴染みのイワウチワ。
南の方角に見えるのは先日登った荒島岳と小荒島。
左の谷のＹ字の残雪…
あれが深田久弥が「日本百名山」で書いている九頭竜川の漁師の鮎解禁の印なのでしょうか。
今年は琵琶湖の稚鮎はいただきましたが本格的な鮎はまだ食べていません。
旬になったらまた岐阜へ鮎を食べに行かなくては。
そんなことを考えながら歩いていると取立山山頂に着きました。
午前９時２９分。 登り始めて１時間１５分です。
正面に白山が見えます。かなり雪解けが進んでいるようです。
私にはまだ無理ですけど。
小休止して水芭蕉群生地の方へ。
分岐を右へ入っていきます。
群生地に着きました。 反時計回りに一周します。
昔、尾瀬に行ったとき見た看板の言葉を思い出しました。
「通っていいのは板道だけ」
「とっていいのは写真だけ」
「残していいのは○○○だけ」
たしかこんな内容だったと思います。○○○に入る言葉はなんでしょう？
今ネットで調べたら「足跡」と出ましたが私が見た看板の言葉はもっと風情がありましたよ。
このあたりにはまだ残雪もたくさん。
そのまま進んで こつぶり山 へ。
ここから見る白山の姿を楽しみにしていましたが御前峰には少し雲が。
弁当もないので少し休憩して下山します。
あの道を降りていきます。
秋になると赤い実をつけるナナカマド。
大滝方面へ下っていきます。
水が流れ落ちる斜面をロープをつたって降りていきます。
この写真は上を向いて撮っています。
こういう状況が割と長く続きますが結構楽しいです。
でも下りよりは登りがお薦めです。
私も次回は駐車場からスタートして
時計回りに進む大滝コースに戻します。
大滝コースはこの難所を登りで通過できることと、あと花も多くバラエティに富んでいます。
こつぶり山で白山を見て水芭蕉群生地に寄り、取立山山頂に立ってから、そのあと一気に下山。
そのほうがいいですね。
赤兎山方面に縦走することもできるらしいですが。
コースから少し外れますが大滝の真下に寄り道してみました。
画像では高さをあまり感じませんが落差３０ｍあります。
ズームレンズを目一杯広角にしましたが滝壺は写せませんでした。
（35mm換算で約25mm）
あたりの空気がひんやりしています。
マイナスイオンに包まれている感じです。
深呼吸が気持ちいい。
何もかも忘れた瞬間でした。
途中で咲いていた花を紹介します。
知らない花は調べましたが詳しい名前まではわかりません。
間違っていたら教えて下さい。
少しずつ覚えていきたいと思います。
これはタチツボスミレ？
酒呑みの猿の化身、ショウジョウバカマ
カタバミ？ 日本五大家紋の一つですね。
子孫繁栄の思いを込めた祖先の気持ちが伝わってきます。
白いカタバミ？
この花は何という名前なのでしょうか。
サンカヨウ。
もっと美しい花なのですが写し方がイマイチ。
１１：５４ 駐車場に戻ってきました。 登り始めてから３時間４０分。
帰りに温泉に寄りました。
冬にスキーの帰り、メタボンさんに教えてもらった「白山里」
こじんまりした集落の中にあります。
気に入って一人で何回か来ています。
真新しい清潔な印象の古民家風の建物。
湧き出しているお湯はすべすべ感がありますが、そんなにヘビーでなく個人的には好印象です。
いい一日でした。
