荒島岳に登る 2015.05.03 (福井県 1523m 日本百名山) | ケイの山とスキーの日記  

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 記事が後先になったが5月最初の日曜日、荒島岳 に登ってきた。
 
 福井県大野市 標高1,523m 日本百名山。
 
 
 
 午前4時に金沢市を出発。
 
 明け方の北陸道なんていつもは貸切状態なのに、この日は結構な交通量。
 
 途中給油のため尼御前SAに寄ったが駐車場が9割方埋まっていたのには本当に驚いた。
 
 
 
 
 北陸道福井IC下車、R158を東進。
 
 途中のコンビニ(2軒あった)でおにぎりと水を調達。
 
 午前6時に勝原(かどはら)スキー場跡地の駐車場に到着。
 
 駐車場は数十台の車でいっぱいだった。GWの百名山、甘くない。
 
 ゆっくり通り過ぎながら空きスペースを探す。
 
 諦めかけてそのまま進みR158に再び降りる道に入ると路肩に車が数台停まっていた。
 
 ほっとした。 私も並べて駐車。
 
 しかしみんな遠くから来ているなぁ。筑豊ナンバーや習志野ナンバーもあった。     
 
     
 
 
 準備を整えて出発。
 
 駐車場にはトイレと登山ポストと地図があった。
 
 
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 勝原コースから登って行くことになる。
 
 しゃくなげ平に出て左の荒島岳に登ってから帰りは小荒島にも寄りたい。
 
 時間に余裕があれば小荒島からしゃくなげ平に戻らずそのまま中出コースを下って
 
 JR下唯野駅から13:56発の下り電車で勝原駅まで戻って徒歩30分で駐車場まで…
 
 なんていう大雑把な計画を立てていた。
 
 
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 駐車場から伸びている舗装路を数分間登った。平らなところに出たので振り返る。
 
 センターハウスだったであろう建物が見えた。
 
 スキー場があったころスキーヤーはあそこまで気持よく滑り降りたんだろうな。
 
 
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 しかしちょっと疲れた。
 
 出だしの舗装路で半分以上体力を消耗したかと思った。(^^ゞ
 
 暑くなったので長袖シャツを脱いでTシャツに。
 
 小休止して元気になったので先に進む。
 
 
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 歩きにくいガレ場を30分ほど登っていると
 
 リフトの設備の残骸がある広場に。
 
 ベンチ代わりになってちょうどいい。
 
 またひと休み。
 
 天気もよくて気持ちいい。
 
 アレを2~3本持ってくればよかったなぁ。
 
 
 
 
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 再び歩き出すとすぐそこに登山口の標識が。
 
 
 ここからが登山道なのか。
 
 
 どんな景色が待っているのか楽しみだ。
 
 
 
 
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  こんな景色だった。
 
  癒やされる。
  
 
 
 
 
  この木は 「トトロの木」 というらしい。なんかキリンみたいだが。
 
 
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 この木も印象的だったが名前は付いていないみたいだ。
 
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 白山の平瀬道にも変わった形の木があったのを思い出した。
 
 
 
 
 
 
 登り始めて約1時間20分、白山ベンチに到着。
 
 
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 先客が数人いらっしゃってアングルに制約があり写りもイマイチだ。
 
 
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 ズームして画像処理でくっきりと見えるようにしてみた。
 
 右は別山、左は白山の主峰御前峰、そのやや左は大汝峰。(と、思う ^^)
 
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  山頂まであと2kmだそうだ。
 
  気持ちいい。
 
 
 
 
 
 標高が上がるにつれて残雪も多くなってきた。
 
 これくらいだとあまり危険でもないので楽しいなぁ~。(^^ゞ
 
 
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 しゃくなげ平に到着。 標高1,204m。 登り始めて約2時間。
 
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  左の山頂方向に向かう。 あと1.5kmらしい。
 
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 遠くにそびえている山頂。
 
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 あと1.5km? もっとあるように見える。
 
 ここから一度下り道になる。
 
 せっかく登ってきたのに。
 
 
 
 佐開コースへの分岐。
 
 山頂は直進方向。
 
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 ブナの落ち葉の間からショウジョウバカマが。
 
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 先行者のあとをついて行く。
 
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 このあたりは難所「もちがかべ」
 
 急登の連続。
 
 登りより下りのほうが厄介だった。
 
 
 
 
 
 
 タムシバが咲いていた。
 
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 カタクリも咲いていた。結構群生していた。
 
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 荒島岳の本当の山頂までにあるピーク、「前荒島」
 
 前方にピークがもうひとつあってそちらは 「中荒島」 と名付けられていた。
 
 そのたびに登ったり降りたりの繰り返し。なかなかすんなりと行かせてくれない。
 
 
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 右側のピークが 「中荒島」
 
 目指す荒島岳の山頂は中央やや左奥。
 
 ( これがまたニセピークだったら多分がっくりきたことだろう ^^)
 
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 イワウチワ
 
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 山頂はもうすぐだ。
 
 
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 風がかなり強い。
 
 笹が画像左から右に吹き流されているのが
 
 お分かりになるだろうか。
 
 帽子が吹き飛ばされそうになったので
 
 しっかりとかぶり直す。
 
 
 
 
 
 
 
 着いた~。登り始めてから3時間20分経過。一般的なタイムみたいだ。
 
 レンズの保護フィルターに泥が飛んでいた。あとで気づいて拭きとった。
 
 
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 前方は経ヶ岳だろうか。男性がじっと見つめていた。
 
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 あいにくガスがかかっていて白山方向は見えず。
 
 寒くなってきたのでフリースを着ておにぎりを1個だけ食べた。
 
 そろそろ降りることに。   まだまだ登ってくる人がたくさんいた。
 
 
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 しゃくなげ平を通過して小荒島岳の方に向かう。
 
 トレースを辿っているつもりだったがこの先を右に行って迷ってしまった。
 
 
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 おかしいと思って少し戻ると熊鈴の音が。  その音の方向に進む。
 
 すると小荒島岳に続く中出コースの登山道に出た。
 
 そうだったよなー、
 
 中出コースの登山道は小荒島岳の南から西側を通っているんだった。
 
 地図を見て考えながら歩けば正しい方向に進めたのに。
 
 これじゃダメだなぁ。反省。
 
 
 
 
 小荒島岳への分岐。
 
 この写真は分岐点を通りすぎて振り向いてから撮っている。
 
 
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 分岐から2分で小荒島岳山頂へ。
 
 小荒島岳から見る荒島岳。
 
 山頂には熊鈴の主がいた。
 
 荒島岳の山頂で経ヶ岳を見つめていた男性だった。
 
 男性はここでは白山を見つめ続けていた。
 
 なんかサマになっていてかっこいい。
 
 時とともに白山が見えるようになっていた。
 
 
 
 福岡から来たというご夫婦が登って来られた。
 
 今朝、フェリーで大阪の泉大津に着いて
 
 そこから4時間かけて福井まで来たとのこと。
 
 とても楽しそうで私も嬉しくなった。
 
 
 
 
 小荒島岳から見えた白山。
 
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 このときすでに11時16分。13:56発の電車にはそんなに余裕が無い。
 
 無理せずにしゃくなげ平から勝原へ戻ることにした。
 
 
 しゃくなげ平に戻る間に2人から小荒島への道を聞かれた。
 
 昔から私は人からよく道を聞かれることがとても多い。
 
 本人はこんなに方向音痴なのに。 不思議だ。
 
 
 しゃくなげ平では今から荒島岳に向かう人たちからアイゼンは要るかと聞かれた。
 
 必要ないと答えたが、アイゼンを持っていない(買ったことがない)とは言えなかった。
 
 なんで初心者の私に聞くんだよ。
 
 
 
 それから、しゃくなげ平でブヨに刺された。今でも痒い。むちゃくちゃ痒い。。。
 
 
 
 かなり降りてきた。
 
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  登りのときに少し休憩したリフトの残骸まで来た。
 
  また少し休憩して残っていたおにぎりを食べていたら
 
  山梨から来られたというご夫婦が降りて来られて少し話を。
 
 
  帰り道、少し寄り道をして 九頭竜温泉の 「平成の湯」 へ。
 
  楽しい一日だった。
 

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