最近寝る時間を少し早めて
就寝前の読書が日課になりました^^
今読んでいるのは「母の遺産」という新聞小説を本にしたもの。
先日義父の病院に付き添ったり
介護の現場を見る機会が多くなった今
この本をゆっくり読み進めています。
仕事で出会う方々とは違い
病院の付き添いは体の機能が衰え
介護を受けていらっしゃる御年配の方々が多くいらっしゃいます。
老人専門の病院では
患者さんに車椅子が必要な場合がほとんどで
私も体調を崩した父を車いすではじめて押しました。
待合ロビーには何人ものエプロン姿のヘルパーさんが
担当のお年寄りに付き添っておられました。
先生からマイクで名前を呼ばれると
ヘルパーさん達が元気よく返事をしていました。
看護師さんがひとりひとりの患者さんに優しく声をかけ
お答えのない方にも丁寧に敬語で話されているのが印象的でした。
みんな今を一生懸命生きている・・・
介護する方もされる方も
病院の先生も看護師さんも・・・
この本を読んだあと何を思うかはまだわかりません。
いつかは自分も歳をとることだけは間違いのないことです。
今日という日を大事に悔いなく過ごすこと。
今という時間はもったいないくらい宝石のような輝かしい時間だということ。
今を生きること・・・・すばらしいこと。
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