【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 4月8日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第一段2 御門の御位はいともかしこし  

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 野暮用があり、大江戸線に乗って某駅で下車して、用件を済ませました。

 その時に、大江戸線の終点駅・光が丘の公園は桜の名所で、今、満開であると聞き、飛んで行きました。

 バッグに忍ばせている小型カメラでカシャリ、カシャリとしてきました。

 公園内にバードサンクチュアリがあるのですが、残念ながら週末しか入ることができず、断念しました。

 昼近い時間でしたが、小鳥たちの鳴き声が結構聞こえました。

 もっとも、コンパクトカメラでは、望遠ズームもついてはいますが、拡大していくとデジタルズームになってしまうので、どうしても画質が落ちてしまいます。

 カメラ機能の面からも、諦めがつきました。

 

 当ブログの【心 de 経営】シリーズの一環として「心づかい」をコンセプトとしたシリーズは、先週終了しました。

 このシリーズは、「ほのぼのとした気持ちになり、『生き方』を考えさせられることが多いです」というようなコメントをいただいています。

 しばらく、このシリーズを見直し、時期が来ましたら再開したいと考えています。

 その代替としてかつての新シリーズをお届けします。

 このシリーズは、数年前に部分的に当ブログに投稿しました。

 その内容を追補したり、新規に加えたりして参ります。

 

 ※ まだ、走り出しで、エンジンがかかっていません。<笑い>

 

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
 高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、老いぼれコンサルタントが、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

【 注 】 加筆等再編集して、再掲の原稿を含んでいます。

 

◆第一段その3 一の人の御ありさまはさらなり、ただ人も、舎人など賜るきははゆゆしと見ゆ。

 

 第一段を分けてご紹介しています。(下図は、前回に同じ)

 

 

◆03 一の人の御ありさまはさらなり、ただ人も、舎人など賜るきははゆゆしと見ゆ。

 

【語彙】

 一の人(いちのひと): 摂政・関白の別称
 ただ人(ひと): 摂政・関白以外の一般の貴族
 舎人(とねり): 高い位の人に朝廷が派遣する警護の役人
 きは: 身分、家柄
 ゆゆし: 素晴らしく立派である

 

【現代語訳】

 朝廷の儀式で第一の座に座する摂政や関白のありようはいうまでもなく、舎人の警護などを受けられる身分の高い人は、立派に見えます。

 

【ひと言】

 身分の高い人は、それなりの帰浜を持った立ち居振る舞いをされ、われわれ下船の庶民とはことなる雰囲気を醸し出しています。

 ところが、身分が高い人でも、所詮人間です。恋もすれば、デートもするでしょう。一方で、あまり俗世とかけ離れた生き方をしてきているでしょうから、上敷免でかけ離れたり、庶民の気持ちがわからなかったりするのではないでしょうか。

 庶民の外気に触れていないために、ある面では無垢で、それがために庶民からみれば顔をしかめたくなるようなことを、一途に思い込んでしまうこともあるでしょう。

 庶民でいて、よかった~~

 

 それにしても「ゆゆし」という言葉を「由々しい」と会すれば良いですが、「忌忌しい」という漢字を当てはめると大変な意味になってしまいます。

 ちなみに後者の「忌忌しい」は、辞典によりますと「そのままほうっておくと,とんでもない結果を引き起こすことになる。容易ならない。」という意味です。

 

■ 「日暮パソコンに向日て」 バックナンバー

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
   この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 4月9日 ■ 大仏の日、東大寺大佛会 ■ 食と野菜ソムリエの日  一年365日、毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆  花祭りに思うスパーシタの一文 408

 4月8日は花祭りですが、子供の頃、お寺さんへ行って、あまりおいしくもない、薄められた甘茶を振る舞ってもらいました。
 われわれの生活というのは、直接間接を問わず、仏教徒の関連はいろいろあります。
 反省の契機となることもあり、多くの学びがあると考えています。

 仏教の名言集とも言えます「スパーシタ」の一文に次のようなことがあります。

  本の中にある知識は
  他人の手中にある財産と同じように
  いざというときに
  役に立たない

 近年、ネットで検索するとすぐにいろいろな情報を検索することができます。
 そのために、何か自分が物知りになったような錯覚をしているのは私だけでしょうか?

 上述の「スパーシタ」をキーワードにネットで検索したら、一件だけ引っかかってきました。
 ネット検索で一件だけというのは、異例中の異例ですね。

「開眼供養」は、「軽減法要」とか「入魂式」、「魂入れ」とも呼ばれます。
 仏像や仏画、われわれの身近なところでは仏壇とかお墓などができたときに、魂を入れる儀式です。
 有名なのは、聖武上皇による東大寺大仏殿の開眼供養です。
 天竺から唐を経て日本に来た僧侶「菩提僊那(ぼだいせんな)」が大仏の眼を入れたと伝わっています。
 五色の紐で集まった人々を繋げて、「ご利益(りやく)」が行き渡るようにする儀式は、今日でも行われます。

 

(ドアノブ)

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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