【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 4月5日 中小企業は営業部門強化に経営資源を集中せよ

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 早朝ウォーキングのコース沿いに、ウコン種の桜の老木がありました。

 「ありました」と過去形なのは、つい、数日前に、そこを通ったときには、老体ながら、それなりの美しさを保ち、まもなく花を咲かせるという態勢でした。

 ウコンは、薄緑色の花弁をつける、私が好きな桜なのです。

 緑色の花弁といいますと、御衣黄が有名です。

 御衣黄は、ウコンより色が濃く、また希少種でもあり、あまり見る機会がありません。

 どちらかというと、私は、薄緑のウコンの方がすきです。

 八重で、やや遅咲きです。

 毎年、この桜を見るのが楽しみだったのです。

 どの様な事情があるのかわかりませんが、いま少し待っていただけば、今年の桜を咲かせることができたのに・・・

 

 知人の要請で、中小企業の勉強会でお話をしました。

 「あたり前の話でよければ」という条件付きで話したのですが、「あたり前の重要性をあらたにしました」というリップサービスを複数聞くことができました。

 リップサービスだと思っていましたら、そのうちの一社から来社要請がありました。

 どの様な話になるのか解りませんが、日時確定をしてお伺いすることにしました。

 楽しみです。

■ 中小企業は営業部門強化に経営資源を集中せよ

 

◇ 中小企業の強みを活かせ
 中小企業の経営者・管理職の中には、「うちは中小企業だから、大企業のようにお金をいっぱい使うことはできない」と、先行投資に対して消極的な人がいます。
 それでは、現状を肯定することと同じことですので、現状打破をすることはできません。
 現状打破をするのは、中小企業の強みを活かすことです。
 中小企業の強味というのは、小回り性と意思決定のす速さにあると言えます。

 ◇ 中小企業を強くする第一歩は?
  中小企業が強くなるには、企業によっては出血を止めることが先決です。
  次に行うべきは、攻めの戦略です。
  攻めの戦略の第一歩は、営業部門の強化です。
  難しそうな営業部門強化ですが、中小企業では、「あたり前」ができていいない企業が多いので、あたり前をあたり前にできるようにするだけで売上も利益も改善することができます。
 
◇ 営業部門の強化は温かい管理ができる管理職づくりから
  温かい管理の基本は、社員の自己管理です。
  自己管理の基本は、PDCAです。
  しかし、このPDCAは、誰もが知っているにもかかわらず、実行できている企業は皆無と言っても過言ではありません。
  また、“真”のPDCAを理解している人も、残念ながらごく少数です。
  “真”のPDCAを理解し、導入し、推進して行くのは、多大な資金が必要なわけではありません。
  知恵を絞れば実現可能です。
  しかし、生兵法は怪我のもと、自己流ではなかなか効果に結びつきません。
  その方法とは・・・・・<続き>
   http://www.glomaconj.com/keieisha/shohin/service/eigyokanbu.htm


■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 4月6日 ■ 北極の日 ■ しろの日 ■【今日の写真】 白砂青松の曼殊院の庭園  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


■ 東京都にはたくさんの無人島がある!? 405

 NHKの朝の連続ドラマで話題になりました北茨城ですが、東京まで2時間ほどの距離にありながら、昔は東京に憧れていたのですね。
 たしかに、東京は大きい。
 江戸時代には、世界で一番大きな都市でした。
 世界ではじめて1000万人都市になったのも東京です。
 その大都市東京にも「村」があるばかりではなく、無人島もあります。
 無人島の数は、ひとつやふたつではありません。
 近隣諸国が、日本の島を勝手に占拠しないように、日本政府は、島や海溝などに名前を付け始めています。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

 

【これまでのあらすじ】

 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 商社の海外戦略に関わる人事案件なので、角菊貿易事業部長の推薦する三名を元に、準備は水面下で慎重に進められていました。その中に竹根の名前が含まれていることは、社員の誰もが思いもよりませんでした。
 討議を重ねた結果、福田社長は、海外戦略にも関わる高度な人事の問題なので、専務と社長に一任してほしいと言って三者会談を終えることにしました。しかし、後日、角菊事業部長は、最終的に、自分が推薦した佐藤君ではなく、竹根に決まったと聞かされます。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりです。
 空港で家族や長池の見送りを受け、初めての飛行機に搭乗。シートに座っても落ち着きません。次々と出てくる機内食にも戸惑います。初めてのカルチャーショックを味わう竹根です。
 雲と海だけの長いフライトの末、ようやく地上が見えてきました。サンフランシスコの上空から滑走路に向かうのです。着陸の不安、着地後の安堵、アメリカという新天地への期待などが入り混じっていました。
 アメリカ生活、最大のショックが訪れました。戦後25年も続いてきた1ドル360円が崩壊したのです。そのような経済環境にもかかわらず、一方で竹根の胸にはひとりの女性が悩まし続けています。しかし、会社は次々と新たなミッションを命じてきます。
 
【過去のタイトル】
 1.人選
  1ドル3 6 0円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理
  下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑
  人事推薦本命を確実にする資料作り
  有益資料へのお褒めの言葉 福田社長の突つ込み
  竹根が俎上に上がる 部下を持ち上げることも忘れない
  福田社長の腹は決まっていた
 2. 思いは叶うか
  初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢
  竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス 急ごしらえの出張準備が始まる
 3.アメリカ初体験
  いよいよ渡米、初のカルチャーショック キュンとしたりトロトロしたり
  心細いサンフランシスコ上空 生まれて初めて外国の地に降り立つ
  ニューヨーク事務所で準備が始まる
  ニューヨークで稼働開始
  ニューヨークの時計はカネ次第で回る速度が変わる!?
  ニューヨーク生活もカネ次第
 4.迷いの始まり
  初めてのアテンドも吹き飛ぶ事態発生 これって“恋”?
 
4 迷いの始まり 4-4 新しいミッションの中味

  <最新版> 毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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