【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 3月14日 元気な会社 オートミール人気支える開拓者精神 2817-4314

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 暖かい朝が多くなってきました。

 陽が昇る時間も早くなってきているのを実感します。

 早朝ウォーキング塗中の小学校のハクモクレンが咲き始めました。

 朝日に朱く萌えているので、思わず【カシャリ!ひとり旅】

 

 

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 

 竹根の部下が紹介してくれた企業は遠方のため、ネットを使ってインタビューと社内見学をさせていただきました。

 

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 オートミール人気支える開拓者精神 2817-4314

 コロナ禍を契機に、オートミール人気が上がりました。タンパク質や食物繊維、ミネラルが豊富に含まれ、しかも、糖質はご飯やパンに比べて少なめ。ダイエット効果も高い。外出控えで、運動不足による体重の増加やストレスによる美容への影響を気にする人たちが増え、この需要を牽引している。

 オートミールは燕麦(オーツ麦)を蒸して、ひき割りして、ローラーで平たく伸ばすなど加工した食材。水や牛乳を入れてレンジでチン。もっちりとしたおかゆができあがる。ごはんを炊くよりもスピーディーで、食べ応えもある。お好みでドライフルーツやナッツを入れたり、味付けを和風や中華風にしたりとアレンジも豊富だ。

 最近になって注目された感もあるが、日本でのオートミールの歴史は意外なほど長い。札幌市に本社があるN社が1929年(昭和4年)に日本で製造したのが始まりだ。オートミールのほか、コーンフレークやスイートコーン缶詰の製造も日本で初めて手掛けたパイオニア企業だ。「創業者である祖父が北海道の農業の発展を目指して欧米を視察し、オートミールやコーンフレークの製造技術を学び、日本に持ち込んだ」とT社長。オートミールの原材料である燕麦も当時、北海道内で盛んに栽培されていたそうだ。

 欧米では朝食の定番であるオートミールだが、日本ではなかなか定着しなかった。それでも地道に販売を継続したことが今の需要につながっている。「100年売れないものを売り続けてきたのは、いつか日本の皆さんのプラスになると考えていたから。われわれのような中小企業だからこそできた」とT社長は胸を張った。

 売り上げは好調に推移するものの、T社長は「浮かれてはいられない」と気を引き締めている。大手企業が相次いで市場に参入し、以前にも増して競争が激しくなってしまったからだ。緊迫化する国際情勢で原材料価格が高騰し、調達コストはアップしている。「本来であれば、値上げも検討しないといけないのだが、逆に値下げを考えなくてはならない状況だ」と頭を痛めていた。

 オートミール人気はブームというような一過性のものではなく、定着しつつあるようにも感じる。T社長によると、日本でのオートミールの喫食率は15%ほどだそうで、市場拡大の余地はまだまた大きい。その中で今後、重点投入する新製品シリアルに期待している。

 オートミールの原料である燕麦にドライフルーツやナッツ類を加えた食材。グラノーラのように糖分が加わっておらず、日本人の味覚にピッタリだという。「常に大手企業が当社の真似をするような立ち位置で、老舗企業ではなくベンチャー企業として市場をリードしていきたい」と語るT社長。祖父の開拓者精神をしっかりと引き継いでいる。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

  ■【今日は何の日】 3月15日 涅槃会 世界消費者権利デー  一年365日、毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 平時の備えあれば、憂いなし 314


   間中に放過せざれば、忙処に受用あり。
   静中に落空せざれば、動処受用あり。
   暗中に欺隠せざれば、明処に受用あり。


 『菜根譚』前集85条にある名言です。

 「閑中不放過」 閑中(かんちゅう)に放過(ほうか)せざれば

   ひまな時にも、

   ぼんやりと無為に過ごさないようにすることによって

 「忙処有受用」 忙処(ぼうしょ)に受用(じゅよう)有り

   多忙な時に、その経験が役に立つことがある

 「静中不落空」 静中(せいちゅう)に落空(らっくう)せざれば

  静かなところにあっても、

  気を抜かず、心をゆるめることがなければ

 「動処有受用」 動処(どうしょ)に受用有り

   いざ動こうとするときになって、その経験が役に立つことがある

 「暗中不欺隠」 暗中(あんちゅう)に欺隠(ぎいん)せざれば

   人が見ていないようなところにあっても、

   他の人を欺いて自分の悪事を隠すようなことを

   しないように努力をすれば、

 「明処有受用」 明処(めいしょ)に受用有り

   たくさんの人がいるような公の場で

   その経験が役に立つことがある

 

 このことは、「ひまな時でも、ただぼんやりと無期に時を浪費しないようにすることは、いざ多忙な時になっても、その経験・努力が役に立つのである」、という意味と解釈できます。

 裏表ない生活を日常行うことの大切さが、人間性を高めることに繋がるともいえます。

 人の品性というのは、包容力の大きさとなって表れてくるのでしょう。
 

 わかっているつもりですが、実行できないでいる自分を恥ずかしいと思いつつも、いまだ実現できていません。

 

【菜根譚】

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/41a595597fde1786734c5e87ee5efb8a

 

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