【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 3月15日 音楽で職場環境の改善 集中力アップ・コミュ二ケーション促進 15b03

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 日本経営士協会のクリティカル・シンキング講習会を控え、直前のチェックをしました。

 とりわけ、パワーポイントのアニメーション機能が、自分のイメージ通りに設定できているかというのが一番のポイントです。

 ほぼ時間通りに終えるには、どこで、どの様に時間調整をするのかも確認しておきませんと、オーバーしてしまったり、時間より早く終わってしまったりと不格好な姿を見せることになってしまいます。

 「これがプロ講師だ」というところを見せるのも役割と心得、プラス・マイナス5分の誤差を目標にしていますが、結構難しいですね。

 

 「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
 それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
 老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・

■ 音楽で職場環境の改善 ~ 集中力アップ・コミュ二ケーション促進 ~

 

 職場で音楽を流す企業が増えていると言われる。社員のリラックスや、集中力のアップ、また社員同士のコミュニケーション促進などさまざまな効果があり、自治体や学校などでも導入され、じわじわと広まっている。

 サービスを提供している有線放送大手のUSEN(東京都港区)は、「音楽を通じて職場環境の改善につなげていきたい」と話している。

 門真市役所1階の市民課の窓口で7月下旬、リゾート気分に浸れるBGMのチャンネル「麗しのハワイアン・リゾート・サウンド」から音楽が流れた。市民に少しでも心地よく待ち時間を過ごしてもらおうと、平成25年10月からUSENの音楽配信サービス「Sound Design for OFFICE(サウンド・デザイン・フォア・オフイス)」を導入。「麗しの・・・」を含め、気分をリラックスさせる4チャンネルの曲を流している。

 USENは、職場環境を快適に過ごすことを目的に25年2月からこの配信サービスを開始した。86チャンネルがあり、クラシックやハワイアンなどを流している。


■ この背景には何があるのか

 背景には、メンタルヘルス対策の充実を目的に、労働安全衛生法が改正され、従業員50人以上の事業所で社員へのストレスチェックなどが義務付けられるようになったことがある。

 配信サービスには企業などからの問い合わせが急増し、これまでに3か月間で約3千件の問い合わせが来ることもあったと言われる。 全国各地の企業にとりいれられ、建設業の「大和リース」(大阪市中央区)や情報サービス業の「日本ハムビジネスエキスパート」(大阪市北区)など、府内の会社でも活用されている。

 先述の門真市役所ではサービス開始後に約1ヵ月間、「市民にアンケート」を実施したところ、回答した合計258人のうち約40%が良かったと答えたと言う。その理由としては「音楽がとても良く心が安らいだ」「音楽が素晴らしい」などを挙げた。また職員からも「プレッシャーが和らいだ」「導入前と比べて(市民からの)クレームが減ったような気がする」等の声があったという。

 

■ 企業、自治体、学校にも広がるサービス

 門真市役所の成功を受け、新潟県の自治体も今年から導入を開始。このほか他県の市役所からもUSENに問い合わせがあり、導入を検討中という。 また企業や自治体だけでなく、大阪樟蔭女子大学(東大阪市)が学生会館で導入するなど、学校でも採用されている。

 USEN広報部(清水さやかさん)は、「音楽があることで、職場内で質問がし易くなり、気持ちを伝えやすくなるなどの利点がある」「オフィスで、音楽のある環境が当たり前な世の中になれば」と話している。

 

                     産経新聞 夕刊掲載記事より

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 3月16日 国立公園指定記念日 ■ 十六団子  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


■ 消費者の権利をどう守る 315

 老舗大企業の東芝が、想定外のトラブルで苦境に陥っています。
 それどころか、東芝という企業そのものが存続できるかどうかということも懸念しなければならないのかもしれません。
 社員の心中はいかばかりかと思いますと、こちらも辛くなってしまいます。

 一方、東芝商品を愛用してきた消費者の立場に目を転じますと、こちらも暗い気持ちになってしまいます。
 白物家電は、中国に売却されましたが、今後のメインテナンスはどうなるのでしょうか?
 東芝の製品を使っている人は、トラブルが発生したときに、キチンと対応してもらえるのでしょうか?
 企業に求められる「ゴーイングコンサーン(永続性)」の重要性を改めて意識しています。
 3月15日「世界消費者権利デー」にこのような思いをした人は多いのではないでしょうか。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

 

【これまでのあらすじ】

 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 商社の海外戦略に関わる人事案件なので、角菊貿易事業部長の推薦する三名を元に、準備は水面下で慎重に進められていました。その中に竹根の名前が含まれていることは、社員の誰もが思いもよりませんでした。
 討議を重ねた結果、福田社長は、海外戦略にも関わる高度な人事の問題なので、専務と社長に一任してほしいと言って三者会談を終えることにしました。しかし、後日、角菊事業部長は、最終的に、自分が推薦した佐藤君ではなく、竹根に決まったと聞かされます。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりです。
 空港で家族や長池の見送りを受け、初めての飛行機に搭乗。シートに座っても落ち着きません。次々と出てくる機内食にも戸惑います。初めてのカルチャーショックを味わう竹根です。
 雲と海だけの長いフライトの末、ようやく地上が見えてきました。サンフランシスコの上空から滑走路に向かうのです。着陸の不安、着地後の安堵、アメリカという新天地への期待などが入り混じっていました。
 アメリカ生活、最大のショックが訪れました。戦後25年も続いてきた1ドル360円が崩壊したのです。そのような経済環境にもかかわらず、一方で竹根の胸にはひとりの女性が悩まし続けています。しかし、会社は次々と新たなミッションを命じてきます。
 
【過去のタイトル】
 1.人選
  1ドル3 6 0円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理
  下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑
  人事推薦本命を確実にする資料作り
  有益資料へのお褒めの言葉 福田社長の突つ込み
  竹根が俎上に上がる 部下を持ち上げることも忘れない
  福田社長の腹は決まっていた
 2. 思いは叶うか
  初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢
  竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス 急ごしらえの出張準備が始まる
 3.アメリカ初体験
  いよいよ渡米、初のカルチャーショック キュンとしたりトロトロしたり
  心細いサンフランシスコ上空 生まれて初めて外国の地に降り立つ
  ニューヨーク事務所で準備が始まる
  ニューヨークで稼働開始
  ニューヨークの時計はカネ次第で回る速度が変わる!?
  ニューヨーク生活もカネ次第
 4.迷いの始まり
  初めてのアテンドも吹き飛ぶ事態発生 これって“恋”?
 
4 迷いの始まり 4-3 新しいミッションはCIA???

  <最新版> 毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

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