【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月18日 江戸っ子はインスタント好き 5

 

 明けましておめでとうございます。

 昨夏より開始しました「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」ですが、お陰様で概ね好評です。

 それに甘んずることなく、このシリーズを、今年も継続して参ります。

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 所用で新宿に出かける予定があり、それを済ませてから、ぽかぽか陽気に誘われて、久しぶりに新宿御苑に行ってきました。

 予想はしていたものの、人の多さに驚きました。

 梅が1~2週間早く咲き始めているという報道がありましたが、満開の梅の木も多く見られました。

 ところが、その上、サクラも咲いていました。

 早咲きで知られる「サツマカンザクラ(薩摩寒桜)」が三本、満開に近く、時折吹く強い風に花びらを散らせているほどでした。

 

 

 かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々気分転換に、江戸に関する書籍を手に取ります。
 とりわけ故杉浦日向子女史の本は、江戸風物詩を手に取るように語ってくれます。

 

◆ 江戸っ子はインスタント好き 5

 

 別項で、江戸の御御御汁についてご紹介しました。では、江戸っ子の「だし」はどのようなものだったのでしょうか。

 聞いて驚くなかれ、江戸っ子は「インスタント味噌汁」を食べていたのです。

 以前書いたように、具は二種類以上を用意したのですが、ネギとだし数種類が味噌に練り込んであるものを使いました。

 今日では、フィルム袋に入ったインスタント味噌汁がありますが、江戸時代には、一色ずつ玉になっているものを総菜屋から購入して使っていたのです。

 なんと、江戸っ子は合理的なのでしょう。

 

 江戸ではまな板や包丁があまり普及していませんでした。

 包丁の代わりにブリキ板のような「かなべら」というものを使いました。

 まな板がないので乱切りで野菜を切ったりしました。

 屋敷奉公の時に、豆腐のさいの目切りという実技テストがあったそうです。

 豆腐は、豆腐屋で買うときにさいの目に切ってもらうこともありましたが、手のひらでぐちゃぐちゃにして御御御汁の中に放り込んだのです。

 豆腐の料理法は多彩でした。庶民に最も人気があったのは湯豆腐と田楽です。

 因みに、「江戸三白」というと豆腐、白米と大根でした。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 2月19日 プロレスの日 万国郵便連合加盟記念日  一年365日、毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 気がつかずに殺人を犯しかねない 218

 日本で喫煙が問題視されるようになったのは、1970年代です。
 東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立されました。

 毎朝、近所を散歩しますが、人通りが少ないせいか、早朝に出勤する人が歩行喫煙をしています。
 喫煙者の呼気は、喫煙後、5分間くらいは周囲に受動喫煙の影響を残しているといわれています。
 煙が出ていなくても、周囲の人に迷惑をかけているのです。
 喫煙をする人が近づきますと、まず臭いに悩まされます。
 喘息患者は、次に咳が出てきます。
 健康な人には、理解いただけない反応をしているのです。

 近年、喫煙者が住みづらくなってきて、蛍族なる人達もたくさん見られます。
 喫煙権を主張する人も出ています。

 年間数千人の人が、喘息で亡くなっていることをご存知でしょうか?
 たばこの煙は、重度の発作を起こす危険性が高いのです。
 その時には、救急車を呼ぶように、医師から患者には言われているのです。
 それほど、喫煙による影響は大きいのです。
 喫煙により、殺人を起こす危険がことを認識して欲しいです。

(ドアノブ)

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

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