【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月23日 「古書(こしょ)」と「古本(ふるほん)」の違いをご存知でしょうか A04

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 クリティカル・シンキングe-Learningの収録も終わり、久しぶりによく眠ることができた気がします。

 オンラインの研修等と、基本的にはあまり変わらないので、疲労感が強かったからかも知れません。

 e-Learningですから、附属教材がともないます。

 収録に基づくデジタル教材は、専門の編集者が担当しますので、その作業と並行して、附属教材作りをしておかないと、発注者の大手研修企業にご迷惑がかかってしまいます。

 終日、その作業に追われましたが、方向性が見えてきて、まずはホッとしました。

 

 「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
 それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
 老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・

■「古書(こしょ)」と「古本(ふるほん)」の違いをご存知でしょうか A04

 

 私も正確なところを知っているわけではありませんが、出版社とのお付き合いが長いこともあり、私なりの解釈です。

 

 「古書」とは、資料として価値ある書籍で、絶版になってから時間経過が大きい本をいいます。

 それに対して「古本」とは、読み終わった本が、再び市場に出回って、最初の購入者とは異なる人の手元に届く本のことです。

 すなわち、古書店では、古書だけではなく、古本も販売していることになります。

 ちなみに「新古本」というのもあります。

 出版されてから一定期間経っても書店に埋もれてしまって、誰の目にも留まらなかった本のとこです。

 われわれ、物書きの端くれとしては、非常に寂しいことですが、それがネット通販や古書店で販売されてでも、誰かの手元に届くことは慰めです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 2月24日 鉄道ストの日 特許ライセンスの新制度 一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


■  税理士資格を持っていても税理士法違反になる?! 223

 税理士法は、1942(昭和17)年に制定されました。
 税理士法の前身は、「税務代理士法」といいますように、税務に関する職業独占を持つ国家資格です。
 確定申告書や決算書類を税理士以外が作成すると税理士法違反となります。
 ただし、税理士の資格を持っていても、日本税理士会連合会に備える税理士名簿に、登録されていませんと、この業務を行えません。
 すなわち登録税理士さんであるかどうかは、税理士会連合会から発行される顔写真つきの登録者証「税理士証票」を持っているかどうかによります。
 新たに税理士の先生に仕事を依頼するときには、必ず確認しましょう。

 国家資格試験に合格しても、その資格を元に業務をすることはできません。

 かつて、私が所属するコンサルタント団体でも、試験に合格したからといって、その資格名を名乗ってコンサルティング活動をして、指導を受けたグループがいました。

 資格に値する専門業務を提供できることが重要ですので、このような仕組みはやむを得ないのでしょう。

 運転免許証も、一度採ったからといって、それが永遠の権利とは言えないのとおなじことですね。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

 

【これまでのあらすじ】

 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 商社の海外戦略に関わる人事案件なので、角菊貿易事業部長の推薦する三名を元に、準備は水面下で慎重に進められていました。その中に竹根の名前が含まれていることは、社員の誰もが思いもよりませんでした。
 討議を重ねた結果、福田社長は、海外戦略にも関わる高度な人事の問題なので、専務と社長に一任してほしいと言って三者会談を終えることにしました。しかし、後日、角菊事業部長は、最終的に、自分が推薦した佐藤君ではなく、竹根に決まったと聞かされます。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりです。
 空港で家族や長池の見送りを受け、初めての飛行機に搭乗。シートに座っても落ち着きません。次々と出てくる機内食にも戸惑います。初めてのカルチャーショックを味わう竹根です。
 雲と海だけの長いフライトの末、ようやく地上が見えてきました。サンフランシスコの上空から滑走路に向かうのです。着陸の不安、着地後の安堵、アメリカという新天地への期待などが入り混じっていました。
 
【過去のタイトル】
 1.人選
  1ドル3 6 0円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理
  下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑
  人事推薦本命を確実にする資料作り
  有益資料へのお褒めの言葉 福田社長の突つ込み
  竹根が俎上に上がる 部下を持ち上げることも忘れない
  福田社長の腹は決まっていた
 2. 思いは叶うか
  初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢
  竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス 急ごしらえの出張準備が始まる
 3.アメリカ初体験
  いよいよ渡米、初のカルチャーショック キュンとしたりトロトロしたり
  心細いサンフランシスコ上空 生まれて初めて外国の地に降り立つ
  ニューヨーク事務所で準備が始まる
  ニューヨークで稼働開始
  ニューヨークの時計はカネ次第で回る速度が変わる!?
 
3 アメリカ初体験 3-8 ニューヨーク生活はカネ次第

  <最新版> 毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

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