【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月7日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-05  経営体別にみた経営コンサルタントの分類 1

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 先週、某コンサルタントが、相談があるということでコンタクトをとってきてましたので、午後に某所へ出かけてゆきました。

 その先生のクライアントさんの一社が、社員研修をしたいが、どの様な提案をしたら良いのかという相談でした。

 そのクライアントさんの状況から、たたき台を持参されていたので拝見しましたが、率直な感想としては、実効に結びつくかどうかの懸念があったのです。

 その一番の理由が、社員研修企業がやるような研修で、クライアントとして何年かやってきた結果が、そこに注ぎ込まれていないように感じたのです。

 いろいろとアドバイスをし、それをもとに再検討して作り直すことになりました。

 経済環境の変化をいち早く感じ取って、社員研修に力を入れはじめる企業が出てきたことは嬉しいです。

 その切り口で、そのクライアントさんの社長さんに、お褒めの言葉をかけてはどうかと、お節介焼き精神から、余計なアドバイスを付加してしまいました。 

 

 その後、いつものコンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 コンサルタントの選び方・使い方という観点の一環として、下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部1章 5 経営体別にみた経営コンサルタントの分類 1

 適切な経営コンサルタントを探し当てる方法の一環として、経営コンサルタントを目的に応じて選別する方法を知っておくと良いでしょう。

  前述のように経営コンサルタントの分類基準というのが明確になっているわけではありませんが、企業が経営コンサルタントに依頼をするときに知っておくとその判断の助けになります。

 どのような先生に頼んだらよいのかという観点から経営コンサルタントを分類しますと、経営体別に見て分類する場合と経営コンサルタントの業務推進法から分類する場合になります。

 


 ① 個人経営

 経営コンサルタントの多くは「個人経営」です。独立コンサルタントとも言いますが、町医者のように事務所を開いて、身近にいて経営相談に応じたり、顧問契約をして毎月企業を訪問したりする、小回りがきく相談相手です。

 一方で、一人で仕事をしているために専門外の問題には対応が不充分になることがあります。その場合には、その先生に適切なコンサルタントを紹介して欲しいとお願いするのもひとつの方法です。

 個人経営のコンサルタントは、何らかのコンサルタント団体に属している可能性がありますので、その人脈から、適切なコンサルタントを紹介していただける可能性があります。


②コンサルティング・ファーム

 コンサルティング・ファームとは、民間企業などがコンサルティングを目的として法人化した会社です。

 異なる分野の経営コンサルタントを組織化し、組織的なコンサルティング・サービスを提供しています。大手企業が利用することが多く、中堅・中小企業には適さないことがあります。外資系で、会計分野から拡大してきた企業が多く、コンピュータのシステムを利活用することを前面に出してくることがあります。
 日系企業の大手コンサルティング・ファームは、カリスマ的なコンサルタントが起業し、成長し、成功してきて、日本の代表的なコンサルティング・ファームにまでなり大活躍し、知名度も高くなっています。

 外資系コンサルティング・ファームがどちらかというとICTや財務会計とりわけシステム面を重視しているところが多いです。それに対して、日系のコンサルティング・ファームは、社員研修が中心であったり、総合的なコンサルティングをしたりしているところが多いようです。

 上述のような大手と中堅コンサルティング・ファームとの規模格差は結構あり、二極分化をしている傾向があります。

 中堅・中小のコンサルティング・ファームは特定の業界に特化して、その業界ではナンバーワンという企業もありますので、当該する業界に強い経営コンサルティング・ファームを選ぶのも一つの方法でしょう。

 ただし、担当するコンサルタントが正社員ではなく、独立コンサルタントと契約した「契約コンサルタント」が担当することが多々あります。この様な場合には担当コンサルタントがしばしば交代し、継続的なコンサルティングではないことがあることから、契約前に確認をするとよいでしょう。

 

<次号に続く>

 

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■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
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■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 南樺太は日本の領土? 0207

 1854(安政元)年12月21日(新暦1855年2月7日)に、日露和親条約が締結され、北方領土が日本の領土として認められました。
 それを記念して2月7日は「北方領土の日」として制定されています。
 それにもかかわらず、ロシアは領土を主張しています。
 私が子供の頃、教室に貼ってあった地図には北方四島どころか、南樺太(サハリン)まで赤色で表示されていました。
 韓国の竹島、中国の尖閣諸島と、いずれも永年、日本の領土です。

 倭寇の時代に持ち去られた仏像だと、対馬から盗難に遭った仏像が、そのまま韓国が返還しないというニュースが流れたのは、まだ記憶に新しいことです。
 このような理不尽な、言いがかり的なことを認める、韓国政府の弱腰は、選挙を控えているからでしょうか。
 いずれ、キチンとした政府ができれば(できる国なのかどうかが試されています)、返還するでしょうが、一旦、返還を口にした政府が、一部の人間の声に負けてしまうようでは、国としての体をなしていませんね。

 尖閣に至っては、明治時代に日本人が居留している写真さえあります。
 永年、漁港として利用していたことに対して何も言わないできた中国です。
 天然資源がることがわかると、一方的な言いがかりを付けてくるやりかたは、ならず者国家と言われてもしかたがないのではないでしょうか。

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