【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月26日 トクホと機能性表示食品の違い 19425

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 能登地震の影響で、輪島塗がピンチである旨が某紙紙面の載っていました。

 子供の頃、輪島塗の箸を使っていましたので、何とか復活して欲しいという思いが強いです。

 いろいろな色を重ねた塗り箸で、それを削ると十二単のようにいろいろな色が出ていたのです。

 

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 

■トクホと機能性表示食品の違い 19425

 健康に良い食品でも、無許可で「この食品は胃がんに効果があります」などという表示はできません。

 しかし、食品の中には、明らかに健康に良い物が多数あります。


 トクホとは、正式には「特定保健用食品」といい、1991年に始まりました。

 消費者庁の管轄下の消費者委員会や食品安全委員会による、有効性や安全性の審査にパスしますと表示が許されます。

 しかし、審査に数年、費用も億単位となり、大半の中小企業には縁の遠い存在です。


 2015年に始まったのが「機能性表示食品」に関する制度です。

 こちらは学術論文など、一定の科学的根拠を示すことができれば、届け出制で表示できます。

 食品に含まれる成分の健康への効果を、広告やパッケージに表示することができます。

 届け出から受理まで数カ月で済みます。

 しかし、悪質業者が、無届けで表示しても一般の消費者には解らないこともあるでしょうから、われわれ庶民は騙されないようにしなければなりませんね。 

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

  ■【今日は何の日】 1月27日 国旗制定記念日 ハワイ移民出発の日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


■ 乾燥注意報と文化財 126

 2月26日は、文化財防火デーです。

 いつどの様なところで火災が発生するか解りませんので、平素からの注意が必要なのでしょう。


 文化財保護法で、保護の対象とされている文化財には、

  有形文化財(建造物、彫刻・絵画、工芸品など)
  無形文化財(演劇、工芸技術など)
  民俗文化財(風俗慣習など)
  記念物
  伝統的建造物

の5分類があるそうです。

 イメージとしては、すぐに有形文化財を想像しますが、ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の祭り・屋台などもあるわけですものね。

 先日、京都のあるお寺さんで、飛鳥時代の仏像が見つかったと報道されていました。

 それまで、それほど貴重な仏像とは思われていなかったといいますから、まだまだ知られていない貴重なお宝が眠っているのかもしれません。

 だからこそ、テレビのなんでも鑑定団が人気番組として続いているのでしょうね。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/333cf15cc3fb5e5bb15b2a445b325e4d

 

【独り言】

 冬は、乾燥注意報が発令されることが多いです。
 TVを見ていますと毎日のように火事のニュースが流れます。

 地震・雷・火事親父
 昔の人が言っているように、火事はすべてを灰にしてしまいます。
 個人にとっても、世界の財産にとっても焼失はもったいないです。

 先般、消火器の期限について記述しましたが、この時期、火事についての意識を高く持ちたいですね。

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

 

【これまでのあらすじ】

 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 商社の海外戦略に関わる人事案件なので、角菊貿易事業部長の推薦する三名を元に、準備は水面下で慎重に進められていました。その中に竹根の名前が含まれていることは、社員の誰もが思いもよりませんでした。
 討議を重ねた結果、福田社長は、海外戦略にも関わる高度な人事の問題なので、専務と社長に一任してほしいと言って三者会談を終えることにしました。しかし、後日、角菊事業部長は、最終的に、自分が推薦した佐藤君ではなく、竹根に決まったと聞かされます。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりです。
 
【過去のタイトル】
 1.人選
 2. 思いは叶うか
  初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢
  竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス
 
3 アメリカ初体験 3-2 キュンとしたりトロトロしたり

  <最新版> 毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db