【今日は何の日】 5月10日 ■ 国鉄「モノクラス制」導入 ■ 笠間稲荷お田植祭 0510

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

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■ 国鉄「モノクラス制」導入

「国鉄」、すなわち「日本国有鉄道」という言葉を知らない世代の人が大半の時代になりました。

 明治以来の国営の鉄道事業を引きつぎ、1949年6月1日に発足した公共事業体を「日本国有鉄道」と呼びます。国鉄分割民営化が1987年に実施され、現在のJRグループ各社になりました。

 1969年の今日5月10日に、国鉄が等級制を廃止し、旅客運賃料金を一本化しました。いわゆる「モノクラス制」の導入です。

 年が知れてしまいますが、私が子供の頃には、普通の通勤用の電車でも一等車が接続されていました。われわれは三等車に乗ったのですが、一等や二等車にはアメリカ人が乗るのが当たり前でした。当時は進駐軍といっていました。

 一等車は、今日では東北新幹線のグランクラス、グリーン車が二等に相当するといえます。

 国鉄の赤字は、いまだに残っていて、国鉄のない沖縄の人も国鉄赤字小寒の塚が回されています。東電株を国が保有する案が出てきていますが、今回の原発事故も同じように日本国民が皆平等に負担しなければならなくなるのでしょう。

■ 笠間稲荷お田植祭

 茨城県笠間市にあります笠間稲荷神社では、毎年5月10日に、御神饌田において古式ゆかしい、御田植祭を斎行います。

 同市のサイトによりますと、御田植祭は、その年の豊穣を祈願するとともに、稲荷の大神さまに毎日御供えする御米(みけ)を栽培する稲苗の植付けの神事です。このお祭りは食物を司る稲荷大神、宇迦之御魂神様の御神徳に由来しています。

 御神饌田は、神社の西方約1キロメートルのところにある、正方形をあいた約300坪の広さです。

 四方の中央に、素木鳥居(しらきとりい)があり、周囲に、竹矢来(たけやらい)を巡らせています。

 当日は正面に祭場を設営し、右前には舞殿が設けられ、午前10時に花火の合図で祭典が開始されます。

 舞殿では巫女や氏子女子中学生による神楽舞「稲荷舞」、「迦陵頻(かりょうびん)」が奉奏されます。

 次いで早朝神前にお供えし祓清められた早苗が宮司より奉耕管理者へ、奉耕者から早乙女へと配られ、太鼓三打を合図に田植が始まります。

 古式豊かな行事といえます。


 
■ その他

◇ 笠間稲荷お田植祭
◇ 愛鳥週間、バードウィーク

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