■■ 経営診断2 発展し続ける企業が辿る“秘密” の道 No.43
~ 経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ ~
■4-2 コンサルタントとの契約の方法 経営診断2 通算43回
前回に引き続いて、経営診断についてお話します。
「企業は生き物である」とよく言われますが、まさにその通りで、元気なときもあれば病気の時もあります。場合によると重病であるかもしれませんし、これから重病になるところかもしれません。既述のように、我々人間が年に一度や二度、健康診断や人間ドックを受けると同様に、企業にも定期的な健康診断が必要です。
経営者の多くが、「企業診断」と「財務診断」を混同している人がいます。財務診断は、貸借対照表・損益計算書・製造原価報告書やキャッシュフロー計算書といった財務諸表を時系列的に分析することにより、企業の財務状況から健康診断を行うことです。これは、体重や血圧などの数値を元に健康診断をするようなもので、それ自身は非常に有効な手段ですが、それだけでは不充分です。
そのために、人間ドックを定期的に受けるのと同じで、経営コンサルタントに自社を訪問してもらい、問診をしたり、前述の財務診断をしたり、現場を見たり、さらに細かい企業データを分析したりして総合的に健康診断をうけるのです。
<続く> 次回掲載をお楽しみに
【 注 】
これまでの連載を一冊に纏めた弊著、経営者・管理職のための「発展し続ける企業の“秘密”の道」(グロマコン出版、A5サイズ約60ページ)は1,000円(税/送料込み)でおわけしています。 ご購入案内 ←クリック
◇ ブログによる閲覧 ←クリック
◇ バックナンバー ←クリック
■■ 当ブログ発行ポリシー ←クリック
■■ 人事活用マニュアル ←クリック