■■【ありし日の経営コンサルタント】2014年5月 クライアントが見つからない

 経営コンサルタントという人達を何をしてくれるのか、意外と知られていません。
 経営コンサルタントになったら、どのように仕事を進めたら良いのか、わからなくて経営コンサルタントとして独立起業することをためらっている人もいらっしゃるでしょう。

■ 日記をお届けする私は「誰れ?」「なぜ、日記を書いているの?」
 商社マンをしていました私(竹根好助)は、30歳代半ばを過ぎたところです。産業機械部第一課課長をしていました、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。直属の上司とぶつかることが多かったり、商社の限界を感じたり、しているとき、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさに気が付きました。
 サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れたのですが、連日、今まで体験したことのない新しい世界の化中にいます。
 日本最初の経営コンサルタント団体である日本経営士協会や経営コンサルタントのバイブルと言われる書籍との出会いで、経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日です。私のように、経営コンサルティング業についての知識や情報を持たない人達のために、日記を「週記」という形で、ご披露します。少しでもご参考になれば幸いです。

■ バックナンバーを月単位でご紹介
 日記を付け始めました2013年4月1日からの私の行動や思いを、月単位にまとめましたので、皆様にご紹介いたします。
 最新の日記(週記)は、毎日20時30分頃ブログで発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。
 月単位のブログや最近の日記をお読みになりたい方は、下記の要領でご覧下さい。

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  月単位ダイジェスト  「ありし日の経営コンサルタント
  最近の日記(週記)  【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】

■平成26(2014)年4月までのダイジェスト

  かねてより経営コンサルタント業に興味を持っている竹根好助は35歳の商社マン。通勤途上で、「経営コンサルタント」をキーワードとしてグーグルで検索したところ、トップに表示された「経営コンサルタントへの道」というページが妙に気になり、毎日のように開くようになった。

  愛コンサルタントという男から知修塾という若手経営コンサルタントの勉強会に誘いの声がかかった。独特な研修会で、次第に日本経営士協会という団体に興味を持つようになった。ある日「中小企業診断士だけが経営コンサルタント資格ではない」というショッキングな表現が目に留まった。日本経営士協会が他に知られる著名な組織・団体・会社よりも早く、日本で最初にできた経営コンサルタント組織であることがわかる。入会し、研修を受けて、アシスタントコンサルタントの資格である「経営士補」の資格ともとれた。

  ヘッドハンティングにあい、2013年11月末で竹之下経営へ転職。商社とは全然異なる仕事ぶりに戸惑うばかりか、その実態はカルチャーショックでさえある。コンサルティング・ファームのすごさを見せつけられる一方、企業診断や社員研修等の仕事に偏重し、何となく違和感も覚えるようになった。平均年収が一千万円に満たない経営コンサルタントが50%近くもいるという経営コンサルタント業界の厳しさも知った。

  しかし、本来竹根がやりたいと思っている中小企業に入り込んで、顧問としてコンサルティングをするというやり方が少ないことに嫌気をさし、遂にコンサルティング・ファーム生活に、2014年2月末で見切りを付けて独立起業した。

  開業届出手続も、青色申告手続も含めほぼ終わり、桜が処々で咲き、独立起業して2か月目に入ってもクライアントが見つからず心許なさは募るばかりである。一方で、クリティカル・シンキングの研究や日本経営士協会のチュータリングサービスでの自己研鑽は続けている。
  PDCAサイクルを見直す機会があり、コンサルティングの奥深さも体験した。先輩の鞄持ちをやりながら、いろいろと勉強させてもらおうと名案に思いついたが、それも容易ではなく、プロの世界の厳しさを思い知らされた。


 2014年5月 クライアントが見つからない

 クライアントが見つからない気分が重い竹根であったが、ゴールデンウィークの連休に入ると、チュータリングサービスのおかげで曙光が見えてきた。

  自分分析を行った結果、商社マン経験と人脈を活かした、輸出業務コンサルティングという活路が見え始めてきた。

  どのように進めるのか、その間職を得るために商社マン時代から付き合いのある匠製本機械製作所の専務を訪問することにした。いろいろと話をしている内に中小企業が輸出に取り組むためには、英文カタログの制作から始める必要があることがわかった。

  匠製本を訪問して、何とか自分を売り込もうと、経営コンサルタントとして何ができるのかをまくし立てる竹根である。社長も専務もあっけにとられ、「内の状況も知ってください」と逆に窘められる。我に返った竹根は、経営コンサルタントとしての自分の未熟さを痛感する。

  とにかく一所懸命にやろうと心に決めて竹根は匠製本機械の英文カタログ制作の支援に情熱を傾けることにした。一方で、クライアント獲得のために海外ビジネスに関心の高そうなJETRO会員をターゲットにするため、会員登録をした。


■ 【小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記】を読む参考情報

 登場人物や最近のあらすじを読むには、下記URLをご参照ください。

  http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikonnikki.htm#diary

■ 竹根が実力養成しているチュータリングサービス

 この日記の主人公であります竹根好助は、経営コンサルタントに成り立ての新人です。経営コンサルタントとして、どの様に実力養成したら良いのか、どのようにして経営コンサルタントとして羽ばたいていったら良いのかを、あなたも学べます。

経営コンサルタント歴40年のベテランが、これから経営コンサルタントを目指す人達の資格取得支援をし、一流の経営コンサルタントに育てるハイブリッド特訓研修