低音障害型感音難聴②
からの続きです。
頭位変換性めまい症と脳神経外科で診断され、処方されためまい止めを飲むも、めまいは治らず。
薬はメリスロンです。
このめまいは三半規管から来るもので、耳鼻科が関係している(むしろメインは耳鼻科)ため、脳神経外科を受診した2日後、結局耳鼻咽喉科も受診することに
5/13月曜日:
40年近く生きてきて、実は耳鼻科って1〜2回しかかかったことがなく。
今の住まいの近くにかかりつけの耳鼻科もなかったので、ググって調べてみて、これまた比較的開院して浅いけど、某大学病院で評判の良い先生が開業したというタクシーで1000円くらいで着く場所にあるクリニックへ行ってみることに。
聴力検査、バランスの検査(目を開けた状態、閉じた状態の両方で平衡感覚が保てているかの検査)、無理矢理めまいを起こして、その時の眼の状態を確認する検査をする。
結果的には、脳神経外科での診断と同じく、良性の頭位変換性めまい症と診断される。
この時の聴力検査の結果は、ギリギリ正常の範囲内でした。ただ、この時にも低音が聞こえにくいという傾向はあって、『メニエール症の人にありがちな傾向があるけど、正常の範囲内ではあります』と言われたのでした。
そして、めまい止めの薬が効いていないような気がすると伝えると、めまい止めはめまいを起こすことを止める効果があるわけではないと
えそうなの
とりあえず、脳神経外科で処方されたメリスロンを処方され、1回に服用する量が1錠から2錠に増える。
先生に、注意することや、改善するために自分ができることを尋ねると、
このめまいは、めまい体操が有効らしく、無理矢理めまいを起こさせるような体操が良いと。
あのぐるぐるを無理矢理起こすんかい
嫌だなぁ。でも、無理矢理頭を動かしてがんばってみることに。
この日は結局、大事を取って終日会社を休むことにしました。
翌日から、なんとなくめまいが起きた当初のぐるぐる感は少し弱くなってきたものの、身体の倦怠感やふらつきが常にあるような状態になってきていて、表面上は正常な振りをしていましたが、正直、会社に通勤するのがしんどい状態でした。お昼休みは気分転換に外に出ますが、お店の中の音楽も左右から違うように聞こえてきて耳障りだし、人の話し声も具合悪くなる。オーダー時の店員さんの声が聞き取りにくい。
その週末の日曜日、半日の休日出勤の予定があり、しかも立ちっぱなし業務でかなり不安がありましたが、とりあえずこの日まではなんとか耐え凌ごう、、、と思っていたところ、金曜日の夜から右耳に違和感が。
右耳から聞こえてくる自分の声の聞こえ方がおかしい。。。
またもや寝たら良くなるかななんて思ってみたものの、翌朝もおかしいまま。むしろ悪化している感じ。
月曜日に受診したばかりでしたが、翌日は休日出勤だし念のため土曜日の午前中に再び耳鼻科を受診。
聴力検査、無理矢理めまい起こして目の動きを確認する検査、耳の圧の検査?をしてみたところ、、
『低音の聴力がガクっと下がってますね、うーん、メニエール病、発症しちゃったかもしれないですね』とのこと。
えー
ちょ、待てよ。(古っ)
原因不明だけど頭の位置動かすとめまいが起こるだけの病気で、めまい体操とかやってれば早々に治っていくはずではなかったのか。。。
メニエール病って聞いたことあるけど、どんな病気かはよく知らなかったのですが、今井翼くんがメニエール病気だったような。
先生『最近すごくストレスを感じることはありませんでしたか?』
私『えっ、、、、特に自覚していませんでしたが、、、強いて言えばぐるぐる回るめまいが続いたことが1番ストレスでしたかね。。。』
ストレスが無く生きている人なんていないし、確かに仕事のことでピンポイントでものすごくストレスを感じたことは比較的最近あった。でも、そのストレスは既に過ぎ去ったことで、こんな不調を来たすほどのストレスではないような。。。
強いて言えば、あとはバレエかな。。。左股関節の痛みが治らず、最初は良いと思って通い始めた治療院だったけど、かなり遠いし、ある程度お金もかかる割には、先生自体がどうしたらいいのか分からなくなっちゃってる感じで、モヤることを言ってきたり、施術を受けても一時的にすら改善もせず、その日に1番辛い部分を伝えてもそれについてスルーする。
なんのためにわざわざ遠くまで通ってるんだから分からない状態で、フラストレーションやストレスは感じていた。でもその程度でこんな不調をきたすかと思うとどうなんだろう。。。
とりあえず、頭位変換性めまいからメニエール病に診断名が変わっていったのでした。ただ、メニエールという言葉が出てきたものの、実際には低音障害型感音難聴なんだよね。
ここから一気に薬の量が増えて。
1番上がめちゃくちゃ不味いと悪名高きイソソルビト
その不味さ故の飲みにくさから、調剤薬局で受け取る時に薬剤師さんに、
『このお薬はちょっと飲みにくいので、冷やして飲んだり、コーラとか、柑橘系のジュースと一緒に飲んでみてください』
はぁ
コーラやジュースと一緒に飲むって
私『一緒に飲むっていうのは、薬を飲んだ後にジュースで流し込むのか、それとも混ぜて飲むってことですか??』
薬剤師『混ぜて飲んでください』
なるほど。
この時もなんですけど、
どこも調剤薬局ってコロナ禍の名残りなのか(昔からだっけ?)
受け渡しのデスクにクリアプレートが立ったままなので、とにかく毎回薬剤師さんの話が聞き取りにくい。。
そして、とにかく子供の声が耳障りで、特に甲高いんだけど微妙にハスキーみたいな子供の声がしんどかったです。
(子供には罪はないけどね。。。)
ちょっと飲みにくいと言われたイソソルビトはかなり飲みにくく、私は冷やしてもそのままだと飲めません。これは液体のお薬なんですが、試しに最初、チラッと舐めてみて、、、嗚呼、これはもうダメなヤツ、、、こんなのそのままなんて無理、、、、となり、念のため買ったコーラとグレープフルーツジュースから、まずはコーラと混ぜて飲むことを試みたところ、、、、
コーラ、完敗
コーラという飲み物は、まーまー個性的な味の飲み物だと思います。そのコーラをも負かすイソソルビドの破壊力よ
イソソルビド自体も独特の嫌な甘さがあるんですよね。
ネットで調べたら『甘さ→酸味→苦味』の順番で味を感じると書かれていましたが、私には酸味は微塵も感じられず、独特のクソ不味い甘さから、あっという間に苦味を感じるといった具合でした。
バレエのためにダイエットをしていたので、甘い飲み物、コーラやフルーツジュースなんて避けてましたが、もはや背に腹はかえられぬで、最終的にはグレープフルーツジュースかオレンジジュースに混ぜて飲むことで落ち着きました。
お気に入りの長町三夏子さんのハニカムグラスで、このクソ不味い薬とグレープフルーツジュースを混ぜて飲んでおります。
色の付いた飲み物を入れるとハニカム模様がはっきり見えてグラスの素敵さが際立ちます
翌日の半日休日出勤も、ギリギリなんとか持ち堪えられ、翌週は上司に改めて病状について話してリモートワークの頻度を上げてもらえないか相談してみることに。
③に続く。