バレエの饗宴2024
2024年、最初のバレエブログ
今年最初のバレエ鑑賞は、新国立劇場バレエ団のくるみ割り人形だったのですが、今日は昨日鑑賞した『バレエの饗宴2024』についてです
先週の土曜日にNHKホールまで行ってきました。
実は、NHKホールでのバレエ鑑賞は初めて。
紅白やってる場所ですよね。
いや〜、今回のバレエの饗宴は去年にも増して豪華だったような。
去年はテレビの放映で見ましたが、録画もしたつもりがHDに空きがほぼ無くて5分しか録画されていなかったという。。素晴らしい公演は生で観るのが1番ですが、何度も見返して楽しみたいですよね。
今年はNHKのEテレで2月18日、21時から放映予定ですので、HDの空き状況をしっかり確認した上で予約録画せねば
3部構成のガラ公演で、
1部は東京シティバレエ団の創作バレエ
2部は永久メイさん、金子芙美さん、中村祥子さんといった日本を代表するバレエダンサー
3部は新国立劇場バレエ団のドン・キホーテ第3幕
という豪華なナインナップ
プログラムは薄いですが無料。ありがたい。
そう考えると、もっとしっかり作られていて無料で提供してくれている新国立劇場バレエ団のプログラムってすごい改めて吉田都さんに感謝ですね。
1部は東京シティバレエ団のルール・ブルー
イリ・ブベニチェクさんというチェコ人のコレオグラファーの作品。
バッハ、モーツァルト、ボッケリーニと音楽のチョイスが好み
登場人物が絵画の額縁から飛び出してくるという演出なのですが、これはイリさんがパリの百貨店の陳列窓に流れる映像に美術館で
私は東京シティバレエ団の踊りは初見でしたが、
なかなか面白かったです。
男性4人の踊りは、去年観たロイヤルバレエ団のFOR FOURを彷彿とさせるような。
(単に4人の男性ダンサーが踊ってたからそう見えたのかも。。。?)
私はバレエ偏差値?の低い人間なので、ストーリーが見えにくく想像力を必要とする作品は途中で飽きてしまう傾向にあるのですが、この作品は最後までちゃんと鑑賞できた
そして、海外で活躍する(していた)豪華バレエダンサーの競演である第2部。
まずはマリインスキーの永久メイさん&フィリップ スチョーピンの眠れる森の美女の第3幕のグランPDD。
メイさんの着ていた衣装は既視感がある
なぜなら、真ん中にルビーみたいな赤いキラキラした石が付いているのが印象的だったからで、あれは確か去年の11月に鑑賞したバレエの美神の時の眠りのグランPDDの時と同じだ!
そうなのです、メイ&スチョーピンの眠り3幕のグランPDDは去年ね11月にも観たんですよね。
メイさんは相変わらず美しく、指先からつま先まで全神経が行き届いたエレガントな踊りでした。
いつかロシアにバレエを見に行ってみたいなぁ。
私はロシアのバレエ(ワガノワメソッド?)の方が好きかも。
私は最近、六花亭のバターサンドを食べる度に、永久メイさんを思い出します(彼女の大好物なんですよね)
そして、
メイさん&スチョーピンのPDD終了後、興奮冷めやらぬ状態で金子扶生さん&ワディムのくるみのグランPDDへ。
金子さんはすっごくゴージャス
余裕の踊りって感じでした
ただ、私、ロイヤルの金平糖の精の衣装、あんまり好きじゃないんだよなぁ。
そして、金子さんは、きっと歯が大きいタイプなんだと思うのですが、どうしてもニカっと歯が大きく見える口元が気になるんですよね。。。
そして、ワディム
私は実は彼の踊りはここ数年、何度か見る機会に恵まれていますが、(最低でも年に1回は観てる)今まで見た中で1番調子が良かったのではそして、コーダのグランジュッテ アン トゥールナンは圧巻でした
高さと勢いが凄かった
お二人の踊りの後は一際大きな拍手が起こっていました。
男性バレエダンサーはスチョーピンからのワディムというロシア系王子が続いたわけですが、やっぱり王子感、半端ないですね
そして、2部の最後は中村祥子さん&小尻健太さんの『幻灯』
とっても素敵だった
中村祥子さんの踊りを生で見るのは初めてで楽しみだったのですが、小尻さんの踊りも見てみたかったので、私にとっては今回はまたとない素晴らしい機会でした。(小尻さんの『尻』という漢字が正しく変換されず、、、)
小尻さんのことは、お名前は知っていたけど、ちゃんと知ったのは数年前のKバレエの堀内さんのyoutubeを見てでした。
小尻さん、笑顔がすごく素敵で印象的。
堀内さんはちょっと天然が入っているようにお見受けするとてもチャーミングな方なのですが、そんな堀内さんに絶妙にツッコミを入れる小尻さんが面白くて。
私はこのyoutube動画、大好きなんです
堀内さんの天然っぷりは、小林美奈さんとのラジオトークでも垣間見れます(最後の方のドンキの出演日について触れているところ)
話を戻すと、、、
小尻健太さんはローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップを獲得した後、しばらく海外で活躍されていた実力の持ち主で、お若い頃はクラシックバレエを踊られていたんですよね。
ローザンヌの時の小尻さんのクラシックの踊りも上手堀内ラジオ(上に貼ったyoutube)で、『バランシンが好きでチャイコフスキーパドゥドゥ踊ってみたい』っておっしゃっていて、そんな機会あったら是非観てみたい
(無いでしょうけど
)
ローザンヌと言えば、今年もyoutubeでライブ配信楽しみだなぁ
今回の作品は、踊りだけでなく、舞台装置も素敵でした。布と照明を上手く使った工夫がされていて、シンプルながらもとても効果的な演出がされていました。
床材もこの作品の時は特別なものが使用されていたように見えました。
祥子さんは最初は素足で踊っていて、途中からポワントを履き、最後は再び素足でした。
とても素敵な作品で、コンテンポラリー作品はどうしても途中で集中力が切れてしまってちゃんと観れないのですが、お2人の踊りにグッと惹きつけらた&舞台演出が素晴らしかったおかげで魅入ってしまいました
これまた割れんばかりの拍手で、今回の公演の中で1番拍手が長かったような。
そして、3部は新国立劇場バレエ団のドン・キホーテ第3幕
11月は木村キトリ&渡辺バジルの回を鑑賞したのですが、実は本命は米沢キトリ&速水バジルで。結局チケット購入に出遅れて諦めたのでした。なので今回このペアで観れて超ラッキー
お2人のテクニックが炸裂して大盛り上がりだったと聞いてはいましたが、、、その通りでした
あと、直塚美穂さんのソリストとしての踊りも見てみたかったので、今回しっかり見ることができました!
最後少しバランスを崩してしまっていたけど、美しかった
ドンキの3幕のバリエーションって第1バリエーションの印象が強かったのですが、直塚さんが踊っていた第2バリエーションって難しそう
あと、11月の全幕ドンキを見た時も思ったけど、、、
ファーストアーティストの中島瑞生さんて本当にイケメン今回もボレロを踊られていましたが、既にエスパーダデビューもされているんですよね。
画像のリンク貼りたかったのですが、アドレスが無効になっていて、画像は新国立劇場バレエ団の公式サイトからお借りしました↓
イケメンだし、背も高い。
ドンキの3幕が盛り上がらないはずがなく、
大盛り上がりでした
今回の公演、改めてお値打ち感高すぎる
そして、
去年観た素晴らしいバレエの公演のブログ、ぜんぜん書いていなかったことに気づき驚愕バレエの美神も書いてなかった。。
バレエ公演鑑賞記って長くなるので書くのに時間がかかって途中までしか書けず下書きに眠ってしまう。。。
今回も長くなりましたが、、、
最後までお読みいただきありがとうございました