『ルーフォック・オルメスの事件簿』 ピエール=アンリ・カミ | たまらなく孤独で、熱い街

『ルーフォック・オルメスの事件簿』 ピエール=アンリ・カミ

ルーフォック・オルメスの事件簿


 
著者:ピエール=アンリ・カミ 他

編者・解説:北原 尚彦

後書:小野 純一

(盛林堂ミステリアス文庫)

初版:2017年11月25日

 

「黒い天井」(訳:竹内廸也)

「トンガリ山の穴奇譚」(訳:堀内一郎)

「処女華受難」(訳:水谷準)

「宝石泥棒ムササビ男」(作:北原尚彦)

「東京タワーの潜水夫」(作:横田順彌)

絵物語「盗まれた人工処女膜事件」(訳:不明)

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創元推理文庫の『冒険』に比べるとちょっとインパクトに欠けるかな。

さらに横田順彌のオマージュだかパスティーシュだかは全然面白くない。

唯一の救いは北原尚彦のものがオルメスらしさを感じる事ができたくらいか。