『雪の鉄樹』 遠田 潤子 | たまらなく孤独で、熱い街

『雪の鉄樹』 遠田 潤子

雪の鉄樹 (光文社文庫)

雪の鉄樹
著者:遠田 潤子

解説:北上 次郎

(光文社文庫)

初版:2016年4月20日

(2014年3月に光文社より刊行)

Amazonで詳しく見る by G-Tools

『アンチェルの蝶』の余韻がまだ残っているままに読んだので、なんていうか絵空事に思えて仕方なかった。

主人公は造園業の三代目で庭師。

主人公がなぜかたくなに(誰かの?)償いをしようとしているのか理由がわかった後も理解し難いし、ラストのバイオリンのエピソードやその後の帰宅するところが長すぎてうんざりさせる割に、最後はあっさり終わった印象。