『死と呪いの島で、僕らは』 雪富 千晶紀
死と呪いの島で、僕らは
解説:大森 望 (角川ホラー文庫) 初版:2016年9月25日 (2014年10月にKADOKAWAより『死呪の島』にて刊行) |
第21回日本ホラー小説大賞受賞作。
伊豆諸島の東端にある須栄島というところが舞台で、島民から疎まれている打保椰々子という女子高生と、彼女のことがとても気になる白波杜弥という同級生。
序盤はいろいろな怪奇現象が起こり興味を持たせてくれたが、中盤からゴチャゴチャしてきて少しまとまりに欠けた印象。
ホラーに始まり、青春もので終わったかな。