『SF宝石』 小説宝石編集部・編
SF宝石
(光文社) 初版:2013年8月20日 |
「擬眼」 (瀬名秀明)
「ゲーム」 (新井素子)
「イグノラムス・イグノラビムス」 (円城塔)
「上海フランス租界祁斉路三二〇号」 (上田早夕里)
「集団自殺と百二十億頭のイノシシ」 (田中啓文)
「アフター・バースト」 (井上雅彦)
町立探偵〈竿竹室士〉「「いおり童子」と「こむら返し」」 (小川一水)
「ソラ」 (結城充考)
「遺され島」 (樋口明雄)
「中古レコード」 (中島たい子)
「宇宙の修行者」 (両角長彦)
「シミュレーション仮説」 (小林泰三)
「五ヵ月前から」 (石持浅海)
「レテの水」 (福田和代)
「レンタルベビー」 (東野圭吾)
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中々充実のアンソロジー。
下らない話でも笑える「宇宙の修行者」や呆れる「集団自殺と・・・」もあれば、全然面白くもない「ゲーム」もある。
東野圭吾にはSFは向かないんじゃないかと思ってたが「レンタルベビー」で少し見直した。
要するに「ゲーム」と「五ヵ月前から」以外は、ほとんど満足したという事。
小川一水は短篇集で読むつもりなのでパスしたが。