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キャンピングカーのタイプで一番多いのは、
ハイエースバンやキャラバンバンをベースにしたバンコンです。
特出すべきはその数の多さだけでなく、
個々のユーザーのニーズに合わせたスタイルの多様さだと思います。
スーパーロングボディにスーパーハイルーフ等を搭載して、
ゆったりした居住スペースを確保した車がある一方で、
運転に自信がなかったり、
都会に住んでいて駐車スペースが限定されているユーザーの為に、
ファーストカーとしても使えるロングボディ&標準ルーフまでに車体のサイズを抑えた車も数多くリリースされています。
バンテック新潟さんの“E26アーバンVS-i”は、
正にファーストカーとして使うのがメインで、
たまの休みに車中泊やオートキャンプをする為の架装を極力抑えたバンコンです。
※バンテック新潟“E26アーバンVS-i”
NV350キャラバンバンロングの標準ルーフをベースにした車で、
1,800mm×1,500mmのベッドは着脱式。
ベッドをはずしてセカンドシートを前に倒せば、
2,370mm×1,500mmのカーゴスペースになりトランポとしても活用できます。
サブバッテリーをはじめ照明等の装備はほとんどがオプションです。
オーエムシーさんの“カーゴプラス”もハイエースバンとキャラバンバンの標準ルーフをベースにした車です。
※オーエムシー“カーゴプラス”
※価格を抑えたシンプルな内装。
4ナンバーバンのままの登録形態で、
リアは法規上は荷台ということになっています。
2列目の3人がけFASPシートと、
リア両サイドにあるキャビネットに橋渡しする形のソファで5人用のダイネットソファが出来上がります。
展開すれば上下段に合計就寝人数5名のベッドになります。
こちらもキャンパー装備が抑えめで、
サブバッテリーシステムとキャビネット、
ソファーベッド以外には外部シャワーが標準装備になっているくらいです。
車体価格を400万円前後のリーズナブルな設定にしたいというお考えもあるそうですよ。
最後はリンエイさんのハイエースDXバンロングをベースにした“ファシールバカンチェス リッツ”。
※リンエイ“バカンチェスリッツ”
※ぐっすり眠れる上下段ベッド
※やはりキャンパー装備は控えめです。
こちらは乗車人数が9名で普段ワゴン的使い方をすることを主目的にしている車です。
ベッド展開をした際の就寝人数は3名で、
適度な硬さのベッドは寝心地抜群ですよ。
キャンパーライトユーザーの増加によってより注目度が高まっているライトバンコン。
トヨタのライト・タウンエースバンや、
マツダのボンゴバン等をベースにした車もリリースされています。
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