安倍首相には世論に惑わされずに北方領土交渉を進めてもらいたいです | 大阪の経営コンサルタントが世の中の仕組みをぶった斬る!

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北方領土交渉に関して様々な憶測がささやかれていますが、私は、安倍首相には世論に惑わされずに北方領土交渉を進めてもらいたいと思っています。
 
力ずくで北方領土を奪い返すという選択肢がない以上、そもそも現状はゼロなのですから、未来に向けての国益につながるものを生み出していってもらいたいです。
 
日本がロシア側に都合よく振り回されているだけだと言う人が多いのですが、私は、ロシアとの関係強化による安全保障環境の強化やエネルギー・食料供給ルートの拡大などは未来に向けての国益だと考えています。
そして、何よりも未来に向けての国益になるのは、ここで北方領土問題を解決しておけば、ロシア側に、北方領土という切り札がなくなるということです。

なので、極論ですが、ゼロ島返還でも日本にとってプラスだと思いますし、歯舞・色丹が日本の領土になるのであれば万々歳です。
感情的には四島返還ですが、そのようなことにこだわっていても未来は切り開けません。
大事なことは、未来をどう作るか、ということだと思います。
 
ちなみに突拍子もない発想なのかもしれませんが、どうせ経済協力をしなければならないのであれば、北方領土をお金で買い戻すという選択肢はないのでしょうか。
昔、アメリカがロシアからアラスカをお金で買った時のように。
 
《面白い本を見つけました》
「戦国墓参り」というタイトルの本ですが、自分探しの旅に出た青年が五日間だけこの世によみがえった石田三成と出会い、彼からいろいろなことを教えられながら自分探しの答えを見つけるという、SFだけど人生とは何ぞやを考えさせられる物語です。
http://jspace.jp/?page_id=1515