日曜の阪神は兵庫の田中学騎手と佐賀の山口勲騎手が遠征に来ている。
双方各場のエース級なのでダート戦では要注意。
また、普段関西で活動している小牧騎手と岡田騎手は中京での騎乗予定。
JRAでの左回りコースは東京・福島・新潟・中京のみで西日本には無いのでコース向きの相性は微妙。
残りの岩田・内田・柴山・戸崎の4名は中山なので平場は全体的に難しい。

 

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中山11R 中山牝馬ステークスGIII(4歳上オープン牝馬) 芝右1800m 16頭
近いデータで見ると1.11.が牝馬重賞の愛知杯上位、牝馬の好調は数ヶ月の持続性があるので紐には入れておきたい。
4歳馬については人気の3.16.は古馬戦初戦かつ休養明けで未知数、14.は3戦目だが2戦とも牝馬1600下戦なので生え抜き扱いで考えたほうが無難。

 

(気になる1頭)
11.サンソヴール
園田や大井などの地方ダートも走っている変わった経歴。
前走からまだ2ヶ月で好調キープも期待できる事に加えて引退レースなので調整や様子見の要素が皆無。
前側からの展開となるが両隣は後方からの展開なので位置取りはすんなり行ける。
頭は厳しいが2着~3着逃げ残りは狙えるので、お好みで紐穴、複の穴軸、複勝いずれにも対応可能な面白い1頭。

 

(主力)
3.ビッシュ
9.デニムアンドルビー
16.パールコード
(1.クインズミラーグロ

 

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阪神11R フィリーズレビューGII(3歳オープン牝馬) 芝右1400m 18頭
重賞実績を踏まえれば本命は断然15.だが1600での微妙さを考えると本来は短距離が向いている。
7.も実績あるが乗り換えとなっているので相性未知数。
生え抜きでの人気は7.16.、7.はお好みしだいだが16.は牝馬戦に強い騎手なので紐に入れておきたい。

 

(気になる1頭)

5.クインズサリナ
乗り換え初戦、休養明けとあまり好材料が無いが、先行馬多数の中で後方追い込みも出来る。
KBSファンタジーステークスGIIIでは4着だが11番手から0.2秒差と鋭い末脚を見せた。
また先行・中段からの展開も可能な展開巧者なので乗り役次第で勝ち負けもある。
人気薄なので単複・紐穴・複勝どちらでも面白い。

 

(主力)
6.ジューヌエコール
7.タガノカトレア
15.レーヌミノル
16.カラクレナイ