2015年、日本ダービーを制覇したのはドゥラメンテです。このレースをテレビで見ていたわけですが、その走りがどこかキングカメハメハに似ていると感じた競馬ファンは意外と多いのではないでしょうか。それもそのはず。ドゥラメンテの父はキングカメハメハです。
2004年、キングカメハメハはダービーという夢舞台で直線から一気に抜け出し、2分23秒3というダービーレコードを叩き出しました。ダービーでは1番人気だったわけですが、そのプレッシャーを見事に押しのけ、ファンの期待にこたえました。では、レースを振り返ります。
1頭出遅れてスタート。ここで予想通り、逃げ馬のマイルネマクロスが先頭へ。一気に逃げ態勢へと入り、そのまま後続馬を突き放します。3番手にはコスモバルク。中団よりやや前にキングカメハメハです。
1000mの通過タイムは58秒とハイペース。マイルネマクロスが単騎逃げで1頭だけ大きくリードを広げています。レースは3コーナーから4コーナーへ。この頃、既にマイルネマクロスのリードはほとんどなくなり、後続馬が続々と直線へなだれ込んでいきます。
そこで、速めに仕 掛けたのがコスモバルク。さらに、馬場の真ん中からはキングカメハメハが追います。先頭はコスモバルク。しかし、外からキングカメハメハが一気に駆け上がり、トップに躍り出る。そして、リード差を付けて、勝ちました。
競馬という長い歴史の中、名勝負というのは数多く存在するわけですが、スタートから、写真判定に至るまで、全てのファンを魅了した名勝負というのはありませんでした。この2008年の天皇賞・秋を除いて・・・。
2008年、三強といわれたウォッカ、ダイワスカーレット、ディープスカイ。この三頭が天皇賞・秋で大激突。当時を振り返ると、出走した馬の全てが重賞勝ち馬ということで何が来てもおかしくない。大穴を狙うか、三強に夢を託すか。馬券購入で随分、迷ったことを覚えています。結局、大穴を狙って負けましたが、それでも、この勝負をリアルタイムで見られたことはまさに宝でした。 では、レースを振り返ります。
ダイワスカーレットがスタート直後から先頭に立ちレースを引っ張る展開。今年のダービー馬であるディープスカイ、さらに昨年のダービー馬のウォッカは中団からやや後ろ。最後尾はカンパニーといったところ。レースはダイワスカーレットが先頭のまま、直線コースへと到達。残り600m前でディープスカイとウォッカが揃ってスパートをかけます。
残り500m。ダイワスカーレットが先頭で粘る。その後ろから、ウォッカとディープスカイが競り合いながら一気に詰め寄ってきます。新旧ダービー馬同士の一騎打ち。その二頭に決まりと思いきや、ダイワスカーレットが負けずと食い下がってゴール。10分に及ぶ長い写真判定はウォッカの勝利でした。
2008年、三強といわれたウォッカ、ダイワスカーレット、ディープスカイ。この三頭が天皇賞・秋で大激突。当時を振り返ると、出走した馬の全てが重賞勝ち馬ということで何が来てもおかしくない。大穴を狙うか、三強に夢を託すか。馬券購入で随分、迷ったことを覚えています。結局、大穴を狙って負けましたが、それでも、この勝負をリアルタイムで見られたことはまさに宝でした。 では、レースを振り返ります。
ダイワスカーレットがスタート直後から先頭に立ちレースを引っ張る展開。今年のダービー馬であるディープスカイ、さらに昨年のダービー馬のウォッカは中団からやや後ろ。最後尾はカンパニーといったところ。レースはダイワスカーレットが先頭のまま、直線コースへと到達。残り600m前でディープスカイとウォッカが揃ってスパートをかけます。
残り500m。ダイワスカーレットが先頭で粘る。その後ろから、ウォッカとディープスカイが競り合いながら一気に詰め寄ってきます。新旧ダービー馬同士の一騎打ち。その二頭に決まりと思いきや、ダイワスカーレットが負けずと食い下がってゴール。10分に及ぶ長い写真判定はウォッカの勝利でした。
もし、フジキセキが怪我をしていなかったら、皐月賞は勝っていたのか。これは、競馬ファンにとって良く議論される話題の1つ です。
勝ったか、負けたかは永遠に謎のままですが、2014年、フジキセキ産駒であるイスラボニータが皐月賞を制しました。95年、フジキセキが成し遂げられなかった皐月賞制覇を19年後に叶えたことで喜んだ競馬ファンも数多くいました。ただ、フジキセキは既に種付馬を引退しており、イスラボニータの2011年産が最後のGI馬になるかもしれません。では、その皐月賞を振り返りましょう。
ほぼ揃ったスタート。良いスタートを切ったのはウインフルブルーム。そのまま逃げていきます。2番手はアジアエクスプレス。1番人気のトゥザワールドは3着。イスラボニータは中団の位置。最後尾はワンアンドオンリーでレースは進んでいきます。
レースはスローペース。コーナーから曲がる前、アジアエクスプレスがスパートをかけて先頭へ。そのまま後続馬が直線コースへと入ります。
先頭はアジアエクスプレス。しかし、そのアジアエクスプレスを外から猛追するのがトゥザワールドとイスラボニータ。そして、疲れ果てたアジアエクスプレスを二頭は抜き去り、勝敗はこの二頭の争いに。イスラボニータが前に出る。負けずと食い下がるトゥザワールド。ですが、イスラボニータの方がスピードは上。そのままイスラボニータが先頭でゴールしました。
勝ったか、負けたかは永遠に謎のままですが、2014年、フジキセキ産駒であるイスラボニータが皐月賞を制しました。95年、フジキセキが成し遂げられなかった皐月賞制覇を19年後に叶えたことで喜んだ競馬ファンも数多くいました。ただ、フジキセキは既に種付馬を引退しており、イスラボニータの2011年産が最後のGI馬になるかもしれません。では、その皐月賞を振り返りましょう。
ほぼ揃ったスタート。良いスタートを切ったのはウインフルブルーム。そのまま逃げていきます。2番手はアジアエクスプレス。1番人気のトゥザワールドは3着。イスラボニータは中団の位置。最後尾はワンアンドオンリーでレースは進んでいきます。
レースはスローペース。コーナーから曲がる前、アジアエクスプレスがスパートをかけて先頭へ。そのまま後続馬が直線コースへと入ります。
先頭はアジアエクスプレス。しかし、そのアジアエクスプレスを外から猛追するのがトゥザワールドとイスラボニータ。そして、疲れ果てたアジアエクスプレスを二頭は抜き去り、勝敗はこの二頭の争いに。イスラボニータが前に出る。負けずと食い下がるトゥザワールド。ですが、イスラボニータの方がスピードは上。そのままイスラボニータが先頭でゴールしました。
ハープスターはデビュー前から注目されていた馬の一頭ですが、その真価が発揮されたのは断トツ1番人気に推された2014年の桜花賞ではないでしょうか。この桜花賞でハープスターは数々の伝説を造り上げます。
まず、歴代5位となる単勝支持率。66.8%の競馬ファンがハープスターの馬券を購入しました。また、その断トツの人気にこたえて最後尾追走から直線で17頭をごぼう抜きした桁違いの実力。
その勝ちタイム1分33秒3は2010年の3冠牝馬アパパネと並ぶレースレコードタイ。さらに、ラスト600mの上がりタイム32秒9は桜花賞史上最速です。この桜花賞でハープスターは数々の記録を作り、世代のスーパーホースと一躍、認められました。では、その桜花賞を振り返ります。
ほぼ揃ったスタート。ハープスターは最初からゆっくりと1番後ろへ。中団にいるのはこの後のオークス馬となるヌーヴォレコルト。その後ろは阪神ジュベナイルF制覇したレッドリヴァール。ですが、ハープスターはそんなライバル馬を気にもしない走りで、ずっと最後尾から直線まで脚を溜めていました。そして、直線です。
各馬が一斉にラストスパート。フクノドリームが逃げる中、1番大外からもの凄い速さで駆け 上がるハープスター。まるでテイエムオペラオーの皐月賞みたいな展開。こうして、17頭全てをゴール直前に抜き去って桜花賞を制覇しました。
まず、歴代5位となる単勝支持率。66.8%の競馬ファンがハープスターの馬券を購入しました。また、その断トツの人気にこたえて最後尾追走から直線で17頭をごぼう抜きした桁違いの実力。
その勝ちタイム1分33秒3は2010年の3冠牝馬アパパネと並ぶレースレコードタイ。さらに、ラスト600mの上がりタイム32秒9は桜花賞史上最速です。この桜花賞でハープスターは数々の記録を作り、世代のスーパーホースと一躍、認められました。では、その桜花賞を振り返ります。
ほぼ揃ったスタート。ハープスターは最初からゆっくりと1番後ろへ。中団にいるのはこの後のオークス馬となるヌーヴォレコルト。その後ろは阪神ジュベナイルF制覇したレッドリヴァール。ですが、ハープスターはそんなライバル馬を気にもしない走りで、ずっと最後尾から直線まで脚を溜めていました。そして、直線です。
各馬が一斉にラストスパート。フクノドリームが逃げる中、1番大外からもの凄い速さで駆け 上がるハープスター。まるでテイエムオペラオーの皐月賞みたいな展開。こうして、17頭全てをゴール直前に抜き去って桜花賞を制覇しました。
デュランダルとはフランスの叙事詩『ローランの歌』に登場する主人公、ローランが持つ聖剣の名前です。意味は不滅の刃。そして、稀代の名剣と同じ名前を持った「デュランダル」もまた、不滅の闘志を競馬ファンに見せてくれました。それは、2003年のスプリンターズSの出来事です。
単勝2.2倍の1番人気に推されたビリーヴの引退レース。残り100mで勝ちを確信したかのように、ビリーヴは堂々とトップへ。それを外から突き刺すように駆け上がるデュランダル。二頭の激しい攻防はまさに稀代の名勝負でした。では、振り返りましょう。
ビリーヴが好スタート。ややばらけた展開になりますが、先頭はショウナンタイム。遅 れてビリーヴなどといった集団が続き、デュランダルは最後尾です。短距離なのに追い込み。ビリーヴは遙か先にいます。600の標識が過ぎ、直線前ではショウナンタイム、テンシノキセキといった馬が先頭。後ろのビリーヴは大外へ。絶好の位置で直線コースへ進みます。
先頭はビリーヴ。他の馬も食い下がる。しかし、引退が決まっていたビリーヴは最後の粘り強さを見せつける。他の馬の脚が止まるなか、ゴール前で残り100mで抜け出します。ところが、そのビリーヴを目指し、外から怒濤の末脚でデュランダルが追い込んでくる。果たして届くのか。二頭は同時にゴール。結果はハナ差でデュランダルの勝利でした。
単勝2.2倍の1番人気に推されたビリーヴの引退レース。残り100mで勝ちを確信したかのように、ビリーヴは堂々とトップへ。それを外から突き刺すように駆け上がるデュランダル。二頭の激しい攻防はまさに稀代の名勝負でした。では、振り返りましょう。
ビリーヴが好スタート。ややばらけた展開になりますが、先頭はショウナンタイム。遅 れてビリーヴなどといった集団が続き、デュランダルは最後尾です。短距離なのに追い込み。ビリーヴは遙か先にいます。600の標識が過ぎ、直線前ではショウナンタイム、テンシノキセキといった馬が先頭。後ろのビリーヴは大外へ。絶好の位置で直線コースへ進みます。
先頭はビリーヴ。他の馬も食い下がる。しかし、引退が決まっていたビリーヴは最後の粘り強さを見せつける。他の馬の脚が止まるなか、ゴール前で残り100mで抜け出します。ところが、そのビリーヴを目指し、外から怒濤の末脚でデュランダルが追い込んでくる。果たして届くのか。二頭は同時にゴール。結果はハナ差でデュランダルの勝利でした。