競馬の勝敗を予想するにおいて重要なのが当日の人気なわけですが、レースは人気馬が勝つのではなく、その時、一番先にゴールした馬が勝ちます。1999年の秋華賞(GI)芝2000mはまさにそれ。人気で言えば12番のブゼンキャンドルが1着、10番人気のクロックワークが2位となり、馬連が94630円という大荒れのレースでした。
ただ、ブゼンキャンドルの実力を見る限りでは、トゥザヴィクトリー、アドマイヤベガなど、当時の強豪馬に並ぶものはありませんし、秋華賞もローズSで3着に入って出走権を手にしたから出てきたという印象でした。運で勝った要素も強いですが、強烈な追い込みを見せたことはファンの記憶に刻まれています。では、レースを振り返ります。
ほとんど揃ったスタート。トゥザヴィクトリーが4番手と好位置に付きます。ウメノファイバーは後ろから5頭目。ブゼンキャンドルはその後方で、さらに最後尾がクロックワークといった並び。直線前までは早くもトゥザビィクトリーが上がっていき、単独の2番手となり、後続馬集団が続き、600mの標識を過ぎます。
先頭はトゥザヴィクトリー。外からウメノファイバーも突っ込んでくる。さらに、その後方にはブゼンキャンドルとクロックワークが強烈な末脚で追い込んで来る。残り200を切った後、ブゼンキャンドルが先頭、後ろにはクロックワークと続き、レースは大波乱の結果となりました。
オルフェーヴル、ゴールドシップといったダントツの1番人気になる馬は多くの競馬ファンにとって勝つことが当たり前のように言われます。しかし、レースというのは何が起こるかわからないもの。しかも、クラシック三冠の最後のレース、菊花賞でダントツの人気ともなれば、そのプレッシャーで背負って3000mの長距離を走らなければいけません。その中で、ディープインパクトは三冠の夢を背負って走り抜けていきました。
勝つことが当たり前の人気で三冠がかかる大事なレースでのプレッシャーは想像を絶するものだったのでしょう。単勝は1.0倍という超絶人気。では、レースを振り返ります。
ディープインパクトが好スタート。ファンの夢を背負って前に行きたがるディープを武豊騎手が冷静に操ります。しかし、かなりのプレッシャーに飲まれているようなレースの展開で前半は折り合いを欠き気味。その中でアドマイヤジャパンが先に仕掛けますが、ディープはまだ動きません。
ディープインパクトが動いたのはラスト600mを切る頃です。それまで、力を何とか抑えていましたが勝負所とみるや、一気に駆け上がっていきます。その走りはまるで低滑空しているかのように鮮やかです。アドマイヤジャパンを抜き去り、背負わされたプレッシャーから抜け出すようにゴールへと突き進みました。そして、見事に三冠馬となりました。
勝つことが当たり前の人気で三冠がかかる大事なレースでのプレッシャーは想像を絶するものだったのでしょう。単勝は1.0倍という超絶人気。では、レースを振り返ります。
ディープインパクトが好スタート。ファンの夢を背負って前に行きたがるディープを武豊騎手が冷静に操ります。しかし、かなりのプレッシャーに飲まれているようなレースの展開で前半は折り合いを欠き気味。その中でアドマイヤジャパンが先に仕掛けますが、ディープはまだ動きません。
ディープインパクトが動いたのはラスト600mを切る頃です。それまで、力を何とか抑えていましたが勝負所とみるや、一気に駆け上がっていきます。その走りはまるで低滑空しているかのように鮮やかです。アドマイヤジャパンを抜き去り、背負わされたプレッシャーから抜け出すようにゴールへと突き進みました。そして、見事に三冠馬となりました。
2013年10月6日、夜23時頃、日本の競馬ファンがフランス、ロンシャン競馬場で開催される凱旋門賞(GI)のテレビ中継に注目していました。なぜなら、三冠馬であり、日本の現役最強馬、オルフェーヴルとダービーを制覇して意気揚々に乗り込んできたキズナという今までの考えられる中では最強の二頭が出走していたからです。
特に、オルフェーヴルは2012年の凱旋門賞で惜しくも2着という結果であり、今年こそは歴史的な扉(日本馬が凱旋門賞を制覇する)を開くのではないかと期待されていました。では、レースを振り返ります。
まずまずのスタートを切ったオルフェーヴルとキズナ。ロンシャン競馬場は日本の競馬場のようにコーナーを曲がって直線ではないので、最後の仕掛けるタイミングに多くの騎手が悩まされています。特にフォルストレート(偽りの直線)と呼ばれる、3~4角の長い直線は最後の直線だと馬が勘違いしてしまう難所です。しかし、武豊騎手が搭乗するキズナに関してはかなり完璧なタイミングだったと思います。
このフォルスストレートで勝負をかけるキズナ。オルフェーヴルをブロックする形で先に動きました。しかし、騎手の力ではどうしようもないものが一つだけあります。それは馬の実力でした。
直線ではトレヴという3歳牝馬が2着のオルフェーヴルを突き放していきます。その差は5馬身であり、誰が見ても圧倒的な強さでした。キズナは4着です。
特に、オルフェーヴルは2012年の凱旋門賞で惜しくも2着という結果であり、今年こそは歴史的な扉(日本馬が凱旋門賞を制覇する)を開くのではないかと期待されていました。では、レースを振り返ります。
まずまずのスタートを切ったオルフェーヴルとキズナ。ロンシャン競馬場は日本の競馬場のようにコーナーを曲がって直線ではないので、最後の仕掛けるタイミングに多くの騎手が悩まされています。特にフォルストレート(偽りの直線)と呼ばれる、3~4角の長い直線は最後の直線だと馬が勘違いしてしまう難所です。しかし、武豊騎手が搭乗するキズナに関してはかなり完璧なタイミングだったと思います。
このフォルスストレートで勝負をかけるキズナ。オルフェーヴルをブロックする形で先に動きました。しかし、騎手の力ではどうしようもないものが一つだけあります。それは馬の実力でした。
直線ではトレヴという3歳牝馬が2着のオルフェーヴルを突き放していきます。その差は5馬身であり、誰が見ても圧倒的な強さでした。キズナは4着です。
2013年8月30日、七冠馬のルドルフの代表産駒である「トウカイテイオー」がこの世を去り、多くの競馬ファンが現役時代の輝かしい勇姿を思い浮かべました。そんなトウカイテイオーで印象深いレースが91年の日本ダービー(GI)です。
ルドルフの子として恥じない無敗という成績で皐月賞を制覇し、日本ダービーへと乗り込んできたトウカイテイオー。しかし、8枠という大外からの出走となります。これまでダービーで8枠(大外)の馬が勝ったことはなかったのですが、圧倒的な1番人気でした。では、レースを振り返ります。
スタートはほぼ揃っています。トウカイテイオーは好スタート。トウカイテイオーは先頭から7,8番手で、その後ろにレオダーバンが付いています。レース中盤はほとんど順位の入れ替えはありません。そして、1000mの標識を通り過ぎるとスタンドから大歓声が起こります。さらにレースが残り600mを切る頃には、トウカイテイオーは徐々にペースを速めて、外を回りながら直線へ入ります。
直線での激しい叩き合い。逃げ馬のスタミナが尽きて徐々に後続馬が抜かされていきます。先に先頭へ立ったのはレオダーバン。ところが、坂を上がりきった直後にトウカイテイオーがずば抜けた速さで走っていく。トウカイテイオーは先頭に立ち、そこから加速 していきます。そして、2馬身、3馬身と突き放し無冠で二冠を達成しました。
ルドルフの子として恥じない無敗という成績で皐月賞を制覇し、日本ダービーへと乗り込んできたトウカイテイオー。しかし、8枠という大外からの出走となります。これまでダービーで8枠(大外)の馬が勝ったことはなかったのですが、圧倒的な1番人気でした。では、レースを振り返ります。
スタートはほぼ揃っています。トウカイテイオーは好スタート。トウカイテイオーは先頭から7,8番手で、その後ろにレオダーバンが付いています。レース中盤はほとんど順位の入れ替えはありません。そして、1000mの標識を通り過ぎるとスタンドから大歓声が起こります。さらにレースが残り600mを切る頃には、トウカイテイオーは徐々にペースを速めて、外を回りながら直線へ入ります。
直線での激しい叩き合い。逃げ馬のスタミナが尽きて徐々に後続馬が抜かされていきます。先に先頭へ立ったのはレオダーバン。ところが、坂を上がりきった直後にトウカイテイオーがずば抜けた速さで走っていく。トウカイテイオーは先頭に立ち、そこから加速 していきます。そして、2馬身、3馬身と突き放し無冠で二冠を達成しました。
1990年のダービー3着、菊花賞2着、その成績は過去のGI制覇馬と比べてなんら遜色がないホワイトストーン。そのため、当時はそのうちGIを勝利するだろうと思われていました。しかし、ホワイトストーンは7歳の夏まで走りましたがGI制覇にはなりませんでした。
ただ、競馬ファンから人気がある馬で、90年のセントライト記念、91年、大阪杯といった重賞レースで勝利しています。そして、忘れてはならないのが93年のアメリカJCCです。2年4ヶ月ぶりの勝利に観客席からはまるでGI並みの大歓声が巻き起こりました。では、レースを振り返ります。
まずます揃ったスタート。1番人気のレガシーワールドは2番手。その内にはホワイトストーン、レオダーバンといった馬が続きます。レース中盤、 ホワイトストーンが先頭に立ちます。それだけで観客からは大歓声です。そのまま、ホワイトストーンが先頭で、すぐ後ろにはレガシーワールドとなり、残り600mの標識を切る頃にはレガシーワールドがホワイトストーンに並んで直線へ入ります。
直線では先頭のホワイトストーンがどんどん引き離す。2番手のレガシーワールドはまったく付いて来られない。さらにリードを4馬身と広げるホワイトストーン。強い。観客席から大歓声が響く。最後は差が縮まりましたが、ホワイトストーンがリードを守りきり、そのままゴールしました。
ただ、競馬ファンから人気がある馬で、90年のセントライト記念、91年、大阪杯といった重賞レースで勝利しています。そして、忘れてはならないのが93年のアメリカJCCです。2年4ヶ月ぶりの勝利に観客席からはまるでGI並みの大歓声が巻き起こりました。では、レースを振り返ります。
まずます揃ったスタート。1番人気のレガシーワールドは2番手。その内にはホワイトストーン、レオダーバンといった馬が続きます。レース中盤、 ホワイトストーンが先頭に立ちます。それだけで観客からは大歓声です。そのまま、ホワイトストーンが先頭で、すぐ後ろにはレガシーワールドとなり、残り600mの標識を切る頃にはレガシーワールドがホワイトストーンに並んで直線へ入ります。
直線では先頭のホワイトストーンがどんどん引き離す。2番手のレガシーワールドはまったく付いて来られない。さらにリードを4馬身と広げるホワイトストーン。強い。観客席から大歓声が響く。最後は差が縮まりましたが、ホワイトストーンがリードを守りきり、そのままゴールしました。