こんにちはゼブラーマンです
今週施行の金鯱賞は春開催になってもう今年で
8回目となります。春開催の3月に移ったのは、
G1に格上げされた大阪杯の前哨戦(1着馬に優先
出走権が付与)としての役割を担うためでした
が、近年は時期的にドバイやサウジそして香港
といった海外レースの”余波”を間違いなく受け
ているので、G1へのステップレースとしては、
本来、メンバーを集め切る事は難しい状況です
でも、その中でも今年もそうですが、例年なか
なか味のある、魅力的なメンバーが集結するの
は、ジャックドールやスワーヴリリチャードな
どが当レースを経由して、一定の成果を挙げて
いるからの部分は強いと思います。
そして、3月に移行してからの当レースが波乱
と堅調を繰り返している点も見逃せません
ギベオンの単勝2万馬券が出たと思ったら、翌
年からは1番人気が連続して勝つ(昨年はプログ
ノーシスが人気に応えました)と、なんともどっ
ち付かずのレースになっています
ここは超一流馬の参戦はなくても、小粒ながら
も粒ぞろいで行われる事が多いので、いい意味
で”波乱含み”からだとも思います
このように本番にも比較的直結して、かつ軽い
波乱も期待できる、魅力一杯の当レースはいか
がなものか？今週もですがまずは施行コースで
ある中京芝2000Mの特徴や傾向をつかむ作業
から始めたいと思います
スタートから直線のコーナーまでの距離が短い
上にスタート位置も直線の坂の途中という事で
序盤のペースは上がりにくいです
またコーナー突入までの距離が短いので本来は
内枠の方が有利になるはずですが、３コーナー
の部分が外に膨らんだ形状になっているため内
側が走りにくくなり、内のメリットと外のメリ
ットが相殺されます。そのため枠による内外の
有利不利はほぼ無くなります
そして最後の直線は約410mとかなり長い事と
その直線の途中に中山並みの急勾配を誇る急坂
が存在しますので、基本的には脚質は差し、追
い込みが有利になります
しかし、当レースの開催が開幕週にあたる上、
前述した、序盤のペースが上がらず、行ききっ
てしまう事が多発するため、逃げ馬の成績が際
立って良いです
そして馬券圏内の馬の全貌をみると、逃げ馬＋
差し馬で決っしているパターンが非常にが多い
です
このように脚質での好走しやすい馬の組み合わ
せもはっきりしているレースですので、逃げそ
うな馬の見当をつける事そして当コースに合い
そうな差し馬をしっかり捉えれば自ずと勝機が
近づいて来るのでは、と思います
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