こんにちはゼブラーマンです
今週は冬の中山を締めくくる伝統のG2 AJCC
が施行されます。年末〜年始にかけて変則な状
態が続きましたが、トレセンなども曜日的にも
通常モードとなって、いつもの感じに戻ります
が、今年は例年と少し異なる部分が気になって
いて、それは何か、というと中山芝が開幕から
高速状態が続いているという点です
この時期の芝は休眠期ですので、天候に関係な
く、馬場の回復が出来ず、開催が進むにつれて
傷みが目立ってくるのですが、今年に限っては
そう悪化していないです
ここにも暖冬の影響が関係しているようで、例
年の荒れ馬場でスタミナを要するという固定概
念を少し修正して臨まなくてはいけないかも知
れません。
そして修正するということは本来の様子がわか
らないと出来ないので、今週もですがまずはこ
の時期の中山芝および2200Mのコース特徴を
掴む作業から始めたいと思います
当コースはスタートしてから１コーナーまで
の距離が長いです
そして約5mの上り坂が続いた後、2コーナーか
ら3コーナーの途中まで下り坂を緩やかにカー
ブして進みます
途中に約110mの間で約2.2mを駆け上がる急坂
が待ち受けますが、最後の直線の長さは310m
と短いので、騎手がペースをあげるタイミング
は早くなりがちです
そのため距離も長い上に、息をつくところが無
いコースですのでスタミナ豊富でパワー型そし
てしっかりした底力を有したタイプの馬の方が
良いです
特にこの時期は芝を走っていても、まるでダ
ートコースを走っているかのように土煙が上が
る事も少なく無いので、いつも以上にパワーも
問われます
コース、距離から好走しやすい脚質はどちらか
というと先行タイプが良く、この傾向が強いの
か、最終週に行われても、前有利の傾向にあり
ます
枠の内外の有利差はスタート後の距離が長いの
であまり無いですが、なぜか7枠の好走が目立
ちます
と、いった具合が例年ですが、このコース、芝
で好走傾向が定まっていた部分もあるので、そ
こも推測にはなりますが、変更を余儀されなく
なるかも知れません。気をつけたいです
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