今週の一球入魂レースは、
「マイルCS」
00年までAコース、01年からBコース、
そして07年以降はCコース施行となっている。
スタートは向正面左手の奥深い地点、
3コーナーまでの直線距離は約700Mもある。
向正面半ばから徐々に上り、
その後は4コーナーまで一気に下るというレイアウト。
高低差は「4.3M」
4コーナーでは内回りコースとの合流地点あり。
そして最後の直線は約400M、
ほぼ平坦となっている。
このトリッキーなコース形態で行われるマイルG1戦、
レースラップも特徴的で、
リピータレースになっているのも必然と言える。
好走脚質を見てみると、
00年以降の連対馬22頭中17頭が、
「4角7番手以下」という中団~後方の馬。
先行勢の「行った行った」が起こっていない。
4角5番手以内から連対したのは5頭、
01年ゼンノエルシド、05~07年ダイワメジャー、09年マイネルファルケ。
つまり実質3頭。
09年14番人気マイネルファルケが、
サプレザ、キャプテントゥーレをおさえて連対できた要因の1つが、
4ハロン目の「12.4」
坂の上りの区間で毎年緩みやすい区間だが、
00年以降で最も緩んだのがこの09年。
良馬場発表だったが、
この年は雨が降りしきる中でのレースであった。
渋馬場の可能性が高い今年のマイルCS、
有利な脚質となるのは果たして…?
さらに今年の馬場(好走血統含む)は非常にわかりやすい馬場、
今週からCコースだが土曜の結果にも注目。