今週の一球入魂レースは、
「北九州記念」
今週も、
相当役立つ「重要サンプル馬」が存在している。
最近の「重要サンプル馬」をおさらいしてみると、
4週前のアイビスSDは当レースを2勝した、
「インテント系」カルストンライトオ。
3週前の函館記念は当レースを3連覇した、
「欧州3冠配合」エリモハリアー。
2週前の小倉記念は当レースを連覇した、
「米国D×短距離SP×ST」メイショウカイドウ。
先週の関屋記念は当レースを連覇した、
「根性血統×強烈な欧州スタミナ」マグナーテン。
関屋記念は6番人気以下の中で唯一買える馬、
▲マイネルクラリティ(7人気)が惜しくもクビ差4着だったものの、
小倉記念は、
▲キタサンアミーゴ(15人気2着)、○リクエストソング(8人気3着)
函館記念は、
◎マヤノライジン(12人気2着)、▲キングトップガン(4人気1着)
このように、
穴馬を重い印でドンピシャで仕留めているのは、
上記「重要サンプル馬」が相当役立っているからである。
夏競馬は特に機能するのだ。
今週の北九州記念に出走するエーシンヴァーゴウも、
前走アイビスSDは「カルストンライトオ」から◎は揺るぎないものであった。
では北九州記念の重要サンプル馬は、
果たしてどの馬なのか?
それは意外にも「歴代4着馬」である。
まずは、
該当馬の血統構成を簡潔に記載してみる。
(※ここでは3代内を記載)
<10年>
11番人気4着
ストリートスタイル
父アドマイヤベガ
母父コジーン
母母父リファール
<09年>
12番人気4着
ウイントリガー
父スターオブコジーン
母父サンデーサイレンス
母母父ヤマニンスキー
<08年>
14番人気4着
マッチメイト
父クロコルージュ
母父カーリアン
母母父アイリッシュリヴァー
<07年>
16番人気4着
ニホンピロブリュレ
父ミシル
母父ダンスオブライフ
母母父スティールハート
<06年>
9番人気4着
タマモホットプレイ
父フジキセキ
母父ノーザンテースト
母母父ディクタス
以上が、
歴代4着馬の血統構成(3代内)であるが、
ご覧の通り、
毎年必ず超人気薄が、
馬券圏内まであと一歩の4着に食い込んでいる。
これは、
もちろん「血統面の後押し」があるからだ。
コース形態とレースラップの特徴、
つまり北九州記念の「レース質」を如実に表しているのが、
歴代4着馬である。
例えば、
無印とした「前走アイビスSD」から一転、
北九州記念では☆を打ったメリッサ。
アイビスSDは1番人気に支持されたものの、
分析通りシンガリ18着惨敗。
当然、
北九州記念では単勝13.4倍と人気急落。
しかし4角10番手からの差し切り勝ち。
北九州記念の重要サンプル馬が、
ドンピシャで機能した典型とも言えるレースであった。
なぜ「歴代4着馬」が、
重要サンプルとなりうるのか?
「歴代4着馬」に共通しているファクターとは何か?
これらを分析すれば、
おのずと今年の北九州記念の激走馬が見えてくるはずだ。
一昨年こそ「後に5連勝」でスプリンターズSを制する、
名牝スリープレスナイトが楽勝したが、
他4年は、
<06年>
11番人気1着
コスモフォーチュン
<07年>
11番人気1着
キョウワロワリング
<09年>
8番人気1着
サンダルフォン
<10年>
5番人気1着
メリッサ
伏兵が当レースを制している。
今年も「ある理由」により、
人気薄激走の可能性は非常に高く、
高配当が大いに期待できるだろう。
最後にこれを記載しておく。
先日の小倉記念において、
15番人気、8番人気という大穴をドンピシャで指名した要因の1つ。
今週の北九州記念においても、
決して無視できない「この重要ファクター」とは、
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