特注血統は母系にポイント | 競馬データぶろぐ。(アメブロ版)

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昨日のブログアップ後、

(危険な人気馬のオンパレードだったマイラーズC)


最近では一番多くの質問が届いていたが、


そのほとんどが、

上位人気馬切りと特注血統についてのものであった。


本来であればお一人ずつ返答したいのだが、

質問の多さと時間の関係上それができずに申し訳ない。


ここで簡潔にお答えしていこうと思う。



マイラーズCで最も買いやすい馬は、

明らかにゴールスキーだったことはオッズに表れていた。


単勝オッズこそ4.2倍でダノンヨーヨーと並んでいたが、


馬連や3複などは、

ダノンヨーヨーよりもゴールスキーから売れていた。


賞金加算が至上命令で勝負気配抜群と報道され、

少なくとも2着は外さないというのがファンの脳裏にあったことは確か。


しかしここに大きな落とし穴がある。


いくら勝負気配が高かろうが仕上げてこようが、

能力や適性で劣っていれば当然のことだが好走は厳しい。


ハンデ戦などではなく、

格式が高い別定G2戦となればなおさらだ。


ゴールスキーはマイルCS3着馬、

つまり能力で劣っていたわけでなく適性面で相当劣っていたのだ。


自分は数多くのファクターを駆使して分析するが、

危険な人気馬を見極めるのに最も有効な手段は「血統」である。


ゴールスキーの場合、


父系、母系共に今回の条件に全く向かない馬であり、

15着惨敗も何ら不思議ではない。


ここまで負けたのは、

コース適性も現在の馬場にも「血統面の適性」がなかったからである。



スマイルジャックは一昨年の3着馬だったが、

昨年1番人気で5着に敗れた時と同様「血統面」で向かなくなっていた。


アパパネ、ショウリュウムーン、キングストリートなど、

4頭出走していたキングカメハメハ産駒も全馬無印。


キングカメハメハが外回りに強いことは有名な話、


今開催の阪神外回りの重賞でも、

トゥザグローリーやレディアルバローザが楽勝。


スプリングSのベルシャザールやフラワーCのマヒナも好走するなど、

外回りで大活躍していたが、


今年のマイラーズCに関しては、

キングカメハメハはまず買えない種牡馬であった。



このように血統分析だけでも、

上位人気馬がバシバシ切れるのだ。


危険な人気馬を見極めるのは、

「血統」が相当有効な手段であるということがよくお分かりいただけたと思う。



特注血統に関しては、


「母系」にポイントがある場合が多く、

マイラーズCもその1つであった。


種牡馬に注目するファンが多いので、

母系は妙味十分のファクターとなるのだ。



これまで何度か記載しているが、

自分の血統分析は、


母父

父母父

母母父


つまり3代内種牡馬が大きな「土台」となっている。


加えて、


4、5代の血統

9代までのクロス(血量)


これも重要である。


父、母父だけでなく、

さらに奥深く分析することによって様々なものが見えてくる。


例えば夏場になれば、

血統に内包された季節適性などが特に鮮明となる。



競馬は「ブラッドスポーツ」

ぜひアメブロ読者も血統を追及することお奨めしたい。



さて皐月賞だが、


やはり東京芝2000Mを徹底的に分析することで、

おのずと激走馬も見えてくるはずだ。


と同時に、

危険な人気馬も見えてくるだろう。


そして東京芝2000Mを分析するにあたって、

決して忘れてはならない今回のポイントは


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