今週の一球入魂レースは、
「G2マイラーズC」
07年以降、
新設外回り施行となった当レース。
外回りで行われた昨年までの過去4年と、
内回りで行われた06年以前の過去4年の、
好走馬と人気を見てみると、
外回り施行
<10年>
1着3番人気
リーチザクラウン
2着6番人気
トライアンフマーチ
3着5番人気
キャプテントゥーレ
<09年>
1着1番人気
スーパーホーネット
2着3番人気
カンパニー
3着9番人気
スマイルジャック
<08年>
1着1番人気
カンパニー
2着8番人気
ニシノマナムスメ
3着3番人気
エイシンドーバー
<07年>
1着9番人気
コンゴウリキシオー
2着2番人気
スイープトウショウ
3着5番人気
マイネルスケルツィ
内回り施行
<06年>
1着1番人気
ダイワメジャー
2着2番人気
ダンスインザムード
3着4番人気
ディアデラノビア
<05年>
1着3番人気
ローエングリン
2着7番人気
プリサイスマシーン
3着10番人気
アサクサデンエン
<04年>
1着3番人気
マイソールサウンド
2着1番人気
ローエングリン
3着4番人気
エースインザレース
<03年>
1着1番人気
ローエングリン
2着4番人気
キスミーテンダー
3着2番人気
テイエムオーシャン
内回り時代は、
3着内馬12頭中10頭が「4番人気以内」
堅い決着が多く、
伏兵が食い込んだのは05年のみであった。
しかし外回りとなってからは、
毎年必ず「6番人気以下」という伏兵が好走している。
3着内馬12頭中、
6頭が4番人気以内、6頭が5番人気以下。
つまり、
上位人気馬と伏兵馬が半々ずつ馬券圏内に入っている。
この伏兵が食い込みやすくなったという「レース質の変化」は、
決して無視できない要素である。
もちろんマイラーズCのレース質が変化したのは、
明確な理由が存在しており、
「穴馬の激走」を発生しやすくさせている。
この理由を考慮すると、
マイラーズCで激走が期待できる穴馬とは、
これに尽きるだろう。
(※上記ランキング内に掲載中、現在50位前後)
そして昨年に続き今年もフルゲート濃厚、
より穴馬激走の可能性は高くなるだろう。