高松宮記念 完全なる「内輪レース」 | 競馬データぶろぐ。(アメブロ版)

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昨日は、


高松宮記念の重要ファクターを3つ


記述した。



本日は、

その重要ファクターの中の1つをピックアップしようと思う。




高松宮記念は、


中京唯一のG1レースであり、

中京関係者にとって一年に一度の大イベント


よって、


「内輪レース」になりやすい性質を持っている


と記述したが、


今回は、
具体的に見ていこうと思う。




<04年>

サニングデール


後藤繁樹オーナーは、

愛知県一宮市で会社経営。



瀬戸口勉調教師は、

古くから東海地方の競馬に貢献、


ちなみに、

名古屋競馬の瀬戸口悟調教師は弟である。



余談になるが、


増本調教師は99年マサラッキで高松宮記念を制したが、

増本師は瀬戸口師の義兄弟である。




<05年>

アドマイヤマックス


橋田調教師は、

中京馬主協会会長である永井啓弐オーナーと、

大変深い繋がりを持っている。


永井オーナーからはこれまで約30年にわたり、

1500頭以上を預けられている。




<06年>

オレハマッテルゼ


小田切有一オーナーはある理由により、

中京には思い入れの深い馬主。


そして、

音無調教師を騎手時代からかわいがっているオーナーでもある。



また、

音無厩舎所属だったイナズマタカオーは、

中京競馬場の誘導馬になるなど、


音無師も中京とは深い関わり合いを持っている。




ちなみに、

橋田師と音無師は、


近藤夫妻で繋がっている。


※近藤利一オーナーは主に橋田厩舎がメイン厩舎

※近藤英子オーナーは主に音無厩舎がメイン厩舎




<07年>

スズカフェニックス


中京馬主協会会長である永井啓弐オーナー

(※同馬も橋田厩舎所属)




<08年>

ファイングレイン


長浜調教師は幼少期に、

中京競馬場がある愛知県豊明市に移住。


(※騎手だった父が中京競馬場所属厩舎に移籍となったため)


中京大を卒業し、その後父の後を継いだ。



長浜厩舎はファイングレイン以外にも、


アグネスワールド、スターマン、ミッドナイトベット、グランパドドゥ、

アンドゥオール、リトルアマポーラなど、


中京重賞ウィナーがズラリと並ぶ。




<09年>

ローレルゲレイロ


昆調教師は、

中京馬主協会の深見敏男オーナーと深い繋がりがある。


(※義父である深見富朗オーナーは馬主歴20年)


愛知県豊田市で会社経営、

富朗オーナーは会長、敏男オーナーは社長である。



昆師は深見オーナー所有馬ディープスカイで、

ダービーも獲らせてもらっている。




以上、

近年の勝ち馬だけを簡単に見てきたが、



やはり毎年、


中京と関わり合いの深い陣営


が高松宮記念を制している。



よそ者には、

決して優勝は渡さないというのがミエミエである。



今年も、


中京と関わり合いの深い陣営が、

多大な恩恵を受けることは間違いない。



もちろんその候補はいくつか存在している。



前記


永井啓弐オーナー

※スズカコーズウェイ


長浜調教師

※ファイングレイン



そして、


南井調教師

※セブンシークィーン


南井師は幼少期に愛知県刈谷市(豊明市の隣町)に移住、

中学校卒業後、中京競馬場の厩舎に通い、騎手デビューを果たした。


ただ先日の中京開催の小倉大賞典を、

オースミスパークで勝たせてもらったばかりである。




実は、


自分が今年注目している陣営は、

上記3つの陣営ではない。



もちろん、

スズカフェニックスと同じ「ユタカー永井会長ライン」である、

スズカコーズウェイは決して無視はできない存在だが、


その他に、

中京と関わり合いの深い、

非常に魅力的な陣営が2つ存在している。



1頭は上位人気、

もう1頭は全くの人気薄で二桁人気だろう。



もちろん2頭共に、

絶対に買い目に入れる。



特に人気薄の方は、

他にも買い材料に溢れているので、


波乱の立役者となる可能性は高いだろう。



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