グランプリボス
…安田記念はあとわずかで涙を飲んだ。
直線、ジャスタウェイと同じような位置。
いったんは完全に抜け出し、
大勢は決したかに見えた。
が、最後の最後で、内のジャスタウェイが盛り返し、
ハナ差前に出られたところが、ゴール板だった。
………………
無念の惜敗。
しかし、後続には3馬身もの差をつけており、
相手が悪すぎた、としか言いようが無い。
さすが、世界のジャスタウェイの底力、と言ったところか。
ダート並みに時計の掛かる不良馬場。
馬格とパワーのある
グランプリボスには、有利だった面はある。
が、
休み明けの馬は基本、
『芝の道悪では不利』（回収率が下がる）。
それを考えると、長期休養明けの安田記念を
極悪の不良馬場で好走したというのは、
一定の評価を与えるべきだろう。
距離に関しては、マイラー体型だし、
正直、ベストではないと思う。
それでも、
去年のスプリンターズステークスでは
直線よく伸びて0.3秒差。
父はサクラバクシンオー。
1400mの重賞2勝。
こなせなないことはない。
それより問題は、好走、凡走が激しい点だ。
気性的な問題で、デキがよくても
気を抜いたり、途中で止めたりする。
安田記念の好走は、道悪だったことが
かえって幸いし、集中力を引き出せたように思う。
今回、短距離G1の速い流れで
集中力が保つようなら、あるいは。
＊スプリンターズS2014の最終結論
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