2024 神戸新聞杯(予想と買い目) | 競馬解読教室

競馬解読教室

競馬を解読する
GIを中心に予想します。今週は菊花賞です!

 神戸新聞杯は「前走ダービー組」を狙うのが鉄則。しかしながら、珍しく、今年はダービー上位馬が不在。このレースに出走してきたのは、ダービー➉着、⑯着、⑮着、⑰着馬の4頭のみだ。逆に前走勝利している「夏の上り馬」が7頭もいる。ダービー惨敗組vs夏の上り馬というのが、今年の神戸新聞杯の図式である。

 

 先週のセントライト記念には前走ダービー組が3頭出走していいたが、結果はこの3頭が①~③着を独占した。この3頭のダービーでの着順は⑪着(アーバンシック)、⑥着(コスモキュランダ)、⑧着(エコロヴァルツ)。神戸新聞杯に出走する4頭に比べると、若干、着順は上のように見えるが、掲示板に載った馬が一頭もいなかったという点は同じ。それでも実力はこの3頭が抜けていた。ならば、今年は「夏の上り馬よりも春の既成勢力の方が強い!!」とみるべきなのかもしれない。だとすれば、そのダービーで再先着したジューンテイク(➉着)を狙うべきかもしれないが・・・・。あえてここは、ダービー・トライヤルの京都新聞杯でジューンテイク以上に良い競馬をした◎ウエストナウから勝負してみたい。なんといっても、この馬の最大の魅力は「上り目」だ。ジューンテイクがキャリア10戦なのに対し、ウエストナウは未だキャリがたったの2戦。初出走の身ながら既走馬相手に未勝利を勝ち(しかも勝ち時計は芝1800mで1分45秒台!)、2戦目に重賞初挑戦で②着(しかも今年の京都新聞杯はメンバーレベルが高い!)した素質は大したもの。京都新聞杯では、勝ち馬にはうまく内を掬われてしまったが、内容を見れば、一番強い競馬をしたのは文句なしにこの馬。夏を越した成長分を考えると、今はこちらの方が強いと思う。この馬が菊花賞の最大の惑星となる可能性は大きいとみて、ウエストナウが本命だ。

 

 相手筆頭は〇ジューンテイクでいい。本命馬を負かしているのは事実だし、この馬も強い。今回は差しに回るであろうウエストナウとの差し比べは見ごたえがありそう。3番手は中京マスターの川田騎手の乗る▲メリオーレム。瞬発力勝負にならなければチャンスがあるだろう。以下は押さえの評価となるが、△ヴィレム、△ショウナンラプンタ、△オールセインツまで。

(結果)

◎ウエストナウ

〇ジューンテイク (②着 3人気)

▲メリオーレム

△ヴィレム

△ショウナンラプンタ (③着 4人気)

△オールセインツ

 

   

 

PVアクセスランキング にほんブログ村