2023 アイルランドT府中牝馬S(予想と買い目) | 競馬解読教室

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 土曜日のメインは府中牝馬S。エリザベス女王杯の重要ステップレースでもあり、注目のレースだ。今年は昨年のソダシのような圧倒的な人気馬が不在で、人気も割れ気味。頭数は少なめだが、予想のし甲斐のある非常に面白いレースだと言える。本命には◎ストーリアを抜擢したい。この馬は中山牝馬S②着の実績はあるが、まだ重賞未勝利の身。ここでは格下感は否めないが、他の重賞ホルダー相手でも、十分戦えるとみている。特に強調したいのが前走の関越S勝ちの内容だ。勝ち時計1.44.4(34.4=36.1=33.9:落差+0.5秒)は、関越Sのデフォルトの1.45.2(34.9=35.7=34.6:落差+0.3秒)に比べて、テンが0.5秒速く、中盤が0.4秒遅く、上りが0.7秒速く、勝ち時計が0.8秒速かった。このレースは、先行馬有利の流れになったが、新潟の外回りらしく、最後は末脚比べとなった。後方から脚を伸ばしたストーリアは先に抜け出したアドマイヤハダルを差し切った。展開に恵まれた訳ではないので、この勝ちは評価したい。②着のアドマイヤハダルは先週の毎日王冠で④着した実力馬。牝馬同士のここなら、十分勝負になると考えたい。相手本線に狙いたいのは〇ルージュエヴァイユだ。前走は牡馬相手のエプソムC②着だったが、あのレースの勝ち時計1.45.5(34.9=35.4=35.2:落差ー0.3秒)は、稍重で行われたエプソムCのデフォルトの1.47.8(35.8=36.9=35.1:落差+0.7秒)に比べて、テンが0.9秒速く、中盤が1.5秒速く、上りが0.1秒遅く、勝ち時計が2.3秒速かった。稍重でこの時計は立派だし、差し馬に有利な流れなのに、早目先頭から②着に粘り切ったルージュエヴァイユの競馬内容は大変立派だった。府中牝馬Sは差し馬有利のレースだが、このエプソムCの内容なら、先行脚質でも、この馬はぜひ買っておきたい。3番手は▲イズジョーノキセキだ。昨年の勝ち馬であり、このコースの適性は証明済み。その後はいまいちなレースが続いているが、状態は決して悪くはない。コース替わりで一変がある。以下は押さえの評価になるが、△ディヴィーナ、△アンドヴァラナウト、△ライラックまで。

(結果)

◎ストーリア

〇ルージュエヴァイユ (②着 4人気)

▲イズジョーノキセキ

△ディヴィーナ (①着 1人気)

△アドドヴァラナウト

△ライラック (③着 10人気)

 

 

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