2024-095 GⅠ スプリンターズS レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

ルガル、雪辱を果たしG1初制覇!

 

■レース結果
第58回スプリンターズSは西村淳也騎手騎乗の9番人気ルガルが、3番手追走から直線でいい脚を繰り出して見事に差し切り優勝。G1初制覇を飾った。勝ち時計は1分07秒0(良)。鞍上の西村騎手は嬉しいG1初勝利。本馬を管理する杉山晴紀調教師はこのレース初勝利となった。

2着はクビ差で菅原明良騎手騎乗の5番人気トウシンマカオ。3着もクビ差で横山武史騎手騎乗の4番人気ナムラクレア。なお、1番人気に支持されたサトノレーヴは7着に敗れた。
 



■レース展開・総括
スタートで1番オオバンブルマイが出遅れ。4番エイシンスポッターも出負けした。押して14番ビクターザウィナーが行くが、10番ピューロマジックが快足を飛ばしてハナを奪った。16番ウイングレイテストもついていき、13番ルガルが3番手。ビクターザウィナーは4番手に控えた。1馬身差で6番ママコチャと7番マッドクールが並んで追走。半馬身差で内々の中団に2番トウシンマカオ。差がなく3番ウインマーベル、15番ヴェントヴォーチェ、そして12番サトノレーヴ。1馬身差でエイシンスポッター。5番ナムラクレアは後方寄りで追走。押っ付けられながら9番ムゲン、後方3番手に8番モズメイメイ。1馬身半差で11番ダノンスコーピオンとオオバンブルマイが最後方から追走した。

600m通過は32秒1でハイペース。ピューロマジックは3馬身ほどのリードを取って3~4コーナーの中間を通過。単独2番手にウイングレイテスト。さらに3馬身切れて3番手にルガル。ビクターザウィナーは4コーナーでジョッキーがうながしながらスパート。離れた中団馬群の先頭にママコチャ。その後ろにマッドクールやサトノレーヴらがかたまって残り400mを通過した。

ピューロマジックはリードを4馬身に広げて最後の直線へ。ウイングレイテストはいっぱいになり、ルガルが単独の2番手に。ビクターザウィナーも食らいついてジリジリと脚を伸ばしてきた。その後ろは少し離れてラチ沿いからトウシンマカオ、馬場の真ん中からはママコチャ、その外のサトノレーヴは反応ひと息で、さらに外のナムラクレアが猛然と脚を伸ばしてきた。

先頭のピューロマジックは粘るが、坂のところでルガルが差を詰める。内から伸びたトウシンマカオが3番手に上がり、さらに前を追う。ピューロマジックを差し切り、ルガルが先頭。トウシンマカオ、ママコチャ、ナムラクレア、そしてウインマーベルも懸命に末脚を伸ばしたが、ルガルがそのまま押し切って勝利を飾った。2着にはトウシンマカオ。3着にナムラクレアが入った。

勝ったルガルは前走高松宮記念で1番人気に支持されたが、道悪のなか道中で揉まれて10着に敗退。今回はその雪辱を果たす見事な走りでG1初制覇を飾った。半年ぶりの休み明けだったが、楽な手ごたえで先行でき、直線での伸びも良かった。

トウシンマカオは内枠を生かし、よく捌いて伸びてきた。文句なしの好騎乗だったように見える。ナムラクレアは後方追走から直線ではさすがの末脚を披露したが、昨年同様の3着に終わった。

(JRA-VANより)

 

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