2024-087 GⅡ 紫苑S レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

クリスマスパレードが先行抜け出しでレコード勝ち!

■レース結果
中山競馬場で行われたG2・第9回紫苑ステークスは、石川裕紀人騎手騎乗の5番人気クリスマスパレードが優勝。道中は2番手で先行し、直線では早め先頭から後続の追撃を凌いで重賞初制覇を決めた。勝ち時計は1分56秒6(良)のレコード。鞍上の石川騎手、本馬を管理する加藤士津八調教師ともに本競走初勝利を飾った。

クビ差の2着は3番人気・津村明秀騎手騎乗のミアネーロ、1馬身4分の1差の3着は1番人気・武豊騎乗のボンドガールが入った。これら上位3着には秋華賞の優先出走権が与えられる。
 



■レース展開・総括
5番サロニコスが立ち上がり気味のスタートで後方から。4番イゾラフェリーチェがハナに立って、1コーナーへ向かう。リードは1馬身半。2番手で6番クリスマスパレード。2馬身離れて内に3番テリオスサラ、外に9番レイククレセント。1馬身差で12番ハミング。1馬身差で内に7番エラトー、外に8番フォーザボーイズ。4馬身離れて内に1番ミアネーロ、外に10番ホーエリート。2馬身差で13番ガジュノリ。半馬身差で11番ボンドガール。2馬身半離れて2番バランスダンサー。半馬身差の最後方に5番サロニコスという隊列で進んでいく。

前半1000m58秒8と緩みのない流れで、イゾラフェリーチェがレースを引っ張る。リードは1馬身。2番手でクリスマスパレード。1馬身半離れてテリオスサラ、レイククレセントが続く。中団後方勢も差を詰めていく。逃げるイゾラフェリーチェの外からクリスマスパレードが並びかけて4コーナーから直線へと入っていく。

直線に向いて逃げたイゾラフェリーチェは苦しくなって後退。クリスマスパレードが先頭に立って抜け出していく。外からレイククレセントが懸命に追うも、差が詰まらない。外からミアネーロ、大外からボンドガールが鋭い伸び。内ラチ沿いで粘りこみを図るクリスマスパレードにミアネーロが際どく迫るものの、クビ差押し切って先頭ゴールイン。2着ミアネーロ、3着ボンドガールの順で入線した。

前走で地方川崎の関東オークスで9着に敗れていたクリスマスパレードが芝替わりで巻き返した。超のつく高速馬場の中、スムーズに2番手につけて押し切る強い内容。新馬戦、1勝クラスの水仙賞と連勝しているように中山コースも合う。秋華賞も楽に先行できるようなら楽しみだ。ミアネーロは惜しい2着。坂上からの伸びは迫力があった。一叩きされて状態アップなら本番でも面白い。ボンドガールは最後3着に上がったものの、高速決着で道中後方からでは厳しかった。

(JRA-VANより)

 

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