【レース回顧】
重賞初挑戦のレッドラディエンスが抜け出して快勝!
■レース結果
福島競馬場で行われたG3・第60回七夕賞は、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気レッドラディエンスが優勝。ハイペースの中、後方寄りを追走。4コーナーで大外に持ち出すと、力強く抜け出して快勝した。勝ち時計は1分57秒9(良)。鞍上の戸崎騎手は2016年アルバートドック、17年ゼーヴィント、21年トーラスジェミニに続く本競走4勝目、本馬を管理する友道康夫調教師は本競走初勝利を飾った。
2馬身差の2着は1番人気・松岡正海騎手騎乗のキングズパレス、クビ差の3着は8番人気・杉原誠人騎手騎乗のノッキングポイントが入った。
■レース展開・総括
バラついたスタートから9番バビットがハナに立って、1コーナーに向かう。リードは1馬身。2番手に15番セイウンプラチナ。3馬身離れて3番ボーンディスウェイが3番手。2馬身差で2番レッドランメルト。2馬身半離れて8番ダンディズム。3馬身離れて7番ノッキングポイント。3馬身差で14番フェーングロッテン。4馬身離れて4番レッドラディエンス。半馬身差で12番ダンテスヴュー。1馬身差で11番キングズパレス。1馬身差で内に6番アラタ、外に13番グレンガリー。半馬身差で10番リフレーミング。1馬身半差で5番カレンルシェルブル。1馬身差で1番ノースザワールドが最後方という隊列で進んでいく。
前半1000m通過57秒3とハイペースで、バビットがレースを引っ張る。半馬身差でセイウンプラチナが2番手。3馬身差でボーンディスウェイが3番手。後方までかなり縦長の隊列となった。3コーナーを過ぎて中団後方勢も進出を開始。バビットが先頭で4コーナーから直線へと入っていく。
直線に向いて、逃げたバビットは苦しくなって失速。レッドランメルト、ダンディズムが抜け出しにかかるが、突き放す脚がない。大外からレッドラディエンスが力強く伸びて一気に前を捕らえる。外を伸びたキングズパレスが2番手、馬群の間を伸びたノッキングポイントに浮上。レッドラディエンスが差し切って先頭ゴールイン。2着キングズパレス、3着ノッキングポイントの順で入線した。
重賞初挑戦のレッドラディエンスが直線で豪快に伸びて勝利を決めた。前が速くなって折り合いもつけやすかっただろう。2馬身差の快勝で、これから実績馬同士のレースでも楽しみになった。安定して力を発揮できるタイプで、2000mあたりの重賞で活躍できるだろう。キングズパレスも最後よく伸びて2着。荒れる印象の七夕賞ながら連対した2頭は上位2番人気以内で決まる結果となった。
(JRA-VANより)
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