2024-066 GⅠ 宝塚記念 レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

ブローザホーン、大外から突き抜けてG1初制覇!

 

■レース結果
京都競馬場で行われた第65回宝塚記念は菅原明良騎手騎乗の3番人気ブローザホーンが、後方追走も3~4コーナー途中からスパート。直線は大外から力強い末脚を繰り出し、最後はラチ沿い付近まで行って勝利を飾った。勝ち時計は2分12秒0(重)。鞍上の菅原騎手、本馬を管理する吉岡辰弥調教師ともに嬉しいG1初制覇となった。

2着は2馬身差で横山武史騎手騎乗の7番人気ソールオリエンス。3着はクビ差で横山和生騎手騎乗の5番人気ベラジオオペラ。なお、1番人気に支持されたドウデュースは6着に敗れた。
 



■レース展開・総括
スタートで出遅れはなかった。3番ベラジオオペラが押して前へ。中からは8番カラテが絡んで行き、外からは13番ルージュエヴァイユも積極的に出て行った。結局、ルージュエヴァイユが先頭に立って1コーナーをカーブした。2番手には7番プラダリアが上がった。半馬身差の3番手にカラテ。4番手にベラジオオペラ。2馬身差で中団にかけて6番ヒートオンビート、5番ディープボンド。1馬身差で9番ソールオリエンス、1番シュトルーヴェ、2番ジャスティンパレス。1馬身差で10番ローシャムパーク。さらに1馬身差で後方には11番ヤマニンサンパ、4番ドウデュース、12番ブローザホーンがかたまって追走した。

1000m通過は61秒0でスローペース。ルージュエヴァイユのリードは1馬身で、その後ろは縦に並んだ隊列。3コーナーに向かいながらローシャムパークがじんわりとポジションを上げにいった。ブローザホーンも少し押し上げ、ドウデュースが単独の最後方となった。

3~4コーナーの下りでローシャムパーク、ディープボンド、ブローザホーンが外からスパート。ジャスティンパレスはジョッキーの手綱が動きながらついていき、前はルージュエヴァイユ、プラダリアとベラジオオペラが並んで4コーナーをカーブし、直線へと向かっていった。

内側を開けて馬場の真ん中よりも外へ持ち出す馬が多い中、ドウデュースら数頭は内を突いた。しかし、伸びはひと息。ルージュエヴァイユが馬場の真ん中で粘るが、外のプラダリア、ベラジオオペラが懸命に競り合い、大外からはソールオリエンス、ブローザホーンが伸びてきた。

ブローザホーンは外ラチ付近から力強い末脚でグイグイ伸びると、ブラダリアとベラジオオペラを交わして先頭へ。その後は2馬身突き抜けて先頭でゴールに入った。2着にはソールオリエンスが上がり、3着にはプラダリアとの競り合いに勝ったベラジオオペラが入った。

あいにくの雨の影響で馬場状態は重。午後2時半前に止んだが、発走直前にまた雨が降り出し、タフなコンディションでのレースとなった。そんな中、ブローザホーンは序盤、後方で脚を溜めて後半にロングスパート。かなり大外を回っても大丈夫なトラックバイアスになったのも大きかった。8枠から終始外を回って最後は豪快に突き抜けた。

2着ソールオリエンスは23年皐月賞(重)を思い出させるような走りを披露。菊花賞(3着)以来となる好走を果たした。上位2頭に関しては道悪巧者が入線したとも言える結果となった。

(JRA-VANより)

 

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