【レース回顧】
ピューロマジックが好スタートから逃げ切り勝ち!
■レース結果
京都競馬場で行われたG3・第7回葵ステークスは、横山和生騎手騎乗の8番人気ピューロマジックが優勝。好スタートからスムーズにハナに立ち、直線では後続の追撃を寄せ付けずに逃げ切り勝ちを決めた。勝ち時計は1分7秒1(良)。鞍上の横山和生騎手、本馬を管理する安田翔伍調教師ともに本競走初勝利を飾った。
1馬身4分の1差の2着は7番人気・松若風馬騎手騎乗のペアポルックス、ハナ差の3着は6番人気・和田竜二騎手騎乗のナナオが入った。なお、1番人気に推された藤岡佑介騎手騎乗のエトヴプレは直線で伸び切れず、4着に敗れている。
■レース展開・総括
バラついたスタートで18番カルチャーデイ、4番ニコラウスが出遅れて後方から。好スタートを決めた17番ピューロマジックが内へ切れ込みながらハナに立つ。リードは2馬身。2番手に13番ペアポルックス。半馬身差で14番ナナオ。半馬身差の内に6番オーキッドロマンス、外に15番クリスアーサー。1馬身差で7番ジョーローリットと8番モズトキキ。1馬身差で内に10番エトヴプレ、外に12番シカゴスティング。1馬身差の内に2番モンシュマン、外に16番エリカカリーナ。1馬身差で11番エポックヴィーナス。1馬身半離れて1番ナムラアトム。半馬身差で5番アスクワンタイム。2馬身差で9番アウェイキング。半馬身差で4番ニコラウス。1馬身半差で3番ガロンヌ。4馬身離れた最後方に18番カルチャーデイという隊列で進んでいく。
前半600m33秒2と速めの流れで、ピューロマジックがレースを引っ張る。リードは1馬身。2番手ペアポルックス。2馬身離れてナナオが3番手。中団後方勢もスパートを開始。逃げるピューロマジックの外からペアポルックスが並びかけて、4コーナーから直線へと入っていく。
直線に向いて、ピューロマジックとペアポルックスが並走状態から内ラチ沿いのピューロマジックがもう一伸びして逃げ切り態勢に入る。外からナナオが伸びて、2番手争いに浮上。エトヴプレは内ラチ沿いに進路を取るものの、じりじりとした伸び。最後までしっかり脚を使ったピューロマジックが逃げ切って先頭ゴールイン。2着ペアポルックス、ハナ差の3着にナナオ。ナナオから1馬身離れた4着にエトヴプレが入った。
好スタートを決めたピューロマジックがスムーズにハナに立って逃げ切り勝ち。前半600m33秒2、後半600m33秒9でまとめられては後続の出番はなかった。速い時計が出る馬場が味方したのは確かだが、スピード能力はかなりのもので、スプリント戦線で今後も活躍できるだろう。先行した3頭がそのまま上位を占める、いわゆる「行った行った」の展開となったが、4着に敗れたエトヴプレはレース前半の行きっぷりがいまひとつだった。能力の高さは間違いなく、次走の巻き返しに期待したい。
(JRA-VANより)
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